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公開講座刊行本詳細

公開講座シリーズ№26 「しまくとぅばルネサンス」

公開講座シリーズ
№26
しまくとぅばルネサンス
琉球諸島(奄美沖縄地域)における伝統的な言語が消滅の危機に瀕し、それらをいかに受け継ぎ、後世に伝えていくかが喫緊の課題となっている。沖縄県では2006年に「しまくとぅばの日」が条例化されており、またユネスコが2009年に「奄美語」「国頭語」「沖縄語」「宮古語」「八重山語」「与那国語」を「危機言語」に指定して継承への取組を促すなど、保存継承活動が活発にはなってきているが、実際に効果が上がっているかどうかは不明な部分が多い。
「しまくとぅば」あるいは「地域語」をめぐる現状と課題について、「言語」の視点のみならず、「芸能」「文学」「教育」「文化交流」といった様々な分野から考察を行う。さらに、琉球の地域は勿論のこと、台湾、香港など「地域語」と「中央語」との対立構造がある他の地域における現状も紹介し、琉球における言語復興運動(しまくとぅばルネサンス)に活かしていく方法を模索したい。

「しまくとぅばルネサンス」目次
タイトル著者名
琉球文とシマ言葉 -言語文化の視点から継承について考える-狩俣 恵一
しまくとぅばと学校教育田場 裕規
ベッテルハイムと『琉英辞書』漢語兼本  敏
沖縄を描く言葉の探求 -沖縄近代文学と「しまくとぅば」村上 陽子
崎山多美の文体戦略 -「シマコトバでカチャーシー」を切り口に-黒澤 亜里子
香港における言語状況 -トライグロシアへの軌跡と課題-李 イニッド
琉球語の表記について -「沖縄語」を中心に-仲原  穣
琉球民謡に見るしまくとぅばの表現西岡  敏
「しまくとぅば」の現状と保存・継承の取り組み -沖縄奥武方言を中心に-中本  謙
南琉球におけるしまくとぅばの現状 -多良間島を中心に-下地 賀代子
「うちなーやまとぅぐち」から「しまくとぅばルネッサンス」を考える大城 朋子
-言語教育の視点から-
現代台湾における原住民語復興への取り組み石垣  直
-その歴史的経緯・実践と沖縄「しまくとぅば復興」への提言-
なぜ琉球方言を研究するか狩俣 繁久


発行:2017年3月31日
編集:沖縄国際大学公開講座委員会
発売元:編集工房東洋企画
定価:1,500円+消費税
ISBN:978-4-905412-70-0