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李 相典(SANGJEON,LEE)

所属: 産業情報学部 企業システム学科

職階: 准教授
担当科目: グローバル観光ビジネス、観光マーケティング、
      マーケティティング総論、 マーケティング演習、
      専門演習Ⅰ・Ⅱ、卒業論文演習Ⅰ・Ⅱ等
プロフィール
主要学歴神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了
学位博士(経営学)
研究分野Tourism Busines & Marketing, Destination Brand Management,
Tourism Experience Marketing
所属学会・協会等日本商業学会、日本マーケティング学会、日本国際観光学会、韓国観光学会
主要な社会的活動1.江原道開発公社(公企業、韓国)、マーケティング・チーム、2005―2008年
2.INPACTg.c.f.コンサルティング(企業、韓国)、観光Business Planチーム、2009年
3.(株)E&Pホスピタリティ・コンサルティング(企業、韓国)、観光戦略1チーム、2009年
4.市場経営振興院(中小企業庁、韓国)、文化観光型市場育成事業チーム、2010-2011年
趣味旅行、音楽鑑賞
E-mail・ホームページ等i.sanjon@okiu.ac.jp
教員業績一覧・教育活動等
年月日主な教育活動摘要
2017年4月~ 現在グローバル観光ビジネス後期、2年次以上、講義式、専門(選択)科目、総16回、2単位、登録者80~100名。授業資料は毎週授業の前日にweb上で公開し、事前学習ができるようにしている。テキスト内容以外の事例調査を課題として提出しているが、その調査過程や内容についての個別指導の時間等、まだ色んな問題点に関する改善策を工夫している。
2018年4月~ 現在観光マーケティング前期、3年次以上、講義式、専門(選択)科目、総16回、2単位、登録者80~100名。授業資料は毎週授業の前日にweb上で公開し、事前学習ができるようにしている。グループ課題として「観光アイデア提案」が行われている。これは理論に基づき、自分のアイデアを実務的に表現する学習時間であるが、提案したアイデアを一層具体化させるための指導方法について、まだ改善が必要であると考えている。
2017年4月~ 現在マーケティング総論前期、2年次以上、講義式、専門(選択)科目、総16回、2単位、登録者80名前後。授業資料は毎週授業の前日にweb上で公開し、事前学習ができるようにしている。マーケティングの多様な視覚や新たなトレンドについて学習できるように個別資料で対応している。しかし、マーケティングのトレンド変化スピードに合わせた資料の準備が多少遅れていることについて改善策を工夫している。
2017年4月~ 現在マーケティング演習後期、2年次以上、講義式、専門(選択)科目、総16回、2単位、登録者80名前後。前半は多様なマーケティング事例を紹介しているテキストを選択し、グループ別の発表を通じてケース研究のやり方について学習し、後半はグループメンバーたちが選んだケースを発表してもらう方式で授業は進められている。しかし、マーケティング・ケース分析に関する体系的な学習が必要であることについて、改善策を工夫している。
2018年4月~ 現在専門演習Ⅰ・Ⅱ前・後期、3年次、討論式、専門(必須)科目、総16回、2単位、登録者20名前後。専門演習Ⅰでは、グループ課題を設定し、資料調査やフィールドワーク調査(アンケート)によってデータを収集し、そのデータを分析する演習まで行う。専門演習Ⅱでは、個人研究テーマを設定し、資料調査とアンケート設計、そしてフィールドワーク調査まで行うようにして卒論準備が早くできるように指導している。調査過程や成果についてはグループ発表とディスカッション、そして個別相談を通じて随時報告が行われる。また、バーベキュー・パーティーなどの交流活動を通じて所属感が強化できるように努めている。
2019年4月~ 現在卒業論文演習Ⅰ・Ⅱ前・後期、4年次、討論式、専門(必須)科目、総16回、2単位、登録者20名前後。卒論演習Ⅰでは、個別論文テーマを確定し、関連資料調査やフィールドワーク調査(アンケート)など卒論が1次的に完成できるように指導する。卒論演習Ⅱでは、1次的に完成した論文の修正を含め、最終の論文が作成できるように指導する。論文作成過程については個別発表とディスカッション、そして相談を通じて随時報告が行われる。また、卒論以外に就活関連相談にも積極的に対応して円滑な卒業を迎えるように努めている。
2022年4月~ 現在市場調査総論前期、2年次、講義式、専門(選択)科目、総16回、2単位、登録者60名前後。市場調査総論では、マーケティングリサーチ能力に求められる基礎知識と理論、そしてアンケート調査方法とデータ分析方法について学習する。消費者・顧客の考えとニーズを把握するのはマーケティングにおいて何より重要なスキールであるため、アンケートの設計から、収集されたデータが持つ意味を正確に解釈できるよう、実習、発表、そしてディスカッショをの方法を活用している。
学生支援活動等
年月日主な教育活動摘要
2018年4月~ 現在学習支援オフィスアワーまたは事前連絡があった場合、いつでも来室した学生には統計分析について指導している。
2019年7月キャリア支援①第9回日中韓観光大臣会合、「日中韓未来世代フォーラム、日中韓大学(院)生アイデア応募展(2019年8月30日から31日、韓国ソウルで開催)」への参加
➡ゼミ生、6人参加(提案書部門【3人】、ポスター部門【3人】)。
➡提案書部門とポスター部門で奨励賞を受賞

②今後も様々な経営・マーケティング・観光分野の応募展に参加させる予定。
学外での教育活動等
年月日主な教育活動摘要
2019年7月沖国大ラジオ講座①2019年7月24日・31日に放送される「沖国大ラジオ講座万国津梁を目指して」で、「観光マーケティングにおける観光ブランドの意義」というテーマで講座を収録する。
②2019年7月27日「沖縄国際大学公開講座」で、「観光産業における観光ブランド構築の意味」というテーマで講演。

研究活動等(著書・論文等)

[著書]
1.「DX時代における観光ビジネスの課題」、『沖縄国際大学公開講座 No33、DX時代にける地域活性化』、編集工房東洋企画、2024年
2、「ワーケーション観光市場の現状と沖縄の成長可能性」、『新時代の沖縄観光の諸相:コロナ禍とその後の挑戦』、泉文堂、2024年

[論文]
1.「沖縄インバウンド観光市場の多角化のためのアジア・エマージング―マーケットの検討:ベトナムの若者世代への戦略的アプローチ」、『産業情報論集』、19(1・2)、pp.11-28、2023、単著。
2.「デスティネーション・ブランド・エクスペリエンスに関する理論的考察」、『地域産業論叢』、18、pp.1-20、2022、単著。
3.「Moderated mediation analysis of tourist-based destination brand equity: Structural differences by tourist nationality」、『International Journal of Tourism Sciences』、21(1)、pp.25-37、2022、単著。
4.「デスティネーション・ブランド・エクイティの構造モデルにおけるデスティネーション・ブランド・エクスペリエンスの調節効果」、『日本国際観光学会論文集』、第27号、pp.15-23、2020年、単著。
5.「The relationship between destination brand experience and brand trust : difference by travel infrormation search type」、『Asain Journal of Information and Communications』、Vol. 11 No1, pp.33-45, 2019.単著。
6.「デスティネーション・ブランド・エクイティの特徴と研究課題」、『日本マーケティング学会』、第38号(1)、pp.70-77、2018年。単著。
7.「観光客ベース・デスティネーション・ブランド・エクイティー・モデルの検証:リピート観光客の感情的信頼と経済的価値による違い」、『碩学舎ビジネス・ジャーナル』、第39号、2016年。単著。
8.「観光客ベース・デスティネーション・ブランド・エクイティーモデルの構築:CBBEのディメンションの検討とブランド信頼の適用可能性」、『日本国際観光学会論文集』、第23号、pp.161-170、2016。 単著。
9.「デスティネーション・ブランド・エクイティーの概念モデルの確立に向けたCBBEの再検討」、『神戸大学経営研究科六甲台論集』、第61巻第4号、pp.19-37、平成27年。単著。
10.「日本の旅行社ブランドの競争関係の研究」、『大韓経営学会論文集』、第26巻第4号、pp.869-889、2013。共著。
11.「ポジショニング分析によるリゾートブランド資産価値の競争力に関する比較研究」、『観光研究ジャーナル』、第21巻第2号、pp.175-189、2007年、共著。
12.「ブランド価値評価の属性が観光客の地域の祭りを訪問する際に及ぼす影響に関する研究」、『国際地域研究』、第9巻第3号、pp.323-340、2005年、共著。
13.「リゾート会員証(券)の所有に影響を与える要因に関する研究:ロジスティック回帰分析を用いて」、『韓国観光学会全国学術大会論文集』、2005年、共著。
14.「韓国のファミリー・レストランに対するブランド・ポジショニングの研究:顧客の選択属性を中心に」、『韓国観光学会全国学術大会論文集』、2004年、単著。

[その他。研究ノートなど]
1.「沖縄観光のためのデジタル・メディア戦略:MZ世代市場を中心に」、産業情報論集、第20巻第1・2号合併号、pp.65-69.
    2024年4月1日 現在