1.PJ概要
本学における「シラバス問題」は、従来「提出率」といった数的な部分が取り沙汰されてきました。また、提出されたシラバスも、「利用する側」の学生が精読した上で受講科目を決定している、あるいは受講科目に関して必要な情報を得ているといった現状にはなっていません。
他方で、「学士課程答申」においては、「学部・学科等の目指す学習成果を踏まえて、各科目の授業計画を適切に定め、学生等に対して明確に示す」ことが求められ、「シラバスの実態が、授業内容の概要を総覧する資料(コース・カタログ)と同等のものにとどまらないようにすること」とされています。
しかし、実態として、シラバスが精緻になればなるほど、教員の負担は増大し、学生にとって読む魅力のないものとなっていくことが想定されます。
そこで、利用価値向上と負担軽減を両立させ、本学学生の学習支援にとって必要かつ最適の情報が記載されたシラバスとはどういうものかを考えていきます。
2.PJメンバー
小西由浩(教務部長)
藤波潔(総合文化学部)
友知政樹(経済学部)
平良直之(産業情報学部)
前堂志乃(総合文化学部)
佐藤敬明(経営政策室)
喜世川悠(学務課)
*主管:教学課(玻名城政弘、中山かつら)