第3回国語教育実践研究大会は以下のように実施された。
一 日時 2008年8月1日(金) 9時45分~16時15分
二 会場 沖縄国際大学 7-201教室・9号館各教室
三 参加人数 本学学生118名 中・高等学校教員他(発表者を含む)61人
四 内容
午前1 全体会 (会場 7号館2階 7-201教室) (9時45分~12時)
1 開会式 (9時45分~10時)
挨拶・講師紹介 総合文化学部教授 望月謙二
2 講演 (10時~11時30分)
「これからの文学教育における創作の指導」元早稲田大学教授 濱本純逸氏
新しい学習指導要領において、文学作品の創作指導が明記された。それにどのように対応していくべきかを、理論と実践を交えながら具体的に話された講演となった。

3 分科会内容説明 (11時30分~12時00分)
昼食(休憩) (12時00分~13時30分)
午後1分科会 (会場9号館各教室) (13時30分~15時)
第1分科会場
「論理的思考力を育む授業の工夫 -話し合いの方法・ディベートを活用して-」
木村正世(那覇市立首里中学校)

第2分科会場
「伝えたい事柄を明確に書く指導の工夫」
山川のぞみ(名護市立大宮中学校)

第3分科会場
「豊かな読みの力を育む-「ドラマ教育」の手法を取り入れて-」
又吉桂子(那覇市立真和志中学校)
第4分科会場
「古典に親しむ読解指導の工夫 -「清水寺のいさかひ」(宇治拾遺物語)の演劇化-」
渡口紀美枝(那覇商業高等学校)

第5分科会場 講師体調不良のため取りやめ
第6分科会場
「短歌創作指導の試み -俵万智氏の短歌を通して-」
富山雄功(南風原高等学校)

第7分科会場
「意見文へのアプローチ-主題を決められない生徒に対して-」
當山政子(名護商工高等学校)

各分科会共に、現場の先生方から具体的な実践報告が行われた。「ディベート」「ドラマ教育」「演劇化」「短歌創作」といった新しい試みが多く、いずれも刺激的な実践報告であった。なお、司会・書記は全て沖縄国際大学の学生が担当した。
午後2
全体会(会場 7号館2階 7-201教室)(15時15分~16時15分)
・分科会内容報告会
書記担当者(学生)から各分科会の内容を10分程度ずつ報告してもらった。
・閉会式
挨拶 総合文化学部教授 望月謙二