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主要学歴 | 立正大学大学院文学研究科後期博士課程地理学専攻単位取得満期退学 |
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学位 | 文学修士 |
研究分野 | 農業地理学、島嶼地域の土地利用と地域振興、環境問題など |
所属学会・協会等 | 日本地理学会、人文地理学会、日本地図学会、経済地理学会、沖縄地理学会、立正地理学会、愛知教育大学地理学会 |
主要な社会的活動 | 沖縄地理学会会長(2016年~現在)、立正地理学会評議員(1995年~現在)、 沖縄県環境審議会委員 (2012年~2018年)、豊見城市史現代編専門委員(2018年~現在)、 大学センター入試教科科目第一委員会委員(2009~11年) |
E-mail・ホームページ等 | ogawa@okiu.ac.jp |
年月日 | 主な教育活動 | 摘要 |
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2004年4月~現在 | 地理学Ⅰ・Ⅱ | 1~4年次対象科目の共通科目、前期2単位、後期2単位、講義回数はそれぞれ15回。 登録者は100名前後。前期の地理学Ⅰでは自然地理学の入門的な内容、後期の地理学Ⅱでは、地図学、人文地理学的な内容を中心に展開している。テキストでは、高等学校の地図帳と帝国書院発行の『資料地理の研究』(大学一般教養程度)を用いている。現在、高校での地理A・Bは選択科目であるため、高校で地理を履修しない学生が多い。そのため、講義では地理学に関心を持ってもらうように工夫している。成績評価は試験とレポートである。 |
2004年4月~現在 | 沖縄の地理 | 1~4年次対象科目の共通科目、2単位で前期・後期で2コマ担当している。登録者は140名前後である。内容としては、琉球列島や沖縄県の地域事象について地誌的視点から講義をおこなっている。地元郷土「沖縄」について関心を持ってもらえるように、配布資料でも視覚的に工夫をこらしている。成績評価は試験である。 |
2004年4月~現在 | 経済地理Ⅰ・Ⅱ | 1~4年次対象の専門科目の受講者は50 名前後である。前期は経済地理Ⅰ(2単位)では、海外、国内を対象として農業・林業・水産業などの、経済活動について地理的な視点から国内や海外を対象に講義している。を地理的視点から捉える素養の育成を目的として授業をおこなっている。後期の経済地理Ⅱ(2単位)では、鉱工業・商業・都市構造について、地理的視点から講義を展開している。経済活動をどのようにして地理的視点からとらえるか工夫している。成績は経済地理Ⅰ・Ⅱとも試験とレポートで評価している。 |
2005年4月~現在 | 人口食糧論 | 人口・食糧論では、2年次以上を対象とする専門科目で、世界およびわが国における人口問題、食糧問題を中心に授業を進めている。とくに発展途上国の人口爆発、わが国における少子高齢化の問題、さらには、飢餓をふくめた発展途上国の食糧問題やわが国の飽食における課題について、受講生に関心をもってもらうように一部アクティブラーニングの手法も導入している。受講生は60名前後である。成績は試験とレポートで評価している。 |
2004年4月~現在 | 地誌Ⅰ・Ⅱ | 教職・教科に関する専門科目で、中学校教諭一種免許状(社会)、高校教諭一種免許状(地理・歴史)取得のための科目である。対象年次は1年次以上、受講生は50名前後である。前期の地誌Ⅰ(2単位)では、外国地誌、後期の地誌Ⅱ(2単位)においては日本地誌を講義している。地誌はその対象となる地域を総合的にとらえるのがポイントで、受講生には、その方法論を含めて講義を行っている。成績評価は試験とレポートである。地理を苦手とする学生にも地理の面白さを伝えるように工夫しているが難しい側面もある。 |
2005年4月~現在 | 地域セミナー | 2 年次対象の地域セミナー(2単位)はフィールドワークと座学を中心に地理的なレポートが書けるようにトレーニングをおこなっている。前期と後期において1コマずつ担当している。内容はとくにGISの入門を中心に地図の利用の仕方、分布図の作り方などを指導している。フィールドワークでは、これまでに、宜野湾市の土地利用、那覇市の土地利用を中心にエクスカーションをおこなった。受講生は15名程度で、成績は数回提出のレポート内容によって評価している。 |
2018年4月~現在 | 演習Ⅰ・Ⅱ (2006年~2017年までは演習Ⅰ 4単位の通年科目) | 3 年次対象の演習Ⅰ(前期2単位)では、地理情報システムの扱い方と地理学調査方法のトレーニングをおこなう。演習Ⅱ(後期2単位)ではゼミ生のそれぞれのテーマに基づきフィールド(2019年度は与論島)を行い報告書にまとめる。この科目は社会調査士資格および GIS 学術士資格に指定されている。受講生は4名(2019年)。成績は数回のレポート縦出の内容で評価する。 |
2018年4月~現在 | 演習Ⅲ・Ⅳ (2006年~2017年までは演習Ⅱ 4単位の通年科目) | 演習Ⅲ(前期2単位)では4年次を対象とし、卒論のための指導を中心におこなっている。とくに、テーマの設定、先行研究についてのまとめ、具体的な調査方法を指導し、夏休みの本格調査に向けて、各受講者の進捗状況を鑑みながら進めている。ゼミの中で数回中間報告を行ってもらっている。演習Ⅳ (後期2単位)においては卒論の完成を目指すように指導している。それらの成果は1月下旬に開催される卒論発表会(ポスターセクション)で公開し、教員や学生の評価を受ける。最終的には、ゼミの卒論集として発行する。2018年度の受講生は14名であった。 |
1997年4月~現在 | 南島地理学特論Ⅰ・Ⅱ | 大学院専門科目で南島地理学特論Ⅰ(前期2単位)では、地理情報システムの取り扱い方を中心に直接パソコンを使用して指導し、最終的には研究課題(テーマ)に基づいて受講生自身が自由自在にデジタル地図作成できるレベルを目指す。後期の南島地理学特論Ⅱ(後期2単位)では、受講生の専攻分野に関係する地理学文献(全国学会誌レベル)を中心に輪読し、地理学の見方、考え方の一端にふれる。受講生は例年1~2名程度である。成績はⅠ・Ⅱとも数回提出のレポート内容で評価している。 |
2019年2月 | 論文審査 | 本学大学院南島文化研究科南島文化専攻の修士論文の主査を務めた。 |
1997年3月 | 教科書・教材・参考書の作成 井出策夫・澤田裕之編『くらしの地理』(文化書房博文社) | 大学一般教養の地理学ための教科書で、小川は「Ⅲ章食生活と風土」の項を担当した。 |
2004 年 3 月 | 教科書・教材・参考書の作成 井出策夫・澤田裕之編『地域の視点』(文化書房博文社) | 大学一般教養の地理学ための教科書の『くらしの地理』(野改訂版で小川は第 4 章第 2 節の「沖縄県における農業の地域特性」を担当した。 |
2009 年 2 月 | 教科書・教材・参考書の作成藤波潔編著『社会科・地理歴史科・公民科「模擬授業」精選録』(沖縄国際大学) | 本学教職課程(中学校社会科、高等学校地理歴史科・公民科)における模擬授業・指導案を掲載したものである。その中で、高等学校地理歴史科模擬授業実践に関する解説をおこなった。 |
~現在 | 学習支援 | オフィスアワー等を活用して,研究室に来室した学生への学習支援を行っている。とくに、教職採用試験対策(地理)、社会調査士資格、GIS学術士資格取得指導をおこなっている。これによって、学生の資格取得、進路指導の点で一定の役割を果たしている。 |
~現在 | 大学入門講座 | これまでに、星槎高校、コザ高校、普天間高校、与勝高校などで大学入門講座を担当した。テーマは食と地理学、地図の活用などで、高校生に対して大学教育の一端を感じとってもらったの同時に沖国大に対する興味・関心を高めることができたと思われる。 |
2011~12年 | 琉球大学法文学部非常勤講師 | 後期、経済地理学、2単位、受講者30名。 |