公開講座シリーズ№26 「しまくとぅばルネサンス」
公開講座シリーズ
しまくとぅばルネサンス
「しまくとぅば」あるいは「地域語」をめぐる現状と課題について、「言語」の視点のみならず、「芸能」「文学」「教育」「文化交流」といった様々な分野から考察を行う。さらに、琉球の地域は勿論のこと、台湾、香港など「地域語」と「中央語」との対立構造がある他の地域における現状も紹介し、琉球における言語復興運動(しまくとぅばルネサンス)に活かしていく方法を模索したい。
タイトル | 著者名 |
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琉球文とシマ言葉 -言語文化の視点から継承について考える- | 狩俣 恵一 |
しまくとぅばと学校教育 | 田場 裕規 |
ベッテルハイムと『琉英辞書』漢語 | 兼本 敏 |
沖縄を描く言葉の探求 -沖縄近代文学と「しまくとぅば」 | 村上 陽子 |
崎山多美の文体戦略 -「シマコトバでカチャーシー」を切り口に- | 黒澤 亜里子 |
香港における言語状況 -トライグロシアへの軌跡と課題- | 李 イニッド |
琉球語の表記について -「沖縄語」を中心に- | 仲原 穣 |
琉球民謡に見るしまくとぅばの表現 | 西岡 敏 |
「しまくとぅば」の現状と保存・継承の取り組み -沖縄奥武方言を中心に- | 中本 謙 |
南琉球におけるしまくとぅばの現状 -多良間島を中心に- | 下地 賀代子 |
「うちなーやまとぅぐち」から「しまくとぅばルネッサンス」を考える | 大城 朋子 |
-言語教育の視点から- | |
現代台湾における原住民語復興への取り組み | 石垣 直 |
-その歴史的経緯・実践と沖縄「しまくとぅば復興」への提言- | |
なぜ琉球方言を研究するか | 狩俣 繁久 |
発行:2017年3月31日
編集:沖縄国際大学公開講座委員会
発売元:編集工房東洋企画
定価:1,500円+消費税
ISBN:978-4-905412-70-0