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公開講座

第5回「沖縄県における金融の変遷」

開 催 報 告

2022年度 うまんちゅ定例講座
第5回「沖縄県における金融の変遷」下記の通り開催いたしました。

■担当講師:安藤 由美(経済学部 経済学科 准教授)
■日  時:2022年8月27日(土)14:00~16:00
■場  所:沖縄国際大学 3号館 3-304教室
■受講者数:30名

✿講座概要✿
 第二次世界大戦後、沖縄県は米軍統治時代を経て1972年に本土復帰しました。
 使用通貨はB円からドル、ドルから円へと切り替えられ、ドルから円へ切り替わる直前にドル下落が発生しましたが、政府の補填により個人保有の現金は1ドル360円で交換されました。
 戦後から1972年頃までの日本は高度成長期で、雇用が拡大し所得も大幅に増加し、円が戦前から使用され続けていたため、国民の円・金融に対する信頼は厚く、貯蓄も増え続けました。
 本講座では、米軍統治や本土復帰という大きな土台変更の中、金融活動がどのように行われ、沖縄県民に提供されたのか、また、金融の歴史は現在の沖縄金融にどのような影響を与えているのか、について探求しました。

2022年度第5回 開催報告

✿受講者の皆さまからのご感想(一部を抜粋してご紹介します)✿
●「初心者でも理解できる話でした。これを機会に少し勉強してみたいと思いました。」
●「沖縄の金融の歴史的背景を知ることができ、とても勉強になった。」
●「復帰50年の金融機関の統廃合による名前の変遷等の概要がわかり易くまとめられてアンヤタンと思いました。」
●「学ぶこと、調べる事、知的興味を大いに触発された。」


ご受講いただきました皆さま、誠にありがとうございました。