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中野 謙(KEN, Nakano)

所属: 産業情報学部 産業情報学科

職階: 教授
担当科目:応用マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ、ビジネスエコノミクスⅠ・Ⅱ、
     経営ビジネス情報論Ⅰ・Ⅱ、基礎演習Ⅱ、専門基礎演習、
     専門演習Ⅰ・Ⅱ、卒業論文演習Ⅰ・Ⅱ
プロフィール
主要学歴立命館大学大学院博士後期課程 修了
学位博士(経済学)
研究分野農業・食料経済、農業の6次産業化、アクティブラーニング
所属学会・協会等政治経済学経済史学会、日本農業市場学会、アジア市場経済学会、
The Japan Association for Self-Access Learning
主要な社会的活動宜野湾市市民協働推進審議会・副委員長
趣味食旅(「食」を中心とした旅行)、ツーリング、読書、映画鑑賞
E-mail・ホームページ等k.nakano@okiu.ac.jp

教育活動等

年月日主な教育活動摘要
2017年9月~2018年1月ボランティア論介護福祉事業会社2社と連携し、高齢者福祉のボランティアを体験しながら地域貢献のあり方を考えるサービスラーニング型の授業を実践。あらかじめ服装に関する指導をしていたにもかかわらず、つけ爪をしてきて職員に注意された学生がいたが、全体的には、教室では見られない積極性や活発さが見て取れ、施設の方にも喜んで頂けたと考えている。
2018年4月~7月専門基礎セミナーⅠ地場の老舗和菓子店と連携し、和菓子業界の調査と和菓子作りの体験を通じ、日本文化を生かして外国人観光客を取り込むための企画を立案して発表する授業を実施。企業を訪問して調査を行ったことにより、それを行わずに企画だけを立てる授業形式よりは、企業側の立場に立った提案が多かったように感じる。
2018年9月~2019年1月フィールド・リサーチ受講者が自ら作成したアンケートを用いて100人に街頭調査を行い、現地調査の方法と収集した一次データの分析方法を学ぶ授業を実践。授業時間を使って実施したため、準備や片付けに予想以上に時間がかかり、100人に満たない部分を授業外活動にしたため、最初から授業を振り替えた授業外活動にすべきであったと感じている。
2019年4月~2019年7月経済学Ⅰ開講期間中に3回のグループディスカッションを行わせるアクティブラーニング型の授業を実施。4人のチームを作り、小教室に4チームずつ振り分けてグループディスカッションと結論のプレゼンテーションを行ってもらい、その内容を受講者が相互評価する授業を実践。1チームの人数を4人までとしたことで、欠席により1人になったチームが出たが、同じように2人、3人になるチームが必ずあったため、それらと組み合わせることで運営は十分に可能である。
2019年4月~2020年1月応用マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ開講期間中に3回のグループディスカッションを行わせるアクティブラーニング型の授業を実施。受講者と教員がグループディスカッションを行い、受講者に結論のプレゼンテーションを行ってもらい、その内容を教員が評価する授業を実践。受講者数が9人と少なかったことから、2回目からはプレゼンテーションをやめて、教員を含むクラス全体での討論とした。こちらの方が個別に意見を求めることができ、考えさせることとアウトプットさせることができるだけでなく、議論も深まると感じた。
2019年4月~2020年1月経営ビジネス情報論Ⅰ・Ⅱ受講者が自ら作成したアンケートを用いて100人に街頭調査を行い、現地調査の方法と収集した一次データの分析方法を学ぶ授業を実践。以前の反省を踏まえ、1回分の授業を授業外活動に振り替え、アンケート達成率6割未満は欠席扱いとしたところ、欠席した1名以外は6割以上を達成することができていた。
2019年4月~2020年1月ビジネスエコノミクスⅠ・Ⅱ開講期間中に3回のグループディスカッションを行わせるアクティブラーニング型の授業を実施。4人のチームを作り、小教室に4~5チームずつ振り分けてグループディスカッションと結論のプレゼンテーションを行ってもらい、その内容を受講者が相互評価する授業を実践。討論結果の発表の折に、「自己責任」で片付けてしまう意見が出たため、討論を行う上で、結論として相応しくない例を示しておく必要があると感じた。
2019年4月~2020年1月専門演習Ⅰ・Ⅱ論文の構成と文章力の向上に重点を置いた授業を行う予定であったが、ゼミが2つのグループと、どちらにも属さない学生に分断しており、グループワークやディスカッションが行えない雰囲気であった。そのため、前期は全員の名前を覚えさせ、ディスカッションとグループワークを繰り返すことで、互いに話ができる雰囲気作りに努めた。その上で後期から研究指導へ軸足を移したことにより、以前よりはクラス全体で議論が行えるようになった。しかし、どうしてもクラスに馴染めない学生が1人おり、最終的に退学した点は残念である。
2019年9月~2020年1月基礎演習Ⅱ学生生活を通じて協力し合える友人・知人を作ることに重点を置き、グループワークを中心とした授業を行った。授業内容はExcelを用いた経済分析だが、4、5人のチームを作らせ、すべてのメンバーが課題を作成できるようになるまで教え合いをさせた。その結果、まったく出席をしなくなった学生を除き、ほとんどの学生が好成績を収めることができた。
2019年9月~2020年1月専門演習基礎前期の専門演習Ⅰの反省から、専門演習基礎ではチームビルディングを重視した。そのためにグループワークとフィールドワークを主とした授業を行い、なおかつ自主的に考えて行動させるために、受講者自身にグループワークの内容を考案させ、ゼミ長・副ゼミ長を中心として取り組ませた。その結果、専門演習クラスよりも打ち解けた人間関係が築けたが、それでも1人が退学した点は残念である。
2020年4月~2021年1月応用マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ感染症の発生により、映像資料と課題による特例授業を行った。従来は板書で解説していた内容をすべて図表化してパワーポイントにまとめ、説明音声を録音した資料を用いた。また、従来は授業内の口頭試問や小テストによって理解度を確認していたが、毎回課題を課すことで確認するようにした。その結果、毎回課題を提出した学生は対面授業と同等の成績を修めたが、まったく課題を提出しない学生が対面授業より増えたと感じた。また、最終回にまとめて課題を提出する学生もいたことから、締め切り後の提出には一定の減点を科すことをルール化した。
2020年4月~2021年1月経営ビジネス情報論Ⅰ・Ⅱ感染症の発生により、映像資料と課題による特例授業を行った。従来は板書で解説していた内容をすべて図表化してパワーポイントにまとめ、説明音声を録音した資料を用いた。また、従来は授業内の口頭試問や小テストによって理解度を確認していたが、毎回課題を課すことで確認するようにした。その結果、毎回課題を提出した学生は対面授業と同等の成績を修めたが、まったく課題を提出しない学生が対面授業より増えたと感じた。また、最終回にまとめて課題を提出する学生もいたことから、締め切り後の提出には一定の減点を科すことをルール化した。
2020年4月~2021年1月ビジネスエコノミクスⅠ・Ⅱ感染症の発生により、映像資料と課題による特例授業を行った。従来は授業内の口頭試問や小テストによって理解度を確認していたが、毎回課題を課すことで確認するようにした。その結果、配点の高い手間のかかる課題を提出せず、配点の低い容易な課題だけを選んで提出する学生が多発した。さらに、そうして単位を落とした複数の学生から、「出席条件は満たしているはずだ」とクレームがあった。そもそも、出席は前提条件であり、成績評価に含めていないが、このような勘違いをしている学生がいるため、今後はすべての科目の初回の授業で「出席は成績に無関係」と明言することとした。
2020年4月~2021年1月専門演習Ⅰ・Ⅱ感染症の発生により、SNSソフトを用いた個別指導を行った。卒業研究に向けた研究指導と研究ノートの作成方法について指導を行った。前期は1人ずつ個別指導を行ったため、個々の研究テーマに即した詳細な指導を行えたが、指導に30分から1時間程度の時間がかかるため、負担は非常に大きかった。しかし、その成果によって10人中8人は多少自立的に研究が行えるようになったことから、後期は授業時間内に残りの2人と新たに加わった2人のグループ指導を行い、他の8人については個別に進捗確認をすることとした。その結果、8名は完成度の高い研究ノートを執筆することができた。
2020年4月~2021年1月卒業論文演習Ⅰ・Ⅱ感染症の発生により、SNSソフトを用いて個別に卒業研究と論文執筆の指導を行った。前期はテーマ設定のみで時間を潰した学生が2人いたが、その他は概ね順調に研究をはじめることができた。だが、就職と学業のどちらにも意欲を持てない学生が1人おり、退学したことは残念であった。一方、前期は3年生と4年生の全員を対象に個別指導を行ったため、負担が非常に大きかった。後期は3年生を授業時間にオンラインで指導し、個別指導は4年生を中心的に行った。その結果、卒業を延期した1名以外は、一定の水準を満たす卒業論文を執筆することができた。
2020年9月~2021年1月経済原論Ⅱ感染症の発生により、映像資料と課題による特例授業を行っている。従来は板書で解説していた内容をすべて図表化してパワーポイントにまとめ、説明音声を録音した資料を用いている。また、従来は授業内の口頭試問や小テストによって理解度を確認していたが、毎回課題を課すことで確認している。さらに、他の授業で課題を締め切り後に提出したり、最終回にまとめて提出する学生がいたことから、締め切り後の提出には一定の減点を科すことをルール化した。
2020年9月~2021年1月基礎演習Ⅱ感染症の発生により、映像資料と課題による特例授業を行った。従来は板書で解説していた内容をすべて図表化してパワーポイントにまとめ、説明音声を録音した資料を用いた。また、従来は授業内の口頭試問や小テストによって理解度を確認していたが、毎回課題を課すことで確認した。さらに、他の授業で課題を締め切り後に提出したり、最終回にまとめて提出する学生がいたことから、締め切り後の提出には一定の減点を科すことをルール化した。その結果、50名中45名が単位認定水準を満たすことができた。
2020年9月~2021年1月専門演習基礎卒業研究と就職活動に向け、ゼミ生同士で支え合いが行えるよう、チームビルディングを重視した授業を行った。感染症の発生によりフィールドワークは制限したが、その代わりに毎回グループワークを導入した。グループワークのテーマは「コロナ禍における子ども食堂の支援方法について」とし、3チームに分かれて、自ら実行できる具体的な提案をしてもらった。さらに、その様子を録画し、教員が子ども食堂を訪れて、職員に評価をしてもらい、学生にフィードバックすることで、卒業研究に向けた意識付けを行なった。
2021年4月~現在応用マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ感染症拡大の影響により、昨年度から特例授業を行っているが、出席の代わりに毎回課題の提出を求めたため、学生から「朝から晩まで課題に追われている」「課題が多くて卒業研究が進められない」とのクレームが出た。そのため今年度は、出席代わりの課題をやめて、試験に切り替えた。ただし、期末試験直前の詰め込み学習を避けるため、授業5回ごとに「確認テスト」を実施(計3回)することとし、学習の積み重ねを評価するように変更した。
2021年4月~現在経営ビジネス情報論Ⅰ・Ⅱこの授業も特例授業であるため、同上のクレームを考慮し、授業5回ごとに課題の提出(計3回)を求め、学習の積み重ねを評価するように変更した。
2021年4月~現在ビジネスエコノミクスⅠ・Ⅱ昨年度は特例授業を行なっていたが、感染症の拡大を防止しながら対面授業を行なうために、①対面授業、②オンライン授業、③録画ビデオの配信の3つの授業方式を併用することとした。受講者には、当日の体調や感染拡大の状況を考慮しながら、各自の判断で受講する授業方式を選択してもらう。一方、成績評価は授業5回ごとに「確認テスト」を実施(計3回)することとし、学習の積み重ねを評価するように変更した。
2021年4月~現在専門演習Ⅰ・Ⅱ昨年度のゼミ生(「専門演習基礎」の受講者)には、グループワークと教員の仲介による擬似的なフィールドワーク(感染症発生のため)を通じて、卒業研究に向けた意識付けを行なった。それを踏まえてこの授業では、具体的な調査研究の方法を指導し、後期終了時点で研究ノートを完成させることを目的とした指導を行なう。これにより、4年次前期は就職活動に重点を置かせ、内定が得られたのちに、研究ノートを卒業論文に仕上げさせる予定である。
2021年4月~現在卒業論文演習Ⅰ・Ⅱ昨年度のゼミ生(「専門演習Ⅰ・Ⅱ」の受講者)12人中8人は、目標水準の研究ノートを完成させることができた。したがって前期は残り4人を集中的に指導し、研究ノートを卒業論文に仕上げさせる。他の8名については、前期は就職活動に専念させ、後期は個別の状況に応じて論文指導を行なう。

研究活動等(著書・論文等)

【論文】
1. 中野謙(2010)「タイ鶏肉産業における新興市場の誕生:タイ銘柄鶏市場の誕生と成長」日本農業市場学会『農業市場研究』第19巻第1号(通巻73号)、pp. 36~41
2. 中野謙(2011)"Consideration for Governmental Supports of Small Farmers for Rural Development: A Case Study of the Rural Development Project in Northern Areas of Thailand" 立命館大学『立命館経済学』第60巻第1号、pp. 46~59
3. 中野謙(2011)「タイにおける『地域固有鶏』の生産・普及事業と農村開発の展望:タイ畜産開発局チェンマイリサーチセンターの取り組みを事例として」日本農業市場学会『農業市場研究』第20巻第1号(通巻77号)、pp. 74~79
4. 中野謙(2012)「タイ鶏肉産業と経済発展:養鶏契約生産の成長と転換に関する考察」〔博士号取得論文〕立命館大学
5. 中野謙(2012)「タイ鶏肉生産における銘柄鶏の導入による経営の新展開:Nakonsrithammarat県Wファームの経営を事例として」日本農業市場学会『農業市場研究』第21巻第1号(通巻81号)、pp. 21~27
6. 中野謙(2014)「地域ブランドの保存による農業振興:JAおうみ冨士『モリヤマメロン』の事例より」立命館大学『立命館経済学』第62巻第5・6号、pp. 350~365
7. 中野謙(2015)「『農業の六次産業化』担い手育成プログラムの開発:梨のドライフルーツの製造・販売を通じた実証結果より」東大阪大学『教育研究紀要』第12号(2014)、pp. 1~7
8. 楠奧繁則、中野謙(2015)「セルフ・エフィカシー理論からみた大学生の学業意欲の研究:A大学の『六次産業化の担い手プログラム』での事例」徳島大学『大学教育研究ジャーナル』第12号、pp. 8~20
9. 中野謙(2016)"The effort of sixth-industrialization of Chinese mushroom production by using refrigerated containers: A case study of Sun Mine Co., Ltd." 立命館大学『立命館経済学』第64巻第3号、pp. 274~283
10. 中野謙(2016)「問題解決型インターンシップ(PBI)によるアクティブラーニング(AL)効果の考察:株式会社アイテックスとの連携による授業の事例より」東大阪大学『教育研究紀要』第13号(2015)、pp. 45~58
11. 中野謙(2017)「山口県の農業機械市場に関する一考察:新品と中古品におけるトラクターの選好性調査より」立命館大学『立命館経済学』第65巻第6号、pp. 115~130
12. 中野謙(2017)「経営学部FD推進のための一考察:4年生を対象としたアンケート調査の結果より」中京学院大学経営学部『研究紀要』第24巻、pp. 87~100
13. 中野謙(2018)「タイ農機市場の現状と展望:籾米担保融資制度破綻後の動向に対する一考察」東大阪大学『教育研究紀要』第15号(2017)、pp. 29~36
14. 中野謙(2018)「大規模講義におけるアクティブラーニング(AL)の実践とその効果の考察:『経済学Ⅰ』の受講者220人を対象としたALの事例より」中京学院大学経営学部『研究紀要』第24巻、pp. 115~133
15. 中野謙(2018)「自律学習の誘発を目的とした複数教員による討論型授業:大規模授業におけるアクティブラーニングの手法と効果の考察」The Japan Association for Self-Access Learning, SiSAL Journal Special Issue on JASAl 2017, Volume 9, Number 2, pp. 217~233
16. 中野謙(2020)「中山間地域におけるまちおこしの課題:大学と農村の共創を目指すサービスラーニングの事例より」沖縄国際大学産業情報学部『産業情報論集』第16巻第1・2号合併号、pp. 1-13
17. 中野謙(2020)「アクティブラーニング型授業における能力変化の分析:経済学Ⅰの授業例より」沖縄国際大学産業情報学部『産業情報論集』第16巻第1・2号合併号、pp. 23-41
18. 中野謙(2020)「シャンパン生産における醸造業者の関連とブランド維持のしくみに関する考察:ジャニソン・バラドンの事例より」沖縄国際大学総合研究機構産業総合研究所『産業総合研究』第28号、pp. 1-14
19. 中野謙(2021)「子ども食堂の現状と課題」立命館大学食マネジメント学会・立命館大学経済学会『立命館食科学研究』Vol. 3、pp. 189-198
【研究ノート】
1. 中野謙(2020)「フィールドワークを中心としたサービスラーニングに関する考察:地域コーディネーター養成講座の事例より」沖縄国際大学産業情報学部『産業情報論集』第16巻第1・2号合併号、pp. 89-101


2021年4月1日現在