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田場 裕規(TABA,Yuuki)

所属: 総合文化学部 日本文化学科,地域文化研究科 南島文化専攻

職階: 教授
担当科目: 日本文学を読むⅠ・Ⅱ,漢文学Ⅰ・Ⅱ,
      ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ,卒業論文,リテラシー入門Ⅰ・Ⅱ
      国語科教育法演習Ⅰ・Ⅱ,
      日本古典文学特論ⅠA,ⅠB(大学院)
      南島芸能特論Ⅰ,Ⅱ(大学院),日本言語文化特殊研究Ⅰ・Ⅱ

趣味・モットー等: 意義あることを楽しく、迷いなく。

プロフィール
主要学歴兵庫教育大学大学院 学校教育研究科
教科・領域教育学専攻言語系コース国語分野 修了
学位修士(学校教育学)
研究分野日本古典文学,万葉集研究,国語科教育学、琉球・沖縄の芸能
所属学会・協会等萬葉学会,美夫君志会,言語表現学会,西行学会
日本国語教育学会,全国大学国語教育学会,日本文学協会,
奄美沖縄民間文芸学会、沖縄文化協会
主要な社会的活動沖縄県立首里東高等学校評議員(平成 27 年 5 月~)
沖縄県高等学校郷土芸能大会審査員(平成 28 年 11 月)
全国高等学校読書体験記コンクール沖縄選考会審査員
(平成 23 年 10 月~)
沖縄県高等学校総合文化祭弁論部門大会審査員(平成 27 年 9 月~)
沖縄県立那覇西高等学校評議員(平成 24 年 5 月~平成 25 年 3 月)
沖縄県立開邦高等学校評議員(平成 25 年 5 月~平成 26 年 3 月)
宜野湾市老人福祉センター後期教養講座講師
(平成 25 年 2 月、平成 26 年 2 月)
沖縄県高等学校図書館協議会事務局長(平成 17 年 4 月~平成 18 年 3 月)
沖縄県子どもの読書活動推進会議委員(平成 17 年 6 月~平成 18 年 3 月)
独立行政法人大学入試センター試験問題評価委員会委員
(平成 14 年 1 月~平成 15 年 12 月)
E-mail・ホームページ等ytaba@okiu.ac.jp
https://researchmap.jp/read0156823

教育活動等

【教育活動等】
年月日主な教育活動摘要
2021年4月~8月日本文学を読むⅠ2021年度、春学期、対象:日本文化学科2年次~4年次の学生、授業形態:講義、教育課程区分:専門科目、単位数:2単位、授業回数:15回、授業登録者数:82名、成績数(秀27、優30,良4,可1,不可20)、本講は『宇治拾遺物語』の講読を行い、語彙、文法、表現等への理解を深め、古文読解力の養成を行った。日本中世社会への関心を深めながら、いくつかの文学理論に基づく読解を試みた。国語の教職免許状取得のために必要な科目でもあるので、高等学校において教えるうる知識理解の習得、読解力の育成を行った。感染症対策のため、Microsoft Teams を使用してオンライン授業を行った。
2021年9月~2月日本文学を読むⅡ2021年度、秋学期、対象:日本文化学科2年次~4年次、授業形態:講義、教育課程区分:専門科目、単位数:2単位、授業回数15回、授業登録者数:68名、成績数:(秀8優24,良10,可5,不可21)本講は鴨長明『発心集』の講読を行い、語彙、文法、表現等
への理解を深め、古文読解力の養成をめざす。また、仏教説話の背景や寺社、地名、人名などへの理解を深め、中世社会と仏教について考察した。 感染症対策のため、Microsoft Teams を使用してオンライン授業を行った。
2021年8月教員採用試験対策講座本学在学生に対して、中高国語科の1次試験の対策講座を実施。本学卒業生に対して、2次試験(模擬授業を中心に)対策講座を行った。
2021年4月~2月卒業論文Ⅰ・Ⅱ2021年度、卒業論文指導(指導学生数:13名),学士学位取得者数:12名,
2021年3月論文審査2021年度、修士論文審査数(主査1,副査1)。
2012年~学生サークル顧問
沖縄国際大学 琉球芸能文学研究会
●沖縄国際大学琉球芸能文学研究会顧問(2012年~現在)
https://www.facebook.com/okiuryugei
●沖縄国際大学 琉球芸能文学研究会「双葉踊り」
平成28年12月24日(土)
沖縄県男女共同参画センターてぃるる(那覇市)
https://www.youtube.com/watch?v=i_tv1Gv8MOY
●沖縄国際大学琉球芸能文学研究会10周年記念公演「双葉踊り」
平成25年1月26日(土)
宜野湾市民会館大ホール
https://www.youtube.com/watch?v=I4_OKEEDka4
●沖国大琉芸文「双葉踊り'18」
平成30年11月17日

https://www.youtube.com/watch?v=m7qSocquybs

◉【最新】沖国大琉芸文「双葉踊り'20」

令和3年3月28日公開

https://www.youtube.com/watch?v=DA65cE6xHvs&t=4704s
◉「双葉踊り’20」特設サイト

https://ryugeibunokiu.amebaownd.com/

 当研究会では、「学生芸能」の創造を目標にして日々活動しております。若者が心ひとつに芸能に学び、芸能を通じてかけがえのない仲間と出会うことが、「学生芸能」の重要な要素です。その絆は生涯の宝となると思います。師匠について技を磨き、芸術として極めていく芸能も大切ですが、若者が青春を謳歌するための「学生芸能」も大切にしたいと思います。それは、「学生芸能」に大きな教育的な意義を見出すからです。芸能を通して、人間力を高め、自己成長を遂げるところに、「学生芸能」の大きな魅力があります。他者と協調し、相手を尊重しながら、自己の共感力を高めていくことは容易なことではありません。学生たちは、日々共感力を高め合って、学生生活を充実させていっています。私は、伝統文化や伝統芸能の力を教育に生かしていくことを日々考えております。

研究活動等(著書・論文等)

【論文】
●憂鬱なることばの教育―『琉球板本六諭衍義大意』をめぐって
田場裕規
沖縄国際大学日本語日本文学研究 26(2) 31-46 2022年2月
●「与那国島の祭事の芸能」の現在
田場裕規
沖縄国際大学日本語日本文学研究 25(1) 1-11 2021年2月19日
●組踊「執心鐘入」と演出―研究上演「沖縄の古典芸能を考える」を例にー
田場裕規
沖縄国際大学日本語日本文学研究 24(1) 105-123 2020年1月30日
●瀬戸内の万葉ノート(二)
田場 裕規
沖縄国際大学日本語日本文学研究 23(2) 61-71 2019年3月
●瀬戸内の万葉ノート(一)
田場 裕規
沖縄国際大学日本語日本文学研究 22(2) 127-137 2018年3月
●意匠としての文字―「人相鴨」考―
田場 裕規
沖縄国際大学日本語日本文学研究 22(1) 15-27 2017年9月
●沖縄・地域から考える「伝統的な言語文化」-〈声〉と〈身体〉をどうするか
田場 裕規
月刊国語教育研究 537(1月) 4-9 2017年1月
●組踊をめぐる諸問題―新作組踊・教育・〈シマクトゥバ〉―
田場 裕規
武蔵野文学 特集沖縄方言とその周辺 63 24-28 2015年12月
●組踊「執心鐘入」の教材開発――沖縄の国語教育を考える(2)――
田場 裕規
沖縄国際大学日本語日本文学研究 20(1) 左17-左25 2015年11月
●万葉集の学習と関連画像――〈見ること〉・身体感覚・共感
田場 裕規
沖縄国際大学日本語日本文学研究 19(2) 左25-左30 2015年2月
●組踊の身体―身体感覚・身体技法の継承―
田場裕規
南島文化 (35) 7-18 2013年3月
●地域の言語文化と教育―沖縄の国語教育を考える(1)―
田場裕規
沖縄国際大学日本語日本文学研究 16(1) 79-92 2011年10月
●万葉集歌の文字遣い―「灼然」を中心に―
田場裕規
沖縄国際大学日本語日本文学研究 15(2) 1-14 2011年3月
●対話と演劇的表現活動―人間関係形成能力を育成する視点を活かして―
田場裕規
『月刊国語教育研究』 421(5月) 22-27 2007年
●「言語活動例」を取り入れた指導法の研究
國場厚子, 田場裕規
平成13年度沖縄県立総合教育センター協力員共同研究紀要 14 2002年

【著書】
●ことばの授業づくりハンドブック 中学校・高等学校文学創作の学習指導――実践史をふまえて――
田場 裕規(担当:分担執筆, 範囲:Ⅳ文学創作の学習指導(中学校・高等学校)第2章沖縄における俳句の授業づくり)
渓水社 ISBN:9784863274433
●しまくとぅばルネサンス
田場 裕規(担当:分担執筆, 範囲:しまくとぅばと学校教育)
沖縄国際大学公開講座委員会
●沖縄から考える「伝統的な言語文化」の学び論
田場裕規(担当:共著, 範囲:「第三章 国語科における沖縄古典芸能の教材化の視点と意義―「伝統的な身体文化」と「伝統的な言語文化」―」(pp111-148))
溪水社 ISBN:9784863272507
●『教師が学び生徒が活きる国語科授業づくりの視点と実践(中学・高校版)』(沖縄県・国語科の授業づくり研究会編)
田場裕規(担当:分担執筆, 範囲:1.第2章授業づくりのポイント高等学校編「〈話すこと聞くこと〉〈読むこと(古典)〉+『伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項』」、第7章Q&A「高等学校編」)
沖縄タイムス社 ISBN:9784871276504
●「帯単元で鍛える話す力・聞く力-授業開始5分間を活かす」、『月刊国語教育2004年6月号』特集「話すこと・聞くこと」の力を鍛える、pp.40-43

【共同研究・競争的資金等の研究課題 】
●近世末期の琉球におけることばの教育に関する基礎的研究―訓読と皇民化―(課題番号:21K02209)
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
2021年4月 - 2024年3月 田場 裕規(代表)
●琉球・沖縄の伝統文化の継承と琉球語学習の基礎的研究(課題番号:17K02669)
文部科学省: 平成29年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C)一般
2017年4月 - 2019年3月 狩俣 恵一(代表)
●〈見ること〉と〈読むこと〉をつなぐ「デジタル教材」に関する研究 研究課題番号:26381295
文部科学省: 2014年度科学研究費補助金事業 基盤研究(C)26381295
2014年4月 - 2015年3月 田場 裕規(代表)
●琉球言語資料のデジタル化とその活用方法に関する研究
文部科学省: 2012年度科学研究費補助金基盤研究(A)24242036
2012年11月 - 2015年3月 狩俣恵一(代表)



東京法令出版
●『指導を高める評価改善の決め手』第二章 提案編高等学校における指導と評価の改善・「書くこと」の領域、児玉 忠・國場 厚子・田場 裕規・島仲由美子・砂川裕佐子、『月刊国語教育2002・5 別冊』(東京法令出版)、田中孝一・河野庸介編集、pp.114-117


●「座標軸でとらえる下人の心情の変化」、『実践国語研究2001年10-11月号』225号、全国国語教育実践研究会編集『一人一人が的確に「読むこと」の学習課題の工夫』、pp.56-60、
明治図書 
2022年4月1日現在