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公開講座

公開講座刊行本詳細

公開講座シリーズ№31 「人権2021」

公開講座シリーズ
人権2021

いま、人権はどうなっている?
2021年は、コロナ禍で国内における人権問題が顕在化し、他方、世界における人権の後退と言われる状況が進んだ年であった。
今年度の「うまんちゅ定例講座」は、「人権のいま」を、多様な分野の研究者が、それぞれの視点から説いた。
本書には、LGBTQの権利、沖縄における子どもの貧困から、世界規模の人権保障まで、あるいは、「動物の権利」の考察から新型コロナウイルス禍における人権問題まで、多くの論考を集めた。

「人権2021」目次
タイトル著者名
生存権保障の今日的意義 ―生活保護の保護基準引き下げをめぐる裁判例の検討井村 真己
学習権の保障と教育の自由 ―教育施策の歴史的変遷を辿って―野見 収
SDGs/ESG時代における企業法と沖縄経済特区伊達 竜太郎
同性パートナーシップ制度・同性婚と生命保険清水 太郎
チビチリガマと子どもの人権の“間”小西 由浩
新型コロナウイルス禍と人権西迫 大祐
人権の国際的な保障比屋定 泰治
屋良朝苗と復帰運動野添 文彬
司法へのアクセス権の保障と人権 ―民事裁判のIT化がもたらすもの―上江洲 純子
動物倫理をめぐる三つの立場 ―種差別批判とその問題点―村井 忠康


発行:2022年3月31日
編集:沖縄国際大学公開講座委員会
販売元:編集工房東洋企画
定価:1,500円+消費税
ISBN:978-4-909647-39-9