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公開講座

第7回「集団的労使関係法の現代的役割と可能性」

開 催 報 告

2025年度 うまんちゅ定例講座
第7回「集団的労使関係法の現代的役割と可能性」下記の通り開催いたしました。

■担当講師:松井 有美(法学部 法律学科 准教授)
■日  時:2025年9月13日(土)14:00~16:00
■場  所:沖縄国際大学 13号館 13-302教室
■受講者数:9名

✿講座概要✿
 労働組合法を中心とする集団的労使関係法は、企業別組合を主軸に発展してきたと指摘されます。しかし、現代の働き方の多様化や、企業の枠組みを超えて中小企業労働者・非正規労働者・外国人労働者などを組織する合同労組(コミュニティ・ユニオン)の活動の活発化により、集団的労使関係法のあり方は変化を迫られています。
 本講座では、推定組織率の低下が続く現状を踏まえ、集団的労使関係法の現代的役割を再評価し、その可能性について検討しました。









✿受講者の皆さまからのご感想(一部を抜粋してご紹介します)✿
●「米軍基地の従業員の法律的な地位などを知ることができ、大変勉強になりました。「Uber Japan」の件など、新たな業種での法整備に関心をもちました。ありがとうございました。」
●「求人票の36協定についてはじめて知りました。なにも知らずに働いていたんだと。」
●「もし、労働者への労働法の教育が企業に対して義務としたら社会はどのように変化するのかな?学ぶことに縁がなかった人々(労働者)の生活の質や、子の世代の生活が変化するのかも、そうなればいいなと思いました。」


ご受講いただきました皆さま、誠にありがとうございました。