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吉原 千鶴(YOSHIHARA, Chizuru)

所属: 経済学部 経済学科

職階: 講師
担当科目:  経済学史Ⅰ・Ⅱ、西洋経済史Ⅰ・Ⅱ、社会思想史、経済史入門
プロフィール
主要学歴立教大学大学院博士課程後期課程修了
学位博士(経済学)
研究分野経済学史、経済思想史
所属学会・協会等経済学史学会
趣味・モットー等ヨガ、スポーツ観戦(特に野球)
E-mailchizuru@okiu.ac.jp
【教育活動等】
【教育活動等】
年月日主な教育活動摘要
2021年9月~経済学史Ⅰ・Ⅱ[2年次開講専門科目]各2単位、I:99名、II:68名。主要な経済学者の理論、それに基づく政策、またそれらの基礎にある思想的背景を学ぶ。そのなかで、経済理論は直線的で単純な展開をしてきたわけではなく、様々な論争を経て展開された多様なものであることを理解することを目指す。各回の授業時で学生の思考をうながす問いかけを用意し、毎回のコメントペーパーで自分の考えをまとめる練習をすることを通して、学生が授業で扱ったテーマと現代の経済問題を関連付けて考察し、自分の考えを表現する力を伸ばすことができるよう工夫している。また,各回の授業終了後、teamsを用いて基礎的事項を確認する課題を出し、基礎的知識の定着を図っている。
2021年9月~西洋経済史Ⅰ・Ⅱ[2年次開講専門科目]各2単位、I:50名、II:33名。西洋経済史Ⅰは西洋経済史の基礎的内容をできるだけ広く扱い、西洋経済史Ⅱでは特にイギリス経済に焦点をあてて学ぶ。現代の西洋社会がいかにして形成されたかのか資本主義の発展の歴史を学ぶことで現代の社会問題を考える視覚を養うことを目指す。複数回行うグループディスカッションや各回のコメントペーパーの記入を通して、授業で扱ったテーマと現代の経済問題を関連付けて考察し、自分の考えを表現する力を伸ばすことができるよう工夫している。また,各回の授業終了後、teamsを用いて基礎的事項を確認する課題を出し、基礎的知識の定着を図っている。
2021年9月~社会思想史[1年次開講専門科目]2単位、95名。現代社会を支える思想のひとつである自由主義思想に焦点をあてて学ぶ。過去の偉大な思想家たちの思想の蓄積を学ぶことで現代社会をとりまく諸問題を自分で考えるための基礎を習得することを目指す。各回の授業時で学生の思考をうながす問いかけを用意し、毎回のコメントペーパーで自分の考えをまとめる練習をすることを通して、学生が授業で扱ったテーマと現代の経済問題を関連付けて考察し、自分の考えを表現する力を伸ばすことができるよう工夫している。また,各回の授業終了後、teamsを用いて基礎的事項を確認する課題を出し、基礎的知識の定着を図っている。
2021年9月~経済史入門[1年次開講専門科目]2単位、98名。砂糖に焦点をあて、近代以降の社会の成り立ちを学ぶ。現代社会はどのようにして現在の姿に至るのか学ぶことで、現在の社会問題を考える基礎を習得することを目指す。各回の授業時で学生の思考をうながす問いかけを用意し、毎回のコメントペーパーで自分の考えをまとめる練習をすることを通して、学生が授業で扱ったテーマと現代の経済問題を関連付けて考察し、自分の考えを表現する力を伸ばすことができるよう工夫している。また,各回の授業終了後、teamsを用いて基礎的事項を確認する課題を出し、基礎的知識の定着を図っている。

研究活動等(著書・論文等)

【論文】
1.「1925年イギリスの金本位制復帰に関するピグーの見解」『立教経済学研究』第75巻第2号、2021年10月
2.「ピグーの経済理論および政策提言における賃金率と雇用量の関係: 賃金の2つの側面をめぐって」『立教経済学研究』第68巻第1号、pp.137-165、2014年7月
3.「ピグーの経済学における『資本のもとのままの維持』」『立教経済学研究』第67巻第3号、pp.173-198、2014年1月
4.「ケインズ『一般理論』における貨幣賃金率・実質賃金率の変化と雇用量」『立教経済学研究』第66巻第2号、pp.43-66、2012年10月
5.「ピグーにおけるリスクおよび不確実性概念の再検討 ―ケインズによる『古典派』批判との関連で―」『立教経済学研究』第64巻第2号、pp.191-213、2009年10月
2021年10月22日現在