文字サイズ

法学部教員一覧

金城 和三(KINJYO, Kazumitu)

所属: 法学部 法律学科

職階: 講師
担当科目: 生物学Ⅰ・Ⅱ、自然科学概論Ⅰ・Ⅱ、
        自然環境課題研究Ⅰ・Ⅱ
 


プロフィール
主要学歴琉球大学大学院理工学研究科 単位取得退学
学位修士(理学)
研究分野琉球列島におけるコウモリ類(特にオオコウモリ)に関する生態学的研究
所属学会・協会等日本哺乳類学会、生き物文化誌学会、「野生生物と社会」学会、沖縄生物学会
主な社会的活動沖縄生物学会評議員
E-mailkazumitsu[a]okiu.ac.jp
教員業績一覧
年月日主な教育活動摘要
2019年4月〜8月     (2004年から毎年前期開講)生物学Ⅰ2019年度前期開講、共通科目(自然環境科目群科目)全学生対象科目。内容としては、動物生態学を軸に、受講者が知る鳥や猫などの身近な生き物の行動とその進化的な意味を例示し、受講者自身が日頃から生物学的な視点で生き物の行動について考えられるようになれることをねらいとしている。
2019年4月〜8月     (2004年から毎年後期開講)生物学Ⅱ2019年度後期開講、共通科目(自然環境科目群科目)全学生対象科目。内容としては、動物と植物との共生や共進化について、植物生態学的な視点での講義となる。理論だけでなく、受講者の日常で出会う植物の花や種子を観察してもらい、どのような花粉媒介、種子散布されているか考察してもらうレポート課題も課す。そのことにより、日常を介して、植物の進化について実感してもらうことをねらいとしている。
自然科学概論Ⅰ2019年度前期開講、共通科目(自然環境科目群科目)全学生対象科目。内容としては、沖縄の自然環境とそこに生息する野生生物について紹介し、自然豊かな沖縄について知ってもらうと同時に、受講者が身近な自然と生物の存在を気づけるようになることを目指している。
自然科学概論Ⅱ2019年度後期開講、共通科目(自然環境科目群科目)全学生対象科目。内容としては、環境問題を題材とし、グローバルな問題、沖縄における環境問題などローカルな問題を取り上げ、他人事ではなく、実は受講者自身も環境問題の当事者であることを認識させるとともに、改善や回復に寄与できる意識をもてるようになることをねらいとしている。
自然環境課題研究Ⅰ2019年度後期開講、共通科目(自然環境科目群科目)全学生対象科目。内容としては、環境問題を題材とし、グローバルな問題、沖縄における環境問題などローカルな問題を取り上げ、他人事ではなく、実は受講者自身も環境問題の当事者であることを認識させるとともに、改善や回復に寄与できる意識をもてるようになることをねらいとしている。
自然環境課題研究Ⅱ2019年度通年開講、共通科目(自然環境科目群科目)全学部3年次以上対象科目。内容としては、沖縄の自然環境とそこに棲む生物について、フィールドワークを介して、実際の自然環境(海や森)を訪問し、触れながら直接的な学びを実践する。その結果、受講者の自然環境に対する意識の向上をはかることが期待出来る。

研究活動等(著書・論文等)

【著書(共著)】
『南大東島の人と自然』:2009年

『The Wild Mammals of Japan 2nd.eddition』:2018年

【論文(共著)】
『Bat surveys in an agricultural field and urban area in West Java, Indonesia.』Bulletin of the Kitakyushu Museum of Natural History and Human history, Series A 4: 115-119:2006年
 『Geographical Variation in Echolocation Call and Body Size of the Okinawan Least Horseshoe Bat, Rhinolophus pumilus (Mammalia: Rhinolophidae), on Okinawa-jima Island, Ryukyu Archipelago, Japan』 ZOOLOGICAL SCIENCE 23(8):661-7 :2006年
『クビワオオコウモリPteropus dasymallusの餌リスト.』 沖縄生物学会誌 45: 61-77. :2007年
 『Food habits of Orii’s flying-fox, Pteropus dasymallus inopinatus, in relation to food availability in an urban area of Okinawa-jima Island, the Ryukyu Archipelago, Japan.』 Acta Chiropterologica 9(1): 237-249 :2007年
 『Feeding effects of Orii’s flying-fox (Pteropus dasymallus inopinatus) on seed germination of subtropical trees on Okinawa-jima Island.』 Tropics 17 (1): 43-50 :2007年
『The role of Orii's flying-fox (Pteropus dasymallus inopinatus) as a pollinator and a seed disperser on Okinawa-jima Island, the Ryukyu Archipelago, Japan.』 Ecological Research 24: 405-414.:2009年
 『沖縄諸島におけるオリイオオコウモリの分布と生息状況.』 哺乳類科学 49(1): 53-60 :2009年
 『Geographical distribution pattern and interisland movements of Orii's flying fox in Okinawa Islands, the Ryukyu Archipelago, Japan.』 Population Ecology 53: 241-252:2011年 『沖縄島で近年見られるオリイオオコウモリPteropus dasymallus inopinatusの個体数の増加について.』 保全生態学研究 16: 45-53.:2011年 『Ranging patterns and habitat use of a solitary flying fox (Pteropus dasymallus) on Okinawa-jima Island, Japan.』 Acta Chiropterologica 14: 387-399:2012年
 『クビワオオコウモリの老齢個体の捕獲記録.』沖縄生物学会誌 53: 37-44:2015年
 『Dietary plasticity in the Ryukyu flying fox on a subtropical island at the northern range limit of Pteropus.』 Acta Chiropterologica 17: 105-116:2015年
 『Activity patterns of the Ryukyu flying fox on a subtropical island: responses to seasonal changes in night length.』 Journal of Ethology 34: 321-328 :2016年
2019年7月12日 現在