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岡野 薫(OKANO, Kaoru)

所属: 総合文化学部 英米言語文化学科

職階: 准教授
担当科目: ドイツ語,文学,基礎演習,卒業論文
プロフィール
主要学歴東北大学大学院国際文化研究科博士課程
学位博士(国際文化)
研究分野比較文化,異文化理解,東西交流史,ドイツ語教育
所属学会・協会等日本独文学会,日本ヘルダー学会,日本 18 世紀学会,東北ドイツ文学会,
日本独文学会西日本支部,沖縄外国文学会
モットー学而不厭,誨人不倦
E-mailk.okano@okiu.ac.jp

教育活動等

年月日主な教育活動摘要
2016年4月~現在ドイツ語Ⅰ・Ⅱ前期・後期。受講者数20~30名。初級クラス。グループワークを通じて,学習者が相互に学び合う。基礎的なドイツ語力の習得を目標とする。2020年度はTeamsならびにMoodleを用いた遠隔授業を実施した。
2016年4月~現在ドイツ語Ⅲ・Ⅳ前期・後期。受講者数10~20名。中級クラス。グループワークを中心としたコミュニカティブな授業。実践的なドイツ語力の習得を目標とする。2020年度はTeamsならびにMoodleを用いた遠隔授業を実施した。
2016年4月~現在専門演習Ⅰ・Ⅱ前期・後期。指導学生数10~20名。演習形式。テキストを輪読し,決まったテーマについて発表,ピアレビュー,レポート提出を行う。プレゼンテーション能力,コミュニケーション能力を養う。2020年度はTeamsならびにMoodleを用いた遠隔授業を実施した。
2016年4月~2017年3月異文化理解Ⅰ・Ⅱ前期・後期。受講者数約100名。講義形式。異文化理解に関するテキストを講読し,それに関してグループ発表を行う。異文化理解能力,プレゼンテーション能力,コミュニケーション能力を養う。2020年度はTeamsならびにMoodleを用いた遠隔授業を実施した。
2016年4月~2018年3月ヨーロッパ研究Ⅰ前期。受講者数約100名。講義形式。東西交流史を通じて,ドイツ語圏の文化,社会,歴史を理解する。リアクションペーパーの提出を通じて,受講者自身の考えをまとめて言語化できるようにする。
2016年4月~現在文学Ⅰ(Ⅱ)前期(後期の文学Ⅱは2018年3月まで担当)。受講者数約100名。講義形式。ドイツ語圏の文学を通じてさまざまな生き方,考え方を学ぶ。リアクションペーパーの提出を通じて,自分の考えをまとめて言語化できるようにする。2020年度はTeamsならびにMoodleを用いた遠隔授業を実施した。
2017年4月~現在基礎演習前期・後期。指導学生数20~30名。演習形式。学生自身がテーマを設定し,発表やピアレビューを通じて,問題発見や問題解決能力を養う。2020年度はTeamsならびにMoodleを用いた遠隔授業を実施した。
2017年4月~2020年3月卒業論文Ⅰ・Ⅱ前期・後期。2017年度卒業論文指導。指導学生数20名,学士学位取得20名。2019年度,指導学生数12名,学資学位取得11名。演習形式。学生自身がテーマを設定し,発表やピアレビューを通じて,問題発見や問題解決能力を養う。
2019年3月沖国琉大合同ドイツ語合宿セミナー沖縄県内の留学生,ドイツ語教員と学習者が参加した合宿。ドイツ文化体験やプロジェクト授業を通じてドイツ語学習間ならびに大学間交流の促進をはかった。
2020年4月~現在外国語研究前期・後期。受講者数2~7名。上級クラス。ドイツ語圏への留学希望者を対象とする。ドイツ語圏で作成された教科書を使用し、実践的な語学運用能力を修得する。ドイツ語圏のニュースの視聴、発表、討論を通じて当該地域に対する理解を深める。2020年度はTeamsならびにMoodleを用いた遠隔授業を実施した。
2017年4月~現在独検沖縄会場責任者2017年度より本学が沖縄県における独検の開催場所となった。沖縄会場責任者として独検事務局との連絡、試験の運営、試験会場の手配・設営を行った。
2019年8月21日、8月28日沖国ラジオ講座タイトル「ドイツ語圏について学ぶということ」。第二語学としてのドイツ語学習の意義、本学のドイツ語教育の試みならびに特色を紹介した。
2020年9月うまんちゅ定例講座「ボーダレス・ダイバーシティ社会に向けて」講師タイトル「〈とざされた世界〉をひらく」(オンライン開催)。近代から現代までの日欧の「日本」イメージの変遷をたどった。

研究活動等(著書・論文等)

【著書】(共著)
  1. 『知は東から』 「エンゲルベルト・ケンプファーの日本宗教理解」明治書院 2013 年 5 月 165-188
  2. 『知のユーラシア』 「17・18 世紀ドイツにおけるオランダ人批判と擁護」明治書院 2011 年 7 月 54-75
【論文】
  1. 「ケンプファー研究の現在」『沖縄国際大学外国語研究』 第23巻第2号2020年3月19-30 
  2. Diskurse über den Begriff ""Landesabschließung"" Japans im achtzehnten Jahrhundert ""Zeitschrift der Gesellschaft für Germanistik in Tohoku""(『東北ドイツ文学研究』) Bd. 60 2019, S. 1-14
  3. 「色あせた理想郷と反理想郷」『沖縄国際大学外国語研究』 第22巻第2号2019年3月1-16
  4. 「国を意識するとき」(共著)『西南学院大学国際文化論集』第32巻第2号2018年2月75-97(担当86-90)
  5. 「〈閉ざされた世界〉と〈開かれた世界〉の狭間で」 『高橋輝暁先生定年退職記念論集 1日独文化論考』2014 年 12 月 77-92
  6. Das Japanbild in deutschen Enzyklopädien im Zeitalter der Aufklärung ""Vielheit und Einheit der Germanistik weltweit"" Bd. 13 2012, S. 261-265
  7. 「一八世紀前期ドイツにおける二つの日本観」『多元的世界観の共存とその条件』国際高等研究所2010年2月105-122
【翻訳】
  1. 『文化と宗教基礎用語事典』(共訳)「移民/移住」,「イスラム教」ほか 29 項目海鳴社 2015 年 5 月
  2. 「エンゲルベルト・ケンプファーとヨーロッパの啓蒙主義」東北ドイツ文学会編『東北ドイツ文学研究』第 52 号 2009 年 7 月 105-131 
【その他】
  1. 「ドイツにおけるホテル・飲食業の職業訓練」(調査報告書)『経済環境研究調査報告書』第7号2020年3月21-28
  2. 「ケンペル研究の東西」(エッセイ)「日本18世紀学会学会ニュース」第88号2018年9月3-5
  3. 「日本におけるケンペル研究」(講演概要集)渡邉直樹研究代表『ケンペルの協働研究』2018年3月14-21
  4. 「デートレフ・ハーバーラント編『エンゲルベルト・ケンプファー「廻国奇観」1727』」(書評)『東北ドイツ文学研究』第57号2016年10月119-122
2021年10月1日現在