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この授業は、社会文化学科の基礎科目として位置づけられており、民俗学の基本的な考え方やものの見方を学ぶことを目的としています。民俗学とは、長い時間をかけて人から人へと伝えられてきた暮らしの歴史や、名もなき人々の生き方の変遷を研究する学問です。授業では、日本各地の民俗事象や沖縄の事例を紹介しながら、民俗学の知識を広く浅く学びます。高校までに学んだ日本史を土台に、民衆の生活から歴史を捉える視点を養うことが期待されています。
到達目標は三つあります。①民俗学の基本的な知識と考え方を身につけること、②学術用語や概念を端的に説明できるようになること、③自分の日常生活の中から民俗事象を見出せるようになることです。
この授業を通じて、民俗学の基礎を理解し、日常生活の中にある文化の意味を考える力を養うことができます。

