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月野 楓子(TSUKINO,Fuko)

所属: 総合文化学部 社会文化学科

職階: 准教授
担当科目: スペイン語(Ⅰ~Ⅳ)、外国語研究、フレッシュマンセミナー、国際理解課題研究

プロフィール
主要学歴法政大学大学院国際文化研究科博士後期課程修了
学位博士(国際文化)
研究分野移民研究、国際文化学、ラテンアメリカ地域研究
所属学会・協会等日本移民学会、国際文化学会、ラテンアメリカ学会、同時代史学会、琉球沖縄歴史学会、
法政大学沖縄文化研究所
E-mailfuko@okiu.ac.jp

教育活動等

年月日主な教育活動摘要
2024年4月~国際理解課題研究Ⅰ・Ⅱ
アメリカ大陸における人々の移動と社会や文化のありようについて、学生の関心を取り入れながら文献購読と研究発表を行う演習。
2021年4月~フレッシュマン・セミナー社会文化学科の1年次を対象としたゼミ。大学での学びの基本とアカデミックスキルを身につけるため個人・グループワークの両方に力を入れている。
2020年9月〜スペイン語 I・Ⅱ・Ⅲ・ⅣⅠは初めてスペイン語に触れる学生が対象。Ⅲ以降は基本的な文法事項を理解し、読む聴く書く話すの基本の獲得を目標とした授業を行っている。
2020年9月〜外国語研究 IA・ⅠB・ⅡA・ⅡB協定校への留学に向けて準備をしている学生及び留学より帰国した学生を対象とした授業。スペイン語Ⅰ~Ⅳよりも高度な語学学習を行うとともに、異文化理解についても学びを深めている。
2020年9月〜留学前教育・事前研修試験に合格し留学が決定している学生が対象。要望を聞きながら研修内容を決めているが、現地に関する情報の収集、発表、議論を行い渡航に向けた準備を進める。

研究活動等(著書・論文等)

【著書】
(単著)『よりどころの形成史ーアルゼンチンの沖縄移民社会と在亜沖縄県人連合会の設立ー』春風社、2022年。
(共著)『大学で学ぶ沖縄の歴史』吉川弘文館、2023年。
(共著)『ラテンアメリカ文化事典』丸善出版、2021年。

【論文】
・「中南米地域の邦字新聞を活用した日本人移住に関する諸研究ー『らぷらた報知』の創刊と『在亜沖縄県人連合会』の設立ー」 『研究紀要』15、JICA横浜 海外移住資料館、2021年3月
・ 「アルゼンチン・ブエノスアイレスにおける沖縄移民社会の形成と社会団体 ―『在亜沖縄県人連合会』の設立までを中心に(1908-1951)―」法政大学学位論文、2019年。
・ 「『呼寄期成同盟』にみる第二次世界大戦直後の在亜邦人社会―1950年代初頭までを中心に―」『移民研究年報』24号、日本移民学会、2018年。
・ 「『呼寄期成同盟』の役割―戦後の在亜邦人社会における子弟呼び戻しと移民の再開―」『平成24年度~26年度科学研究費助成事業「中南米日系移民および韓国系移民による文学に関する総合的研究」報告書』、2017年。
・ 「『アルゼンチン日本人移民史』からみる沖縄移民の組織化―1909年から1931年までのブエノスアイレスを中心に―」『異文化』18号、法政大学国際文化学部、2017年。
・ 「アルゼンチンにおける沖縄移民の救済活動と芸能」『沖縄文化研究』44号、法政大学沖縄文化研究所、2017年。
・ 「在亜邦人による『救済活動』の展開―第二次世界大戦後のアルゼンチンにおける沖縄移民の組織形成―」『異文化』17号、法政大学国際文化学部、2016年。
・ 「Ryukyu Sapukaiにみる沖縄文化の「継承」―アルゼンチンの沖縄系下位世代に関する一考察―」『インターカルチュラル』14号、日本国際文化学会、2015年。

【研究資金等】
・ 科学研究費助成金 研究成果公開促進費(課題番号:22HP5100)(2022年)
・ 科学研究費助成金 若手研究(課題番号:21K17949)研究代表者
「第二次世界大戦後のアルゼンチン沖縄移民社会と「祖国復帰」をめぐる運動の展開」(2021年〜2024年)
・ 科学研究費助成金 研究活動スタート支援(課題番号:19K23143)研究代表者
「アルゼンチンにおける沖縄移民社会と『復帰運動』―在亜沖縄県人連合会を中心に-」(2019年〜2020年)
・ 科学研究費助成金 基盤研究(C) 研究協力者(研究代表者:川村湊)
「南米日系移民および韓国系移民による文学に関する総合的研究」(2013年~2016年)
・ 平成25年度公益財団法人おきぎんふるさと振興基金 学術部門
「アルゼンチンの沖縄系移民の文化をめぐる活動に関する研究」(2013年6月〜2014年)
2024年4月12日現在