沖縄県の百年
沖縄が近代以降に経験した激動の100年を、政治・社会・経済・文化の多角的視点から描いた通史的概説書です。琉球処分、近代化と日本国家への統合、沖縄戦、米軍統治、復帰運動、復帰後の社会変容までを平易に整理し、地域社会の変化と人々の生活像を具体的に示します。豊富な写真や資料を用い、沖縄近現代史の流れを一冊で俯瞰できる入門書として位置づけられています。
くずし字用例辞典
古文書を読む際に障害となる「くずし字」を、代表的な用例とともに体系的に示した実用的辞典です。ひらがな・カタカナ・漢字のくずし方を多様な史料から採録し、文字の形の変化や読みの手がかりを視覚的に理解できるよう構成されています。初学者から研究者まで、古文書解読の基礎力を身につけるための手引きとして有用な一冊です。
大学で学ぶ沖縄の歴史
最新研究を踏まえて沖縄史を体系的に学べるよう構成された大学向けテキストです。先史・古琉球・近世・近代・現代までを通史的に整理しつつ、政治・社会・文化・国際関係など多様な視点を取り入れ、沖縄史の特徴と変化を立体的に理解できるよう工夫されています。各章は専門研究者が執筆し、図版やコラムも充実しており、基礎知識の習得から学術的議論への橋渡しとなる一冊です。
日本の時代史18 琉球・沖縄史の世界
琉球・沖縄の歴史を、東アジア海域との関係を軸に通史的に描いた一冊です。古代の交流から琉球王国の成立、明清との朝貢、薩摩支配、近代国家への組み込み、戦争と占領、戦後の社会変容までを多角的に論じています。とくに、海域ネットワークの中で形成された琉球の政治・文化の独自性を強調し、地域社会の構造や人々の生活世界を丁寧に描き出しています。琉球・沖縄史を広い視野で理解するための入門書となっています。
沖縄県史 各論編 第5~9巻
近世以降から現代に至る沖縄の歴史を、政治・社会・文化・国際関係など多角的視点から体系化した大部の学術シリーズです。第5巻は近代化と日本国家との関係、第6巻は戦前社会と植民地的統治、第7巻は沖縄戦の実態、第8巻は戦後の米軍統治と復帰過程、第9巻は復帰後の社会変動と文化を扱います。豊富な史料と最新研究を踏まえ、沖縄近現代史の全体像を総合的に示した基礎資料群です。
世界史なんていらない?
2006年の世界史未履修問題を契機に、世界史教育の必要性とその意義を問い直す内容であり、世界史が「暗記科目」として敬遠されがちな背景を分析し、日本社会の歴史意識が国際的に孤立しつつある危険性を指摘します。世界史を学ぶことがグローバル化する現代に対応するために不可欠であると論じます。また、知識伝達ではなく「知識の成長」を促す授業のあり方や、主体的に考える学びの重要性を提案しています。