文字サイズ

沖縄国際大学ガバナンスコード

制定の背景

学校法人制度を定める私立学校法はこれまで時代の要請に合わせて法改正を重ねてきました。文部科学省「学校法人ガバナンス改革会議」では学校法人に対して実効性のある措置やより適切なガバナンスを発揮するための改革が必要であるとの提言がなされました。私立学校法の改正及び学校法人ガバナンス改革会議の提言を踏まえ「学校法人沖縄国際大学ガバナンス・コード」を制定します。

【第 2 版】について
令和 5 年 4 月 26 日に私立学校法が改正され、併せて本学寄附行為が令和 7 年 4 月 1 日に施行されましたので、学校法人沖縄国際大学ガバナンス・コード第 2 版として制定します。

制定の目的・意義

(1)学校法人沖縄国際大学(以下、本学という)は、主体性を重んじ公共性を高める自律的なガバナンスを確保し、併せて経営を強化し、より強固な経営基盤に支えられた、時代の変化に対応した大学づくりを目指していきます。

(2)本学は、高い公共性を有する学校の運営主体としての社会的責任を十分に果たすことができるよう、新たな公益法人制度や社会福祉法人制度等の改革の状況を踏まえ、これらの公益的な法人と同程度の運営の適正と透明性を確保し、社会から信頼され、支えられるに足る、これまで以上に公共性を備えた存在であり続けます。

(3)本学は、学生・保護者・教職員はもとより、卒業生や地域·社会などの多様な期待を寄せる関係者に支えられる存在であることから、幅広く学内外の声に耳を傾けながら使命を全うすることを通じて、高い公共性を追求していきます。

(4)本学は、適切なガバナンスを確保し、私立大学の教育・研究・社会貢献の機能の最大化を図り、社会的責任を全うします。

(5)私立学校法においては、学校法人の公共性とともに自主性が最大限に尊重される原則となっています。 その点に鑑みても、自律的な「学校法人沖縄国際大学ガバナンス・コード」の制定と運用は重要な意義があります。


本学は、日本私立大学協会の「私立大学版ガバナンス・コード」を指針として本ガバナンス・コードを策定し、法人運営の規範とします。