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第1回「小規模島嶼における考古学調査の意義」
開 催 報 告
2024年度 うまんちゅ定例講座
第1回「小規模島嶼における考古学調査の意義」
を
下記の通り開催いたしました。
■担当講師:新里 貴之(総合文化学部 社会文化学科 准教授)
■日 時:2024年6月1日(土)14:00~16:00
■場 所:沖縄国際大学 3号館 3-203教室
■受講者数:60名
✿講座概要✿
一般的に、小さな島というのは資源が貧弱で、人類は生産性という生業手段を持たない限り、生存が困難であるとされる。しかし琉球列島には、日本列島と同様に、約4万年前近くから生活してきた痕跡が確認されている。農耕が開始されたのは約千年前であり、琉球史の大半は、島の資源を持続的に利用した狩猟採集社会であった。
近年、発掘調査を実施している普天満宮洞穴遺跡の成果をもとに、琉球列島の旧石器時代(後期更新世)の概要と課題を述べた。
✿受講者の皆さまからのご感想(一部を抜粋してご紹介します)✿
●「約36000年前の時代に琉球列島では人類が何をしていたのか、他の地域とは違う小規模島嶼ならではの特徴が聞けて面白かったです。」
●「旧石器時代の新しい調査成果を知れ、沖縄の旧石器時代の様相が少しずつみえてきている事、すごく楽しくわくわくしました。」
●「新しい知識が得られ、考古学に興味がわいた。」
ご受講いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
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