
ビジネスの現場で今起こっていることを題材に、ビジネスに必要な実践的な知識や技術を専門的・体系的に学びます。大学で学んだことをそのまま就職しても活かすことができ、また、講義内容が資格取得にリンクしているため、数多くの資格を取得することも可能です。

企業システム学科
鵜池 幸雄 教授
企業システム学科では、企業経営に必要となる知識やビジネス・スキルについて、専門的に学びます。
企業経営に必要な知識を、総合的かつバランス良く学習できるように、カリキュラムを用意しています。将来の夢や興味によって、より深く学ぶことができるように、2年次から勉強したい内容によりコースを選びます。
コースは、企業活動に必要な分野に応じてマーケティング、経営、会計という3つに分れています。
ビジネスのゼネラリストとして必要な基礎知識を習得するとともに、コースごとに勉強することで、スペシャリストとしての高度な専門知識を身に付けることを目指しています。
より実務に近い知識を身に付けるため、県内で活躍する実務家を含む各分野の専門家による多彩な授業を用意しています。さらに、産学協力会に加盟している企業と一緒に課題の解決を目指す共同プロジェクトも行っています。
旧商学科を含む、卒業生の多くが県内ビジネス界で活躍しており、その人的ネットワークも魅力です。
マーケティングの現場では商品発想力、企画力、コミュニケーション力などが必要とされます。現場で役に立つ調査分析手法や基礎的・実践的知識を学び、創造的戦略の設計能力を養成します。「中小企業診断士」「マーケティング・リサーチャー」「ベンチャー起業家」「経営者」「商業科教員」などビジネス最前線で活躍する人材を育成します。
(1)経営感覚を身につけて既存の組織(企業や官公庁など)に入って活躍できる人材、(2)既存の組織に入るのではなく、起業家精神をもって自らビジネスを起こす人材を育成します。また、上記の(1)と(2)に共通して必要な経営情報処理能力を養成します。
会計数値を作り出す仕組みやその利用方法を学ぶことによって、企業の本当の姿をつかむ力、企業を管理する力、企業活動の先を読む力を養います。企業の経理・財務担当者の他、商業科教員、国税専門官、税理士・公認会計士など、幅広い分野で活躍できる人材を育成します。
企業システム学科 4年次
赤嶺 由莉
北中城高校出身
私達が普段何気なく購入している、あらゆる商品。その「商品」が店頭に並ぶまでの物流システムや、買う側の購買意欲を高め、その商品の売上をどうすれば伸ばせるのかなどを学ぶため「マーケティングコース」を選択しました。このコースは1つのテーマを掘り下げていき、その中からベストな答えを出していくので、学生間のディスカッションにも自然と力が入ります。沖国大は、自発的・積極的に行動するタイプの学生が多いので、お互いに刺激しあいながら、パワーをもらっています。
大学を選択する時には、「何を学ぶか」ということも大切ですが、沖国大は留学生も多く、またサークル活動も盛んなので、来れば必ず「何か」が得られると思います。
今現在、私もまだ将来を模索中ですが、ここで学んだことを軸に色々なことにチャレンジしていきたいと思っています。
企業システム学科 4年次
張本 佳嗣
北谷高校出身
色々な大学を検討した結果、『将来飲食店を経営したい!』という夢を持っている僕にピッタリだったのが、この学科の「経営コース」でした。このコースには、僕のように将来「起業」したいと夢を持っているクラスメイトが沢山います。そんな仲間と、勉強はもちろん、休みの日は趣味のバイクやツーリングを通して楽しい時間を過ごしています。また、沖国大はサークル活動も盛んなので、それを通して「自分のやりたい事」がみつかるかも知れません…。ここに入学して感じた事は、「ひとつの分野を深く掘り下げて学ぶことができる」というカリキュラムの素晴らしさだと思います。実際に企業で働いている人と接する機会が多いことや、ビジネスマナーを学ぶ講義もあるので将来必ず役に立つと思います。
企業システム学科 4年次
比嘉 宏美
浦添商業高校出身
マーケティングを深く学びたいと思い沖国大へ。大型商業施設のテナントでアルバイトもしています。マーケティングの知識があることで、お客様への声かけや荷物をまとめてあげることなど小さなサービスが重要だと実感。仕事や商品に対しての思いや行動の一つひとつに意味があり、価値を提供することにつながっている。マーケティングを理解するとアルバイトの中身も濃くなりますね。3年次では、コンビニでの実践型インターンシップ「学P沖縄リーグ」に参加しました。商品開発から販売促進まで、講義で得たことを実践的に挑戦!お弁当市場調査や漁獲高調査を行い、ヘルシーなメニュー構成や味付け、温めても香りがいいソースなど随所にこだわったお弁当を考案。沖縄ファミリーマート本社でのプレゼンや各店舗での呼び込みを行うなど、朝から夜までとても充実していました。講義も実践型インターンシップも、全てがいい経験です!
「マーケティング」「経営」「会計」を幅広く学ぶことも、また、特定の分野について専門的に深く学ぶことも可能なカリキュラムが編成されています。
情報社会に対応する科目(「マーケティング情報処理」「経営情報処理」「コンピュータ会計」)と、グローバル市場に対応する科目(「グローバル・マーケティング総論」「マーケティング英語」「国際関係論」「英文簿記・会計」など)を開設しています。
社会の第一線で活躍している企業人が講義する科目(「eコマース・マーケティング」「ビジネス特別講義」など)を設け、教室の中だけでは得られない実践的な知識や経験を学べます。
| 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
|---|---|---|---|---|
| 専門必修科目 | ■マーケティング入門I・II ■商業簿記I ■経営学総論I・II ■フレッシュマン・セミナー |
■基礎演習I・II |
■専門演習I・II | ■卒業論文演習I・II |
| 各コース専門選択科目 | ■商業簿記II ■簿記演習I |
■■マーケティング総論 ■マーケティング演習 ■流通総論 ■マーケティング情報処理I・II ■■グローバル・マーケティング総論 ■グローバル・マーケティング演習 ■消費者行動概論 ■消費者行動演習 ■市場調査総論 ■市場調査演習 ■販売管理論 ■商業史 ■マーケティング特別講義 ■人的資源管理論I・II ■企業者史 ■経営管理論I・II ■オフィス・マネジメント ■労働経済学 ■経営情報処理I・II ■経営学特別講義 ■会計学I・II ■コンピュータ会計 ■簿記演習II ■英文簿記・会計 ■工業簿記I・II ■会計学特別講義 |
■アジアの企業と文化 ■■マーケティング英語 ■サービス・マーケティング ■■eコマース・マーケティング ■広告論 ■セールス・プロモーション ■ソーシャル・マーケティング ■小売流通論I・II ■流通政策論 ■国際関係論 ■中小企業経営論 ■比較経営論I・II ■中小企業診断I・II ■国際経営論I・II ■ベンチャー経営論I・II ■経営戦略論 ■ビジネスプレゼンテーション ■財務会計I・II ■資金会計 ■原価計算I・II ■戦略管理会計 ■業績管理会計 ■経営分析 ■経営分析演習 ■税法 ■税務会計 ■会計監査 ■非営利会計 |
|
| 専門選択科目 | ■経済原論I・II ■情報概論 ■情報リテラシー演習I |
■プログラミング演習A・B ■データベース ■経営数学 ■外書講読 ■ビジネス実務総論 ■インターンシップI・II ■ビジネス特別講義 |
■民法 ■商法 ■会社法 ■国際経済学 |
■3コース共通 ■マーケティングコース ■経営コース ■会計コース
共通科目 24単位以上 ※英語4単位を含む
専門必修科目 26単位
自コース専門選択科目及び他コース専門選択科目 60単位
合計 124単位以上 ※計110単位を含む
「消費者が望んでいる商品を、生産者から消費者に届ける企業活動」を「マーケティング」といいます。本講義では、消費者の為にどのような商品を作ればよいのか、商品を届けるためにはどのような流通経路を構築すべきかなどを、県内企業の事例を交えて解説します。
わが国の企業は積極的に海外市場へ投資し、商品開発・生産・販売活動を行っています。「グローバル・マーケティング総論」では、海外市場環境や顧客ニーズ、ビジネスの仕組みなど海外市場を読む力を実践的に養い、海外進出・展開戦略を事例を通して考えます。
ビジネスに国境がないように、簿記・会計の世界でも徐々に国境がなくなりつつあります。国境がなくなった時、世界標準の決算書は英語で作成されます。「英文簿記・会計」では、簿記一巡の手続を英語で行えるように、国際会計検定の取得も目指します。
「リスクを恐れず新しい領域に挑戦する若い企業」をベンチャー企業といい、県内には、地域の資源や自然を活かした特色のあるベンチャー企業が数多く生まれ、成長しています。「ベンチャー経営論」では、県内のベンチャー企業を受講生とともに調査・研究します。


ゼミナールとは、担当教員と10人から20人前後の学生で構成される、少人数の授業形態のことをいいます。
1年次でビジネスの基礎科目を学んだ後、2年次に進級する際、コースの選択を行います。
2年次では、「マーケティング」「経営」「会計」の中から選択したコースの「基礎演習I・II」を履修し、主として専攻する分野の基礎理論を学びます。
3年次のゼミナール(専門演習I・II)では、ゼミの担当教員との密接なコミュニケーションを通じて、専攻する分野のより専門的な知識・理論・技術を習得します。
4年次のゼミナールでは、各自のテーマに基づき卒業論文をまとめます。
鵜池ゼミでは、会計の知識を基に、財務諸表などを使った企業分析や資金繰りの基礎・作り方などを学んでいます。財務諸表を使った企業分析では、財務諸表の数値から読み取れる会社の財政状態や経営成績について詳しく学んでいます。資金繰りでは資金の収支バランスについて把握したりしています。先生の専門分野である財務会計が中心となったゼミ内容になっています。難しそうな分野ではありますが、先生がわかりやすく教えてくれます。ゼミ生もみんな積極的で楽しく授業をしています。就職しても必要な知識が豊富にあり役に立つゼミだと思います。(ゼミ生:玉城恵理香)
鵜池 幸雄 教授
専門分野:財務会計
担当科目:財務会計、資金会計、商業簿記I・II、専門演習、卒業論文演習など
株式会社リウボウインダストリー
眞喜志 里衣未
企業システム学科(2010年度卒業)
名護高校出身
偶然目にしたパンフレットの「起業する人材育成」という言葉に惹かれオープンキャンパスに参加したのがきっかけです。初めて触れた「マーケティング」はとても魅力的でいつの間にか「もっと知りたい!」「もっと学びたい!」と夢中になりました。
商業簿記や経営のしくみ、マーケティングの基礎など2年次からのコース選択に向けてあらゆる分野を学んでいました。また大学では自分で時間割が組めるので他学科の講義も積極的に受講。私はマーケティングコースに進み、企業分析や気になることをアンケート調査しデータ分析をする市場調査を主に取り組みました。またゼミでの社会人協同プロジェクトや就職活動で出会った企業の方々との会話を通して自分にはない考え方や新しい世界を知ることができました。
県内での新たなブランドの誘致や企画をしたいと考え、小売業・メーカーを中心に就職活動し、現在の会社に決定しました。今は洋品雑貨売場に配属され、お客様の求めているサービスに応えられるよう1つひとつ丁寧にこなすことを心がけています。売れ筋や在庫数はもちろんですが、今季の流行も把握することが良い接客につながるので常に情報を得られるように意識しています。

所定の科目を履修することによって、以下の免許や資格が取得できます。
また、講義科目と連動して、下記の資格取得に役立つ科目を提供しています。
資格を取得することによって、専門職に就くことができます。
沖縄電力
琉球銀行、沖縄海邦銀行、大同火災海上保険、日本生命保険相互会社、明治安田生命保険相互会社、沖縄銀行、沖縄県労働金庫、郵便局(株)
リウボウインダストリー、イオン琉球、沖縄ファミリーマート、サンエー、トヨタカローラ沖縄
金秀建設、琉球セメント、全日空、日本トランスオーシャン航空
ザ・テラスホテルズ、ルネッサンスリゾートオキナワ、税理士・会計事務所、沖縄セルラー電話
中学校・高等学校(教員・学校事務)、沖縄県庁、市町村役場
企業システム学科ではビジネスにかかわる知識・技術そして理論を学びます。たとえば、私が担当する講義、それに関連する資格に「簿記」があります。企業が生き残るためには、利益を出す必要があり、この利益を計算するためには、簿記が必要となります。簿記や簿記を利用して作成する決算書が理解できないと困るため、会社で働きながら簿記の勉強をする人も多くいます。簿記の能力を身に付けることは、ビジネスでとても重要なことであり、簿記の資格を持つことは、企業人としての基礎的な知識・技術を修得している一つの証となる訳です。
資格を取るだけでは十分ではありません。ビジネスは常に変化します。簿記をはじめとした知識や技術を修得することは重要ですが、これだけで時代や環境の変化についていくことはできません。たとえ今日成功したからと言って、明日もうまく行くとは限らないのです。そこで、成功・失敗の原因を探り、生き残りをかけ、いかにビジネスを進化させるかを考える必要があります。そのために必要となるのが「理論」になるのです。