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【FD】 研修会 -シラバスの在るべき姿を考える Part2- を開催しました

11月4日(金)に、「シラバスの在るべき姿を考える Part2」というテーマで、2011年度第3回FD研修会(通算第6回)を開催しました。(前回のPart1の模様はコチラ)
 今回の研修では、立命館大学から安岡 高志 氏(立命館大学教育開発推進機構教授)をお招きして、「単位制度におけるシラバスの意味」、「シラバスにおける到達目標の設定事例」などについて講演頂きました。また、シラバスに関連して、「セメスター制度」、「キャップ制度」、「GPA制度」の本来の目的についても報告頂きました。
 質疑応答では、参加者のみなさまから様々な質疑をいただき、非常に有意義な研修会となりました。

 

 

 



今回、参加頂いた方々の声です。
(回答頂いた皆さまありがとうございました。)

・質保証、単位の実質化のためには、授業時間外の学習をさせるための仕掛けや方法を考えてやることが一番であることを改めて認識できた。

・日本の大学教育が戦後、形はアメリカ式になったが、内容はドイツ式が残存している話は納得です。

・45時間1単位を現実のものにするには、学生にはアルバイトしなくてよい経済的支援の条件整備が必要ではないだろうか。

・シラバス等のシステムや制度というものは、あくまで「小」道具でしかなく、それがメインになるということではないという事について、大変勉強になりました。

・組織として「共通理解、共通認識」を持つことが、重要だというメッセージが、強く印象に残りました。また、大学に入ったら「勉強するんだ」という強い認識づけをすること、それに乗って学んだら、世の中で求められる人材に育っているという展望がもてると学生もモチベーションを持って学べるというサイクルになるのかなと感じました。


なお、今回の研修会は、2011年度FD支援プログラム 指定プロジェクトの一環としても開催され、「誰にとっても利用価値の高いシラバス」という目標に向けて、本プロジェクトの更なる推進が期待されています。