協定に基づき、「沖縄の航空事業と地域振興」(産業情報学科専門科目)と題した寄付講座をとして行っています。
地理的特性から急速に発展してきた沖縄の航空産業は、国際航空貨物基地や航空整備事業の立ち上げ等の地域振興を推進してきましたが、コロナ禍や離島県ならではの課題等も散見されます。そうした現状・課題を把握し、航空産業の学びを通してグローバル・地域の視点で地方創生・地域活性化を担う人材育成を目的としています。
本講座では、
1)航空産業の基礎的な知識を習得・理解する(専門性)
2)航空産業による地域振興をグローバル・地域の視点から捉えられるようになること(地域性・国際性)
3)沖縄の航空産業における地域振興策や課題を発見し、その解決に向けて提案することができる(コミュニケーション・スキル、問題解決力)の3つを到達目標として、JTA・RACで第一線で活躍する方々に講義して頂いています。
➢講義に関する詳細・シラバスはこちら
講義では、離島県ならではの航空事情や課題や運航のしくみや整備に至る様々な航空産業の実務だけでなく、沖縄の観光戦略等にも触れ、課題発見・解決に向けての提案も行います。
また、那覇空港を実際に見学することで実際に航空業界で働く現場を体感できます。
本寄付講座は、産業情報学科専門科目として開講していますが、広く全学にも開かれ(自由選択)航空産業に興味のある他学科の学生も履修しています。
講義を通して「航空業界を目指したい」「航空産業について、もっと深く学びたい」と感じた学生有志による航空研究会も立ち上がり、精力的に活動しています。