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西原 幹子(Nishihara Mikiko)

所属: 総合文化学部 英米言語文化学科

職階: 教授
担当科目: 「English GrammarⅡ」「イギリス文学史」「英米演劇概論」他

プロフィール
主要学歴筑波大学大学院文芸・言語研究科イギリス文学専攻
博士課程単位取得退学
学位文学修士
研究分野イギリス文学、エリザベス朝演劇
所属学会・協会等沖縄外国文学会、日本英文学会、日本シェイクスピア協会、
エリザベス朝研究会、筑波イギリス文学会
主要な社会的活動沖縄外国文学会役員(広報委員長:2018年7月~現在)
E-mail・ホームページ等mikiko@okiu.ac.jp

教育活動等

年月日主な教育活動摘要
2018年4月~7月「English GrammarⅡ」前期、二年生対象、専門科目、4単位、30回授業、登録者数49名、成績数(秀15名、優6名、良7名、可17名、不可4名)。英語で解説された文法書を取り入れることにより英語表現における微妙なニュアンスや用法について理解できるよう工夫した結果、その効果をある程度得ることができた。
2018年4月~7月「英米演劇概論」前期、3~4年生対象、専門科目、4単位、30回授業、登録者数33名、成績数(秀6名、優11名、良9名、可2名、不可5名)。舞台表現の特徴を立体的に理解させるため映像や画像を出来る限り活用した。またト書きにも注意を促し舞台空間を想像させる時間を与え、理解度向上を図った。
2018年4月~7月「イギリス文学史」前期、2年生以上対象、専門科目、4単位、30回授業、登録者数56名、成績数(秀8名、優10名、良19名、可12名、不可7名)。各時代の特徴を映像や画像を活用して解説し、また作品の内容理解を促すため簡単なコメントシートを随時提出させた結果、分かりやすいとの評価を得た。
2018年4月~7月、9月~翌年1月「基礎演習Ⅰ・Ⅱ」前期・後期、一年生対象、専門必修科目、2単位・2単位、各期15回授業、登録者数28名。大学生活を送るために必要な基礎力(読む・書く・調べる・発表する)を鍛えることを目的としたゼミ形式クラスで、作文添削を繰り返すことで論理的な文章構成力を身に付けさせるよう工夫した。
2018年8月英検準一級対策講座グローバル支援教育センター主催の英検対策講座を担当した。英検2級から準一級受験へと学生を後押しするための「スタートアップ講座」で、学内の準一級受験者数の底上げを図った。その結果、合格者の増加には至らなかったものの、受験者数の増加という成果に繋がっているように思う。
【学習支援】
2018年6月一年生バレーボール大会英米言語文化学科新入生を対象として、親睦を深めることを目的とし、バレーボール大会を行った。企画・運営をすべて一年生のゼミ代表者が行うことで自主性や協調性を習得させるよう促した。ただし先輩との縦の繋がりを作るきっかけ作りが今後の課題となった。
2018年4月~7月学習不振者への支援16単位未満の学生や健康上の理由で出席困難な学生を対象に、時間割の組み方や生活改善の方策について指導や支援を行った。
【教育改善活動】
2018年2018年度授業評価アンケート学生による授業評価アンケートを行った。指摘された要望やコメントに対しては、その後の授業に活かしていきたい。また、講義目標に到達するための講義の進め方や評価方法については、初回の講義で十分な説明を行うように努め、お互いの認識の齟齬が生じないよう心掛けたい。

研究活動等(著書・論文等)

【著書(共著)】
『シェイクスピア時代の演劇世界』、英知明他編著、九州大学出版会、2015年。

【論文】
「The Merchant of Venice におけるシャイロックと商業活動の表象について」、沖縄国際大学外国語研究 第16巻第1号、2012年。
「『二つの嘆かわしい悲劇』に見る共同体秩序と「強欲」の危険」、沖縄国際大学外国語研究 第18巻第1号、2014年。
「A Warning for Fair Women における黙劇の機能について」、沖縄国際大学外国語研究 第19巻第2号、2016年。
「『オセロー』における結婚:「家庭悲劇」との比較から考える」、沖縄国際大学外国語研究 第20巻第2号、2017年。

【書評】
Book Review:"Tom Rutter, Shakespeare and the Admiral's Men," Shakespeare Studies vol.55, The Shakespeare Society of Japan, 2017.

2018年12月31日現在