産業総合研究所は、国際的・総合的視点から、産業に関する理論的・実証的研究を行い、学術の振興並びに産業社会の発展に寄与する目的で、1991年4月に設置されました。所員(本学教員)の他、産業・経済界、行政官庁さらに国内外の大学・研究所等から専門家の方々に特別研究員を委嘱しており、地理的・歴史的・文化的特質を有する沖縄県の産業経済の自立的発展を展望しながら、地域を越えて広く産・官・学の多様な研究人材と情報ネットワークを構築して、国際的広がりで学術的共同研究を推進すべく努めています。当研究所は、沖縄地域における唯一の総合的産業研究を行なう機関として、独自の目的と役割を担っていることを自負すると共に、今後とも、多様な研究人材がオープンに参加し学際的共同研究を通じて、地域産業社会の振興に貢献できる研究所を目指していきたいと考えています。