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主要学歴 | 琉球大学大学院理工学研究科博士後期課程 海洋環境学専攻 単位取得退学 |
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学位 | 博士(理学) |
研究分野 | 底生生物学、海洋保全学、動物考古学 |
所属学会・協会等 | 日本ベントス学会、沖縄生物学会、日本サンゴ礁学会、日本貝類学会 軟体動物多様性学会、日本ウミガメ会議、日本動物考古学会 |
主要な社会的活動 | 【官公庁等委員会】 宜野湾市一般廃棄物減量推進審議会 会長(2021年10月~現在) 那覇市環境審議会(2021年8月~現在) 沖縄海区漁業調整委員会(2021年4月~現在) 沖縄県内水面漁場管理委員会(2017年8月~現在) 沖縄県環境審議会(2017年2月~現在) 沖縄県土地利用審査会(2016年11月~現在) 沖縄県振興審議会 環境部会(2019年7月~2022年3月) 宮古島市廃棄物減量等推進審議会(2019年10月~2020年3月) (し尿等処理施設整備基本計画策定委員会) (一般廃棄物最終処分場整備基本計画策定委員会) 第 4 次浦添市総合計画審議会(2010 年2月~2011年3月) 【学会等委員会】 日本ベントス学会 自然環境保全委員会(2019年~現在) 日本ベントス学会 自然環境保全委員会 沖縄・八重山問題検討委員(2018年~現在) 沖縄生物学会庶務幹事(2008 年~現在) |
モット―等 | 良く遊び、よく学べ! |
E-mail・ホームページ等 | a.yamakawa@okiu.ac.jp / https://okiueco.ti-da.net/ |
【教育活動等】 | ||
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年月日 | 主な教育活動 | 摘要 |
2007年~現在 | 1. 担当科目 1)共通科目 環境科学I・II | 全学部全学科対象の、100~150人の大人数のクラスである。内容はIが地球環境問題、IIが地域(沖縄県)の環境問題について取り扱う。大人数であるが、学生に質問する、クイズ形式を取り入れるなど、双方向のやり取りを意識している。また、講義内に実施できる簡易水質実験などを取り入れ、学生たちの興味を持続させる工夫をおこなっている。 |
2007年~現在 | 2)専門科目(必修) 基礎演習I・II (4単位) | 一年生対象の20名以内の必修ゼミである。大学で必須の、大学生としての必要なスキル(情報収集能力・読解力・文章作成能力・プレゼンテーション能力)を養う。前後期ともに博物館見学や学外巡検を取り入れ、現地を見ることも重要視している。 |
2008年~現在 | 地域セミナーI・II (4単位) | ニ年生対象の20名以内の必修ゼミである。沖縄県の自然環境や生物ついて、実際に野外に行って体験学習する。また野外で学んだことについて、書籍やインターネットで情報を収集し、自分なりに整理してレポートにまとめる。 理解を深めるためにエコツアーの専門家に社会人特別講師として来ていただいている。 |
2008年~現在 | 演習I・II (4単位) | 三年生対象の15名以内の必修ゼミである。演習Iでは、サンゴ礁や海洋生物、海岸環境についてアクティブラーニング手法を取り入れ、ゼミ生同士コミュニケーションを深めながら学ぶ。その後、イノーの生物調査を実施しレポート作成をおこなう。 また演習Ⅱでは、サンゴ礁や海洋生物、沖縄の自然環境を対象に3ヶ月程度のグループ研究を実施しレポートを作成し、卒業研究につなげる。 |
2009年~現在 | 演習Ⅲ・Ⅳ (4単位) | 四年生対象の15名以内の必修ゼミである。沖縄の自然環境や生物、それらの保全に関して野外調査や室内実験を含む卒業研究を実施し、卒業論文の作成をおこなう。 自分でとったオリジナルのデータを元に、結果を得て考察を展開し自分の言葉で科学的な文章を作成できるようにする。 |
2007年~現在 | 3)専門科目(選択) 環境資源論 (2単位) | ニ年生以上対象の50~80名程度の講義である。琉球列島における自然的環境資源について理解を深めることを目的として、サンゴ礁、海草藻場、干潟、砂浜などにおける環境資源について学ぶ。環境資源の有効利用の仕方および環境保全について考える。 座学で学んだことを野外で確認するためにサンゴ礁の海を実際に体験する学外巡検を実施しているが、毎年好評である。また、環境資源の有効利用について、恩納村で実際にエコツーリズムを実施している地元の方に講義していただいている。 他にも県内の関連施設(湖漫湖水鳥・湿地センター、サンゴ畑 Gala青い海、国際海洋環境情報センター等)への見学もおこない講義の理解を深めている。 |
2007年~現在 | 産業と環境 (2単位) | ニ年生以上対象の50~60名程度の講義である。 産業の中でも特に水産業と環境に関して学んでいく。具体的には、沖縄の海岸環境と埋立、沖縄の水産業の歴史、サンゴ礁漁業と環境への負荷などについて、座学と巡検(糸満海人工房資料館見学)により理解を深める。 また沖縄の水産業について理解を深めるため、市場見学に行き(泊いゆまち、糸満漁業協同組合「お魚センター、」泡瀬パヤオ直売店等)、インタビューをしたり、実際に特産物を購入したり食べたりしている。 |
2017年4月~9月 | 2. 外国人留学生の受入・世話役 | 釜慶(プギョン)大学校より、国外協定校交換留学生の女子学生1名を指導教官として担当した。 |
2016年10月~2017年9月 | 南ユタ大学より、国外協定校交換留学生の男子学生1名を指導教官として担当した。 | |
2007年~現在 | 3. 学生支援活動 1) 学習・生活支援 | アカデミック・アドバイザーとして担当している学生全員と、年1~2回面談の時間を設け、大学生活や私生活で困難が無いかを聞き、出来る限り早めに対処することを心がけている。 また、オフィスアワーを設けているが、オフィスアワー時間外についても学生からの問い合わせや相談には出来る限り柔軟に対応している。 |
2010年~現在 | 2)キャリア支援 | 1・2年生のうちからキャリアを意識できるように、ゼミの中で留学、海外、県外、県内インターンシップの情報を共有し、参加を勧めている。また、3年ゼミ生を対象に、就職活動が終了した4年ゼミ生との就職情報交流会を毎年11月に開催している。 |
2014~2020年 | 3)サークル・部活動 | 海サークル顧問 |
2017年11月 | 4. 大学入門講座 | 千葉県立国府台高校の修学旅行生(10名)にサンゴ礁とその問題、辺野古の埋立問題について講義した。 |
2014年11月 | 沖縄県立石川高校の2年生(約30名)に、「楽しいサンゴ礁学入門」を実施した。 | |
2013年12月 | YGS高等部・大学部 の修学旅行生(15名)に「楽しいサンゴ礁学入門」を実施した。 | |
2009年4月~2011年3月 | 5.学外での教育活動 1)客員教員 | 放送大学大学院 文化科学研究科 客員准教授 大学院修士課程の学生の指導教員として務めた。 |
2013年10月 | 2)学外講座 | 読谷村図書館フェスタで、「楽しいサンゴ礁学入門」を実施した。 |
2018年10月 | 沖縄県測量建設コンサルタンツ協会の環境保全講演会で、「沖縄県の海岸環境と海岸ゴミ・漂着ゴミ」を実施した。 | |
2019年2月2022年2月 | 3)ラジオ講座 | 沖国大ラジオ講座として、2019年に「あんやたん、沖縄の貝」2回、2022年に「沖縄県の水産業と海岸埋立」2回、ラジオ講座を提供した。 |
2016年10月~ | 6.教育改善活動 1)コミュニケーションカード(大福帳)の導入 | 専門科目において、50~80名の受講生との双方向のコミュニケーションをとるために、「大福帳(コミュニケーションカード)」の活用をしている。大福帳には毎回、学生の講義を聞いてのコメントや質問を書いてもらい、教員からも毎回コメントを返答する。いくつかの質問やコメントは、スキャンして次回講義で受講者全員と共有し、講義内容の理解に努めている。学生の講義参加も意欲的になり、好評である。 |
2011年~現在 | 2)SA制度の利用 | 初年次教育の充実を目的に、1・2年生のゼミでSA制度を利用している。講義内でSAに補助してもらうことで、遅れている学生のフォローを促し順調に講義を進めることが出来る。また、レポート等の一次チェックをSAに行ってもらうことで、教員はレポート内容のチェックを行うことが出来、最終的に充実した内容のレポートを作成できるようになる。 |
2007年~現在 | 3)授業についてのアンケート | 授業についてのアンケートは担当科目すべてで実施し、次年度初回の講義(オリエンテーション)でアンケート結果を開示し、改善と学生への理解に務めている。 |
2008年~現在 | 4)メンバーシップトレーニングの実施 | 学科新入生の懇親と大学で学ぶ意欲を高めるためのMT(1泊2日)を毎年4月に開催している。2015~2016年はMT担当として赤土干潟の問題と辺野古新基地建設に関する学びを取り入れ実施した。 |