バチカン
教員の研究活動
5月にバチカンに行きました。私は沖縄移民の研究をしているのでなんの関係ないように見えますが、なぜバチカンなのか。
バチカンは世界で最も小さな独立国ですが、世界的に大きな影響力をもつ国でもあります。
世界に14億人の信徒を抱えるキリスト教カトリックの総本山で、トップであるローマ教皇は宗教的な側面だけでなく、各国のリーダーにとって政治的にも無視できない存在です。
そのバチカンに行ったのは、新しい教皇の選出をする選挙「コンクラーベ」を見に行くためでした。今年公開された『教皇選挙』という映画を観た方もいるかもしれません。
選挙を見に行く、と言っても、枢機卿たちによる秘密選挙が密室で行われるので投開票の様子は見られません。
それでも、選挙は基本的には教皇が亡くなって15-20日の間に行われることになっているので行くチャンスは限られます。
人々がどのようにこの歴史的な出来事に向き合っているのか、その場の空気を知るにはやはり行くしかありません。
現在も沖縄系の人々が多く暮らす南米は、スペインの植民地であった歴史からカトリックの信仰が深い地域です。
沖縄の祖先崇拝とカトリック信仰は共存しているケースが多く、どちらも人々の日々のよりどころになっています。


バチカンは世界で最も小さな独立国ですが、世界的に大きな影響力をもつ国でもあります。
世界に14億人の信徒を抱えるキリスト教カトリックの総本山で、トップであるローマ教皇は宗教的な側面だけでなく、各国のリーダーにとって政治的にも無視できない存在です。
そのバチカンに行ったのは、新しい教皇の選出をする選挙「コンクラーベ」を見に行くためでした。今年公開された『教皇選挙』という映画を観た方もいるかもしれません。
選挙を見に行く、と言っても、枢機卿たちによる秘密選挙が密室で行われるので投開票の様子は見られません。
それでも、選挙は基本的には教皇が亡くなって15-20日の間に行われることになっているので行くチャンスは限られます。
人々がどのようにこの歴史的な出来事に向き合っているのか、その場の空気を知るにはやはり行くしかありません。
現在も沖縄系の人々が多く暮らす南米は、スペインの植民地であった歴史からカトリックの信仰が深い地域です。
沖縄の祖先崇拝とカトリック信仰は共存しているケースが多く、どちらも人々の日々のよりどころになっています。