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企業システム学科 Department of Business Administration

ビジネスを科学する!

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  • 企業活動、ビジネスに焦点をあてた実学志向の教育
  • 高度情報化社会、国際化時代に対応したカリキュラム
  • マーケティング、経営、会計を専門的、体系的に学べるコース制の導入
  • 資格取得にリンクした講義内容

概要

 高校生の皆さんから,「企業システム学科って,どんなことを勉強する学科なのかよく分からない」 という質問を受けます。そこで,皆さんもよく知っているマックを例にとって, 企業システム学科で学ぶいくつかを具体的に紹介しましょう。
マックで売ってるモノ?
 ハンバーガー,ポテト,ナゲット,サラダ,コカ・コーラ……。 そんな答えじゃ,当たり前すぎます。よ~く考えてみて下さい。高校生の皆さんは, 一人ではマックには行きませんよね。友達と一緒に行って,わいわいおしゃべりしていませんか。 ところが,忙しそうなサラリーマンは一人で来て,食事が終わるとすぐに店を出て行く。 高校生の君たちと超多忙なサラリーマンとでは,マックに求めているモノが違います。これがヒント。 もう分かったかな?

どこで食べてもおいしい。これって,よく考えるとスゴイ!
 東京の銀座三越にマック1号店をオープンしたのが1971年。その後,1976年に100号店, 1979年には200 号店と,お店はどんどん増えていき,1999年には何と3,000号店を出店! 沖縄にだって45店あります。だけど,どのお店で食べても,マックのハンバーガーは いつもおいしい。これって,よく考えるとすごくありません? どこで食べても同じおいしさ。常に「品質」を大事にするマックですが,おいしさを維持する ヒミツって何だろう?

ハンバーガーの値段って,どうやって決まる?
 日本にマックができた1971年,ハンバーガーの値段は1個80円でした。 1973年に100円,1974年に150円, 1983年に200円と,少しずつ高くなっていきましたが, 1995年に130円バーガーを販売,業界に大きな衝撃を与えました。今でもハンバーガーは100円です。 こんなに値下げして,ホントに大丈夫? 普通はそう思います。だけど,まったく問題ありません。なぜなら,ハンバーガーの値段にも, ちゃんとした理由があるからです。その理由って何だろう?

 ちょっと意地悪ですが,このサイトのどこを探しても答えはありません。 企業システム学科のキーワードは,ビジネスを科学する! 以上の①から③のような疑問をトコトン考えることによって,ダイナミックに変動する現代の ビジネス社会で必要とされる知識や技術を習得し,センスを磨きます。 皆さんも企業システム学科で,①から③の答えを探してみませんか!

カリキュラム

Marketing マーケティングコース
 マーケティングと流通の観点から、企業と産業の急激な変化の実態に迫ります。また、高度情報化社会、生活者優先、環境保全などの市場環境の中で、グローバルなレベルで市場創造が図れる人材の養成を目指します。つまり、生活者の夢を実現するという市場創造のチャレンジングな課題に立ち向かえるような実践的能力を育成します。

・マーケティング総論 ・マーケティング演習 ・日本流通論 ・マーケティング情報処理Ⅰ・Ⅱ ・グローバル・マーケティング総論 ・グローバル・マーケティング演習 ・消費者行動概論 ・消費者行動演習 ・グローバル観光ビジネス ・販売管理論 ・市場調査総論 ・市場調査演習 ・マーケティング特別講義 ・貿易ビジネス論 ・グローバル流通論 ・サービス・マーケティング ・ソーシャル・マーケティング ・広告論 ・セールス・プロモーション ・中小企業マーケティング ・マーケティング英語 ・アジア消費・流通論 ・アジアの企業と文化 ・観光マーケティング


Mnagement 経営コース
 企業経営の諸問題を理論的・実践的・学際的に学び、国際化・情報化にも対応できる人材の育成を目指します。組織内の問題点を発見し、提案し、解決する能力、応用力、管理能力を有し、組織の中で活躍できる人材を養成します。また、自らビジネスを起こし、挑戦していく起業家精神と能力に富む人材を養成します。

・経営管理論Ⅰ・Ⅱ ・人的資源管理論Ⅰ・Ⅱ ・マーケティング総論 ・グローバル・マーケティング総論 ・経営情報処理Ⅰ・Ⅱ ・オフィス・マネジメントⅠ・Ⅱ ・企業者史 ・経営学特別講義 ・比較経営論Ⅰ・Ⅱ ・中小企業診断Ⅰ・Ⅱ ・国際経営論Ⅰ・Ⅱ ・経営戦略論Ⅰ・Ⅱ ・ビジネスプレゼンテーション ・ベンチャー経営論Ⅰ・Ⅱ ・マーケティング英語 ・国際関係論 ・中小企業経営論


Accounting 会計コース
 会計専門家としてビジネスの各分野で活躍できるよう技術的。実践的能力を育成します。また、企業の経理および財務担当者の他、商業化教員、国税専務官、税理士、公認会計士など幅広い分野での人材養成を目指します。さらに、企業の経済活動の計数化、会計情報、管理システムなどの理解を通じて、会計的側面から企業活動を把握し、経営に役立てることのできるような人材を養成します。

・簿記演習Ⅱ ・英文簿記・会計 ・会計学Ⅰ・Ⅱ ・コンピュータ会計 ・工業簿記Ⅰ・Ⅱ ・会計学特別講義 ・原価計算Ⅰ・Ⅱ ・財務会計Ⅰ・Ⅱ ・資金会計 ・業績管理会計 ・戦略管理会計 ・経営分析 ・経営分析演習 ・非営利会計 ・会計監査 ・税法 ・税務会計

Q&A

よくある質問

企業システム学科ではどのようなことを学ぶのですか?

 IT革命やグローバリゼイションの進展など、企業活動・ビジネスをめぐる環境は著しく変化しています。企業システム学科では、このように激動するビジネス社会で必要とされる実践的な知識や技術を「マーケティング」「経営」「会計」の3分野を柱に専門的・体系的に学びます。
 企業システム学科では、現実の企業活動・ビジネスに直結した実践的な学問を中心としたカリキュラムが編成されています。そのため、大学で学んだことが、そのまま就職しても活かせるところに企業システム学科の強みがあります。

カリキュラムにはどのような特色がありますか?

 マーケティング分野、経営分野および会計分野の総合的な理解を得ることができ、また、特定の分野について専門的な深い理解を得ることも可能なカリキュラムが編成されています。つまり、ビジネスのゼネラリストとして最低限必要な知識を習得する科目の上に、各コース(マーケティング・経営・会計)のスペシャリストとして望まれる高度な専門科目が配置されています。
 また、高度情報化社会・国際化時代に適応できるように、各コースの専門科目内にマルティメディア社会に対応する科目(「マーケティング情報処理」「経営情報処理」「コンピュータ会計」)と、グローバル社会に対応する科目(「マーケティング英語」「グローバル・マーケティング」「国際経営論」「英文簿記・会計」)を設置しました。
 さらに、社会の第一線で活躍している企業人が講義する科目(「ビジネス特別講義」)を設け、また、教室では得られない実践的な知識・技能を習得できるように、体験学習として企業実習(「インターンシップ」)を実施します。

企業システム学科では、どのような免許・資格が取得できますか?

 企業システム学科では、高等学校教諭一種免許(商業)、高等学校教諭一種免許(公民)、中学校教諭一種免許(社会)、図書館司書資格、学校図書館司書教諭資格、博物館学芸員資格の課程を設置しています。
 また、講義科目と連動して、日商販売士検定日商簿記検定BATIC(国際会計検定)、日本ビジネス・コンピューティング、日商文書技能検定、パーソナルコンピュータ利用技術者試験、中小企業診断士税理士、公認会計士などの資格取得支援を行っていきます。

卒業後、どのような進路が考えられますか?

【主な就職先 -実績- 】
[電気]
 沖縄電力
[金融・保険業]
 琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行、沖縄県労働金庫、大同火災海上保険
[卸売・小売り]
 リウボウインダストリー、サンエー、琉球ジャスコ
 沖縄ベスト電器、沖縄ファミリーマート、トヨタカローラ沖縄
[建設業・運輸業・製造業]
 金秀建設、日本トランスオーシャン航空、琉球セメント
[サービス業その他]
 ザ・テラスホテルズ・税理士・会計事務所
[公務員関係]
 中学校・高等学校(教員・学校事務)、沖縄県庁・市町村役場

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