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主要学歴 | 東京都立大学大学院 社会科学研究科 (社会人類学専攻)博士課程 単位取得退学 |
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学位 | 博士 (社会人類学 2008 年 2 月 東京都立大学) |
研究分野 | 文化人類学、台湾原住民研究、台湾地域研究、沖縄地域研究 |
所属学会・協会等 | 日本文化人類学会、日本台湾学会、沖縄民俗学会、沖縄文化協会 |
主要な社会的活動 | 那覇日台親善協会・理事(学術部会) |
E-mail・ホームページ等 | nishigaki@okiu.ac.jp http://researchmap.jp/read0124251/ |
年月日 | 主な教育活動 | 摘要 |
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学内での教育活動 | ||
2015 年 4 月~ | 1)沖縄文化入門 | ・学科 必修科目(前期) ・講義内容:民俗学担当の教員とともに、オムニバス形式で沖縄文化の基礎的理解のための講義を行っている。個人的な担当は、地理・歴史的位置性、親族・門中、祖先祭祀・葬墓制、女性の霊的優位、年中行事、人生儀礼。 ・登録者数:約 100 人 |
2010 年 4 月~ | 2)文化人類学概論 (旧「文化人類学概論Ⅰ」) | ・学科 必修科目(後期) ・講義内容:親族、贈与交換、儀礼、象徴・認識・コミュニケーション、世界観・宗教など、生活にかかわる諸トピックを文化人類学的な視点で理解する作法について講義している。 ・登録者数:約 100 人。 |
2010 年 4 月~ | 3)アジア文化概論 (旧「アジア文化概論Ⅰ・Ⅱ」) | ・学科 選択必修科目(前期) ・講義内容:沖縄を取り巻く周辺地域、具体的には中国、韓国、日本、台湾、東南アジア、オセアニアの概要・歴史・文化に関する基礎的理解を深めることを目指した講義を行っている。 ・登録者数:約 60 人。 |
2011 年 9 月~ | 4)アジア社会文化論Ⅰ (旧「中国の言語と文化Ⅰ」) | ・学科 選択科目(後期) ・講義内容:中国について、基本データ、歴史、言語、親族・人間関係、思想・宗教、現代社会などのトピックに着目して講義している。 ・登録者数:約 50 人。 |
2017 年 9 月~ | 5)琉球アジア文化論 | ・学科 選択科目(後期) ・講義内容:民俗学および文化人類学を専門とする教員4~5名のオムニバス形式で、沖縄の文化をアジア的な視野で理解するための知識を提供している。個人としての担当は、東アジアの中の沖縄の親族/年中行事/宗教。 ・登録者数:約 40 人 |
2010 年 4 月~ | 6)領域演習(2年) (旧「基礎演習」) | ・学科 必修科目(前期) ・演習内容:大学での学びについてガイダンス、文献検索、レジュメ作法、レポート作法、論文作法、フィールドワーク作法、ミニ・フィールドワーク体験、小グループでのテーマ選び/文献調査/プレゼンテーション ・登録者数:約 30 人。 |
2010 年 4 月~ | 7)演習Ⅰ(3年) (旧「演習」) | ・学科 必修科目(通年) ・演習内容:毎年テーマを選び、基礎文献・関連文献を輪読した上で、夏休みには 1 週間程度の調査実習を行い、年度内に調査成果報告書(『みんぞく』)を作成している。これまでに、今帰仁村今泊、本部町瀬底、東村平良、金武町金武区、石垣市・白保、那覇市・久米などで調査実習を実施してきた。 ・登録者数:約 15 人。 ※本ゼミでは、「アジアのなかの沖縄」を考える契機として、台北の史跡・博物館・大学などを訪問する「海外研習」を実施している。 |
2010 年 4 月 | 8)演習Ⅱ(4年) (旧「卒業論文指導演習」) | ・学科 必修科目(通年) ・演習内容:卒業論文作成を目的とし、文献研究、フィールドワーク、論文作成に関する指導を行っている。履修学生が扱って卒業論文のテーマは、沖縄の民俗・文化、言語復興、沖縄戦・平和教育、基地問題、周辺アジア諸国と沖縄との比較研究、観光、工芸品など。 ・登録者数:約 15 人。 |
2014 年 4 月~ | 9)東アジア文化人類学特論ⅠA/ⅠB | ・大学院科目(地域文化専攻民俗文化領域) ・演習内容:Ⅰでは親族を中心に、Ⅱでは宗教を中心に講義・輪読・討議を進めている。 ・登録者数:約3人 |
2016 年 4 月~ | 10)南島民俗文化特殊研究Ⅰ・Ⅱ | ・大学院科目(地域文化専攻民俗文化領域) ・演習内容:沖縄の民俗文化、フィールドワーク論、関連文献の輪読、論文作成指導。 ・登録者数:約3人 |
作成した教科書、教材、 参考書 | ||
2016 年 | 1)沖縄関連 | ・沖縄国際大学宜野湾の会(編)『大学的沖縄ガイド』、昭和堂 (分担執筆) |
2017 年 | 2)先住民関連 | ・深山直子/丸山淳子/木村真希子(編)『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』、昭和堂 (分担執筆) |
学生支援活動 | ||
2010 年 4 月~ | 1)学習支援 | ・オフィスアワー:木曜日・3限目をオフィスアワーに設定し、学生の指導にあてている。また、時間の許す限り、それ以外の時間帯でも学生の学習支援/生活習慣改善指導/キャリア支援に取り組んでいる。 |
2010 年 4 月~ | 2)生活習慣改善指導 | ・同上 |
2010 年 4 月~ | 3)キャリア支援 | ・同上 ・特にゼミ学生には、本学の就職率、沖縄経済の現状と県外との経済格差、「沖縄 21 世紀ビジョン」などについて紹介し、2 年生の時点から人生設計および就職活動に向けた取り組みを行うことの重要性を説いている。 ・なお、ゼミ生の中には国内留学・海外留学を実行に移した者、インターンシップに参加した者、留学を検討中の者なども少なくない。 |
学外での教育活動 | ||
2011 年 11 月 | 1)学生団体での講演 | ・沖縄県内のインカレ団体である「学生観光振興プロジェクト」の学生たちに対し、台湾の歴史と現状&沖縄とのつながりについて講義。 |
2015 年 11 月~ | 2)那覇日台親善協会 | ・台湾と沖縄の交流を推進する民間団体「那覇日台親善協会」で学術部会理事として運営に参加。各種交流イベント、講演会などを実施。 |
2016 年 10 月 | 3)高校生向け出張講座 | ・毎年台湾への修学旅行を実施している球陽高校の学生向けに台湾の概要・歴史・文化に関する講義を行った。 |
2017 年 7 月 | 4)商工会議所での出張講座 | ・台湾視察を予定している南風原町商工会会員向けに台湾の概要・歴史・文化に関する講義を行った。 |
教育改善活動(FD など) | ||
2010 年 4 月~ | 1)授業評価アンケート | ・毎学期、講義科目で「授業評価アンケート」を実施し、その結果を講義様式の改善などに役立てている。(e.g. プロジェクター利用、デジタルファイル用法、映像教材利用、etc.) |
2010 年 4 月~ | 2)FD 研修会への参加 | ・初任者研修以外でも、過去 5 回以上 FD 研修会・講演会などに出席し、自身のFD を進めるとともに、本学全体の FD 向上のために意見を述べてきた。 |
2010 年 4 月~ | 3)レスポンス・ペーパーの活用 | ・大学が義務付ける「授業評価アンケート」とは別に、自身が担当するすべての講義・演習において、「レスポンス・ペーパー」(出席票プラスコメント・質問・要望欄)を毎回配布し、学生たちの興味・理解度チェック、講義手法の改善に役立てている。 |