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池宮城 尚也(IKEMIYAGI,Naoya )

所属: 産業情報学部 産業情報学科

職階: 教授

担当科目:
基礎数学,経済数学,経済原論,金融経済論,
国際金融論,ファイナンシャルエコノミクス,基礎演習,
専門演習,卒業論文演習
プロフィール
主要学歴 神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得
学位修士(経済学) 神戸大学
研究分野金融政策の実証分析,および金融に関連する諸理論
所属学会・協会等日本金融学会,アジア市場経済学会,沖縄経済学会,神戸大学金融研究会
主要な社会的活動2008 年~2015 年 沖縄県信用保証協会外部評価委員
2014 年 日本金融学会 2014 年度秋季大会プログラム委員
2017 年 日本金融学会 2017 年度秋季大会プログラム委員
2013年~ 沖縄経済法研究会会員
E-mail・ホームページ等ikemiyagi@okiu.ac.jp

教育活動等

年月日主な教育活動摘要
2023年9月~2024年2月経済数学2023年度,後学期,1年次,一般講義,専門科目。数学科目の履修経験が受講生間で異なることを考慮し,学習内容の板書説明や教材プリントの表記で工夫をした。
2023年4月~2024年2月経済原論Ⅰ・Ⅱ2023年度,前・後学期,1年次,一般講義,専門科目。経済学の初学者に理解を促すために,学習対象が,普段の生活の何処のことなのか,受講生に視覚的にイメージさせる様,努めた。
2023年4月~2023年7月金融経済論2023年度,前学期,2 年次,一般講義,専門科目。金融の行動は,「貯める・借りる」と例にできるように身近であるという解説からはじめ,実生活に役立つ金融論の講義を目指した。
2023年9月~2024年2月国際金融論2023年度,後学期,2年次,一般講義,専門科目。国際金融論の学習は外国為替レートの決定に通底しており,学習内容の展開がシンプルであることを理解させ,実生活に役立つ国際金融論の講義を目指した。
2023年4月~2024年2月ファイナンシャルエコノミクスⅠ・Ⅱ2023年度,前・後学期,3年次,実習講義,専門科目。ファイナンスがマーケットを利用した貯蓄を考える様々な計算であることを常にイメージしてもらい,Excel実習内容と実生活の関わりを意識させた。
2023年9月~2024年2月専門演習基礎Excel関数と表計算の両方で基本統計量・相関係数・回帰分析の実習を行い,Excelを使った経済学の学習に興味を持つ,きっかけをつくった。
2023年9月~2024年2月基礎演習ⅡExcelを使った図表作成やインターネット統計を調べる実習から,経済が「働く,給料をもらう,買い物をする」世の中の仕組みであることを理解させた。
【作成した教科書・教材】
2023年4月~2024年2月ファイナンシャルエコノミクスⅠ・Ⅱ株式による貯蓄の分散効果を説明するための,効率的に預金と株式に資金を配分する計算の結果を説明するための教材の修正をした。
2023年4月~2024年2月金融経済論,国際金融論金融政策・金融システムおよび外国為替レートの決定要因を理解し,自分の言葉で説明できるように教材の修正をした。
【教育改善活動(FD)など】
2023年度2023年度授業評価アンケート「授業で学んだことが日常生活や社会生活に役立った」の得点が上がるよう,講義中の解説に努めた。

研究活動等(著書・論文等)

【論文】
 [1]「NKPCの実証分析におけるインフレーションの持続性:わが国の場合」沖縄国際大学『産業情報論集』第20巻第1・2号,pp.17-28,2024年。
 [2]「資産市場一般均衡モデルの共和分分析:資産価格経路の日米比較」沖縄国際大学『産業情報論集』第14巻第1・2号,pp.43-58,2018年。
 [3]「日米のIS曲線の共和分分析:株価を通じた総需要の拡大の前提について」沖縄国際大学『産業情報論集』第14巻第1・2号,pp.29-42,2018年。
 [4]「非伝統的金融政策の日米比較:世界金融危機後の政策効果」沖縄国際大学『産業総合研究』,第25号,pp.19-30,2017年。
 [5]「日本経済におけるIS-LM関係:Cointegrated VARによる検証」沖縄国際大学『産業総合研究』,第24号,pp.1-14,2016年。
 [6]「量的緩和政策期の物価動向とマネーの役割」沖縄国際大学『産業総合研究』,第20号,pp.67-78,2012年。
 [7]「物価安定の目標と金融政策運営―量的緩和政策期の日本銀行―」沖縄国際大学『産業総合研究』,第19号,pp.21-36,2011年。
 [8]「テイラー・ルール型政策反応関数の再検討:構造変化と係数シフト」沖縄国際大学『産業総合研究』,第17号,pp.29-43,2009年。
 [9]「日本の金融政策における利子率スムージング―1980年代後半以後の政策反応関数について―」沖縄国際大学『産業情報論集』第5巻第1号,pp.53-68,2008年。
2024年5月17日現在