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奥山 貴之(OKUYAMA,Takayuki)

所属: 総合文化学部 日本文化学科

職階: 准教授
担当科目: グローバルコミュニケーション論、
      ジャパノロジーⅠ・Ⅱ、
      日本語教材研究演習、日本語教育実習Ⅰ・Ⅱ、
      ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、卒業論文Ⅰ・Ⅱ、
      初級日本語Ⅰ・Ⅱ、日本語会話Ⅰ・Ⅱ

プロフィール
主要学歴法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修了
学位修士
研究分野日本語教育
所属学会・協会等日本語教育学会、社会言語科学会、J-CLIL学会、アカデミック・ジャパニーズ・グループ研究会、沖縄県日本語教育研究会
主要な社会的活動BJTビジネス日本語教育能力テスト問題編集委員
(2011年~2012年)
E-mailt.okuyama@okiu.ac.jp

教育活動等

年月日主な教育活動摘要
2022年4月~8月ジャパノロジーⅠ2022年度、春学期、2年次、講義、選択科目、2単位、授業回数15回、授業登録者数93人(秀25人、優29人、良23人、可11人、不可5人)
日本語と外国語の比較、普段自分たちが使っている日本語の表現などが言語学的にどのようにとらえられるか、などを講義形式とアクティブラーニングを通して学ぶ。日本語を客観的に捉え、自分の言語や言語運用に自覚的になり、説明ができるようになることが目標。自分が日本語について知らない、説明できない、勉強が必要であるという認識を多くの学生に持たせることができた。また、「日本語が特殊である」というような偏った見方を修正し、世界の言語との比較の中で客観的に日本語を捉えられるようになった。
2022年9月~2023年1月ジャパノロジーⅡ2022年度、秋学期、2年次、講義、選択科目、2単位、授業回数15回、授業登録者数84人(秀12人、優22人、良33人、可10人、不可12人)
「文化とは」という問いから、日本文化、日本語文化圏におけるコミュニケーションの特徴にせまる。自文化や自文化の中でのコミュニケーションのあり方を客観的に捉え、学生が日常の中で「異文化」との適切な関わり方ができるようになることが目標。講義形式とアクティブラーニングの併用で「文化」と「コミュニケーション」を体験と知識で理解することを目指す。
当たり前と考えていることを問い直し、学生の認識を新たにすることができた。自己の中にあるものを問い直し、常に考え続けることができたという学生からのコメントも得られた。
2022年4月~8月多文化共生入門2022年度、春学期、1年次、講義、選択科目、2単位、授業回数15回、授業登録者数40人(秀7人、優11人、良15人、可2人、不可5人)
日本社会における「多文化共生」について学び考える導入科目。日本国内にどのような国や地域の人が在住しておりどのような状況におかれているのかを知り、そこから「共生」の方法や可能性について考える。グループワークなどで日本の現状やそれを自分たちがどのように認識しているのかを浮彫にし、そこから新たな視点を講義形式で取り入れていく方法を多くとった。多文化共生とそれに関わる日本語教育の視点と考え方、そしてそこから実社会での行動に繋げることを目指した。
 受講生は身近でよく知っているようで知らない自分たちの社会について、新たな視点と考える力を得ることができた。また、日本語教育への興味関心も喚起することができた。
2022年9月~2023年3月日本語教育実習Ⅰ2022年度、秋学期、3 年次、実習、資格科目、2単位、授業回数15回、授業登録者数7人(秀2人、優4人、良1人)
 授業作りの基礎となる考え方と、形式を教え、実際に授業をやってみせる。その後学生に模擬授業や実習に取り組ませる。実際の留学生に対する日本語の授業の見学にも行かせ、日本語教育の授業への理解をより深め実践力を身に付ける。地域のNGOが行っている「にほんごサークル」への参加や、日本語学校の見学も課した。様々な現場を見ることで、学習者の違い、ニーズの違いを肌で感じ、日本語教育の多様性の一端を知ることができた。
初めての授業作りで、学生は苦戦をすることが多かった。授業を見学する、実際に作る、模擬授業をする、模擬授業を見る、などの繰り返しの中で、少しづつ、非母語話者に日本語を教えることはどういうことか、という知識や感覚を得ることができた。また、授業見学・参加などを通した本学外国人科目等履修生や学部外国人留学生との交流は、双方にとってお互いを知る、また自分を知る機会となり、「多文化共生」について考える機会とすることができた。
2022年4月~8月日本語教育実習Ⅱ2022年度、春学期、4 年次、実習、資格科目、2単位、授業回数15回、登録者数13人(秀6、優6、良1人)
授業実践の基礎から応用へ。実際の日本語学習者に対する授業を「教壇実習」として担当する。授業見学、日本語学校見学、地域の「にほんごサークル」参加、教壇実習、を通して「日本語教育」を多角的に捉え、授業を実践する力を身に付ける。また、外国人や非母語話者との関りを捉えなおすことも目的であった。
全体としては文法の理解、練習の作り方の理解や習熟が不足しており、授業作りは簡単ではなかった。授業見学や模擬授業、対面指導を重ねる中で修正を図った。プロフェッショナルな日本語教師としてやっていけるかどうかはこれから次第だが、ある程度の土台を築くことができた。また、外国人との関りや、日本語学習者を見る目も養われた。
2022年4月~8月日本語教材研究演習2022年度、春学期、2年次、演習、資格科目、2単位、授業回数15回、登録者数12人(秀7人、優4人、良1人)
 日本語教師の資格科目の導入科目。日本語教師、日本語学習者の基本的な情報を踏まえた上で、対象となる学習者に適した教材を選び、授業を考えていく力を身に付ける。市販のテキストがどのような発想で作られているか、どのような基準で分析するか、講義やグループワーク、発表などを繰り返し理解を深めていく。
 日本語教育について予備知識がほどんどない学生に対し、どのように教材について考えさせるかが課題となる科目。どのような教え方をするのか見せたり、言語行動を内省させたりする中で、外国人や「外国語としての日本語」への認識を深めることができた。様々な種類の教材があり、それぞれに意図があること、対象となる学習者のニーズやレディネスによってその教材を使い分けていることも理解できた。また、ある表現について使用する場面を想起し、例文を作成する能力が必要であること、教材にはその要素が多く含まれていることも理解できた。
2018年4月~8月日本語学概論 2018年度、春学期、2年次、講義、選択科目、2単位、授業回数15回、授業登録者数139人(秀12人、優27人、良43人、可30人、不可27人)
「日本語」を専門的ないくつかの側面からとらえ、深い専門性につなげていくための科目。言語史、音声(音韻)、表記、などの導入的な知識を演習などを通して学んいく。
専門的な内容や用語が多く、難しいかったという学生からのコメントも見られた。音声や音韻については、理解度の差が大きく課題もあった。しかし、その難しい内容を、身近なことに落とし込みながら、自分の日本語の使用を内省しながら、学ばせることができた。
2022年9月~2023年3月グローバルコミュニケーション論2022年度、秋学期、1年次、講義、選択科目、2単位、授業回数15回、授業登録者数79人(秀13人、優18人、良8人、可14人、不可26人)
オムニバス形式。世界各国(韓国、英語圏、ドイツ語圏、中国語圏)の言語や文化を学び、多文化間コミュニケーションの基礎となる力を養う。講義だけでなく、学生が発表する機会も設け、外国の言語や文化について知り、日本の言語や文化と比較する視点を持つことを促す。
メディアなどの情報からある程度知っている国でも、専門的な知見を持つ教員からその導入的な内容を聞くだけでも、受講生は新たな視点や知識を得ることができた。また、それまであまり関心を持っていなかった国や地域についてでも、講義で聞いたり、自ら調べたりすることで興味や関心を持つことができた。
2022年4月~2023年3月ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ2023年度、ⅠⅡ3年次・ⅢⅣ4年次、3年次12人・4年次10人、対面指導時間1人5時間程度
最終的な卒業論文執筆に向けて、ⅠⅡⅢⅣと段階を踏んで「社会言語学」「日本語教育」「異文化コミュニケーション」、またその関連分野の知識や、論文執筆の方法を身に付けていく。1)小グループを作りその中でディスカッションをしやすい環境を作る。2)事前の発表準備はグループで行い、その成果を1人で小グループの中で発表する形式をとる、などグループ活動の中で一人一人の参加度を高める試みを行っている。3年次は年度末に卒業論文を7000字程度まで書き進めたものを提出する。4年次が進めている卒業研究について発表したり、3年次と4年次が混ざったグループで活動を行ったりして、4年次から3年次へ「学び」の伝達が起こりやすいように設計している。
それぞれ、学生の興味関心に応じた研究をスタートさせ、一応の成果を得ることができた。また、4年次から3年次への「学び」の伝達行われるよう意識した授業設計をし、実際に4年生が3年生にアドバイスをしたり、3年生が質問をしたりする様子が見られた。一人での内省や学びと、人と関わりながらの学びと、バランスをとりながらより学習効果の高い方法を目指していきたい。
2022年4月~2023年3月卒業論文Ⅰ・Ⅱ2022年度、卒業論文指導10名、学士学位取得者10名、対面指導時間1人4時間程度
卒業論文作成にあたり、基礎的な論文作成の手順を確認し、節目ごとに発表の機会をもうけつつ全体の完成を目指す。学生が日常の中で感じた「興味」「関心」「疑問」を、論文に繋げていくことが目標。自分の興味関心を学科での学びを通して「研究」まで高める。論文完成後は、ゼミの4年次、3年次学生を対象とした「卒業論文発表会」を行う。
一人での作業、対面での指導、そして発表を繰り返す中で、自分の研究を客観視した上で研究内容について深く考察し、他者に伝えるための工夫を考えさせることが狙い。自分で考察を深めたり、執筆を進めたりすることに苦労をする学生もいたが、全員卒業論文を書き上げて卒業することができた。
2022年4月~2023年3月日本語会話/聴解Ⅰ・Ⅱ2022年度、留学生科目、授業、授業回数15回、登録者数6人(秀4人、優2人)
初級、中級、上級の日本語クラスがあるうちの、中級レベルの日本語の授業。
Ⅰでは、文法や表現を、会話の中で使う意識を持たせ、練習する。学習者同士や、ビジターとして参加した日本人学生とのペアでスクリプトを作成し、発表。ビジターが参加することで、留学生には日本語を使うインセンティブが働き、また、同世代の日本語母語話者との関りの中で「異文化」を学ぶ機会を作ることができる。また、日本人学生にとっては、留学生の日本語についての質問に答えたり、留学生と関わりを持つ中で、日本語を客観的に捉える機会や、「異文化」を学ぶ機会を得ることができる。
Ⅱでは、日本語教員養成課程の学生を中心に毎回ビジターを教室に迎え、トピックについて留学生や日本人学生が混ざったグループでディスカッションをする。社会的なトピックについて、考えたことを日本語で「伝え合う」ことを通して、実践的な日本語力を身に付けるとともに、異なる文化的背景を持ち日本語力にも差がある中で「伝え合い」を成立さえることで「共生」の感覚を身に付けていく。
2018年9月~2019年8月初級日本語ⅠB・ⅡB2018年度、留学生科目、授業、授業回数15回、登録者数2人
初級レベル(JLPT N4程度)の日本語の授業。『みんなの日本語 初級』を用いて、初級レベルの日本語を身に付けていく授業。教師とのやりとり、教室の外での活動、学習者同士のやり取り、ビジターとして来た日本人学生とのやりとり、を効果的に設計して「日本語を使う」環境を整え、授業以外での日本語の使用に繋げ、自律した学習者を目指す。
2022年9月~2023年3月ゼミナール入門 2022年度、秋学期、必修科目、講義、授業回数16回、登録者数108名、
3年次の所属ゼミの選択材料を提供するため、各ゼミ担当の教員が研究分野やゼミについて講義するオムニバス科目。ゼミについてだけではなく、キャリアガイダンスや、4年生の優秀卒業論文の発表会など、様々な学びを2年生に提供。ゼミでの活動と卒業研究、そしてその先も学生が意識をできるように。
担当は「多文化間コミュニケーションと日本語教育」。学生がゼミの研究テーマや活動を理解し、ゼミの雰囲気を感じられるように、教員が講義をするだけではなくゼミの学生からも話をしてもらった。専門分野の知識を、実感をともなった理解にできるようタスクを課したり例を挙げたりしながら講義を行い、その分野について学ぶことの大切さや面白さを伝えられるようにした。新たなゼミ所属の学生が12名となったので、一定程度上記の狙いが達成できたものと考えられる。
2019年9月海外文化体験実習2019年度、選択科目、集中講義、授業回数15回、登録者数5人
海外の大学で日本語を学ぶ学習者との交流、現地でのフィールドワークを通して、多文化間コミュニケーション能力を育む。2019年度は韓国のカトリック関東大学の学生との交流を持つことができた。事前研修で現地の文化や言語を学び、現地での実践やフィールドワーク、事後のレポートを通して、知識と体験を繋げ、言語化してよりいっそう理解を深めることが目的。
2018年8月~9月、2019年2月~3月海外日本語教育実習2018年度、資格科目、教育実習、登録者数12人
「日本語教育実習Ⅱ」では学内で教壇実習を行うが、海外の提携校で教壇実習を行うのが本科目。実習期間は3週間。夏期休暇中にタイのパンヤーピワット経営大学、春期休暇中に台湾の東海大学でそれぞれ6名づつ実習を行う。事前学習で現地の文化や言語を学び、現地で3週間の実習を終えた後、報告会や報告集の作成を行う。現地での生活と実習を通して、ぐろー・日本語教師としての成長を促す。
2018年~交換留学生受入・世話役海外協定校から来日する交換留学生の受入・世話役を担当。学生の出身は韓国、マカオ、フランス、など。
2017年~日本語スピーチ大会 学部留学生、外国人科目等履修生、交換留学生、県費留学生、と様々な立場の留学生が、初級、中級、上級と日本語レベルで分かれて、日本語スピーチ大会を実施。例年、学内の学生や教員も多く見学に訪れる。留学生にとっては、スピーチの内容と、伝える形式・方法をよく考え、練習を繰り返して本番に臨むこととなり、またとない日本語力や伝える力を養う機会となる。また、日本語教育副専攻課程の学生は運営補助に携わるなど、授業とは違う日本語教育の側面を見る機会となっている。
2017年~外国人科目等履修生受入・世話役日本語を集中的に学ぶ、外国人科目等履修生の受入・世話役を担当。主な出身地はインドネシア、ネパール、ベトナム、中国、台湾、香港、ミャンマーなど。
2018年~外国人科目等履修生修了式外国人科目等履修生の修了式と修了パーティーを企画運営。日本語教育副専攻課程で日本語教育について学ぶ学生も運営に関わってもらい、双方の交流を促す。節目にお祝いをする機会を作って、新しい生活への気持ちを強くするとともに、沖縄国際大学やそこで関わった人々に愛着を持って旅立ってもらうことができる。外国人科目等履修生にとっては、自分たちが大切にされていると感じられる機会であり、また、日本語教育副専攻課程の学生にとっては、留学生の人生の節目に立ち会う機会になり、双方にとって大きな意味がある。
2017年9月~ウチナーンチュ子弟等留学生受入・世話役沖縄県系人子弟を留学生として受入・世話役を担当。南米出身者、北米出身者など。例年2名程度。
2018年~ 沖縄NGOセンター「にほんごサークル」との協力沖縄NGOセンターと協力して、「にほんごサークル」の活動を行う。対象となるのは、宜野湾市やその周辺の地域の日本語学習者。日本語教育副専攻の学生を派遣し、地域に貢献するだけでなく、学生の学びの場としても活用している。
2019年~日本語学校の見学日本語教育副専攻の学生が、地域の日本語学校に授業見学に行く。学内の日本語のクラスだけではなく、地域の日本語学校の授業、学校の施設、教員と接することで、より「日本語教育」への理解を深め、職業としての側面を見ることができる。
2019年~JICA沖縄訪問 多文化間コミュニケーションコースのゼミの学生とJICA沖縄を訪問。JICAの活動や、青年海外協力隊での経験について、聞く。その中で、異文化理解を深める。また、JICAという組織を知ることで、将来異文化コミュニケーションや日本語教育に関わる一つの選択肢を具体的に知ることができる。
2018年~日本語学文化研修海外協定校の学生を招いて、日本語や日本文化についての授業を行う3週間のプログラム。プログラム運営とおよび授業を担当。日本語教育副専攻課程の学生も授業やその他の活動のサポートをする。特に、日本文化紹介プログラムは日本語教育副専攻課程の学生が留学生に対してプレゼンをする。留学生は、この機会に沖縄や沖縄国際大学を知り、6か月や1年間の交換留学に繋がることも多い。
2020年うまんちゅ定例講座学外の地域の人に向けた公開講座の一つ、「うまんちゅ定例講座」で講座を担当。2020年度の口座テーマ「ボーダーレス・ダイバーシティ社会に向けて」の中で「日本語教師の専門性はどこにあるのか-多文化共生に向けて考える-」というタイトルで講座を行った。
2020年2月沖縄県日本語教育研究会講習会の主催と登壇沖縄県日本語教育研究会の講習会として、シンポジウムを開催。運営と、登壇者を担当した。「沖縄の日本語教育を見つめなおすー沖縄県の日本語教育、在留外国人に関わる機関などの現状と今後、連携の模索-」というタイトルで行った。
2022年11月JICA「日本語教育」隊員のゲストスピーカー日本語教師の資格取得を目指す学生を対象、JICAの「日本語教育」隊員経験者に、話をしてもらった。日本語教師の多様なあり方、JICAの活動の意義、異文化コミュニケーションなど、様々な点から海外の日本語教育の一例について具体的に話を聞くことができ、学生の知識の取得だけはなく学習意欲の向上につながった。
2015年11月教材の作成
『留学生のための厳選読解テーマ10 中上級』
2015年、日本語学習者を対象とした日本語学習用のテキストを開発。
2020年6月教材の作成
『考える人の【上級】日本語読解』
2020年、日本語学習者を対象とした日本語学習用のテキストを開発。

研究活動等(著書・論文等)

≪論文・著書≫
「私小説の可能性 ― 呂赫若『玉蘭花』論」『私小説研究』第10 号 私小説研究会 2009 年
『私小説ハンドブック』(共編著)勉誠出版 2014 年
「大胆な意思表明としての楊逵『泥人形』」『富士論叢』第59巻第1号 2014 年
『日本語学習者のための読解厳選テーマ10 中上級』(共著),凡人社,2015 年
「思考に支えられた言語の使用を促す小説読解授業の可能性 内容言語統合型学習CLIL(Content and Language Integrated Learning)として 『羅生門』と『レキシントンの幽霊』を教材とした場合」『富士論叢』第61 巻第1 号 2016 年
「高度外国人材に求められるビジネス日本語フレームワークの構築-直観的手法を中心に―」『琉球大学国際教育センター紀要』(共著)創刊号,p1-14,2017年3 月
「学部留学生への初年次教育の中で日本語教育が果たす役割についての基礎調査-Can-doアンケートを媒介としたインタビューから-」『沖縄国際大学日本語日本文学研究』第23巻1号、2018年12月
「日系企業で活躍する高度外国人材をめぐる現状―企業と高度外国人材のギャップを中心に―」『富士論叢』(共著)第62巻第1号、2018年12月
「日本語教師はアカデミック・ジャパニーズをどのように捉えているのか-教師へのインタビュー調査から-」 『沖縄国際大学日本語日本文学研究』第24巻2号、2020年3月
『考える人のための《上級》日本語読解』(共著),凡人社,2020年
「CLILによるアカデミック・ジャパニーズ指導についての研究ー背景と概念の再確認と開発した教材についてー」『沖縄国際大学日本語日本文学研究』第26巻第2号、2022年2月
「高度外国人材に求められるオンライン業務スキルに関する実態調査ーCEFR-CV2018に基づき開発したCan-do statements を用いてー」『琉球大学国際教育センター紀要』(共著)第6号、2022年3月
「学部留学生の学びと日本語教育の関わりについての質的研究ー大学卒業を控えた留学生へのインタビュー調査から」『沖縄国際大学日本語日本文学研究』第28巻1号、2023年3月

≪学会発表論文≫
「内容を重視したビジターセッションにおける留学生の意識形成 ―日本語レベルに差があるクラスを対象に―」『2015 年度日本語教育学会秋季大会予稿集』2015 年
「留学生への日本語教育における小説読解授業の可能性 ―『異文化理解』を超えてテクストと向き合う『羅生門』を教材とした場合―」『2015 年度沖縄県日本語教育研究会予稿集』2016 年
「高度外国人材に求められるビジネス日本語フレームワークの構築-直観的手法を中心に-」(共著)『2015 年度沖縄県日本語教育研究会予稿集』2016 年
「高度外国人材に求められるビジネス日本語フレームワークの構築 ―高度外国人材と企業担当者に対する実態調査を中心に―」『2016 年度日本語教育国際研究大会』2016 年
「高度外国人材に求められる日本語フレームワークの構築 ―高度外国人材に対する実態調査「読む」「書く」を中心に―」(共著)『沖縄日本語教育研究会』2017 年"
「高度外国人材に求められるオンライン業務スキルに関する実態調査―CEFR 2018 に基づき開発したCan-do statements を用いて―」(共著)『2021年度日本語教育学会春季大会予稿集』2021年
「高度外国人材に求められる「聞く」「読む」「書く」「話す」能力とは ― 質的調査法・量的調査法を用いたCan-do statementsの構築 ―」(共著)『『2022年度日本語教育学会秋季大会予稿集』2022年
2023年5月12日現在