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教育企画運営情報

シンポジウム「沖縄県における高校社会科教育の可能性」実施報告(終了)

開催の概要

1.日時:2009年2月15日(日)13時00分~17時30分

2.会場:沖縄国際大学7-201教室

3.参加者:108名(内訳:学生67名、小・中・高教員・一般36名、本学教員5名)

4.日程
(1)開会の挨拶ならびに趣旨説明(13時~13時10分)
小川 護 (沖縄国際大学経済学部教授) 
(2)基調講演(13時10分~14時10分)
「地球儀・地図の一層の活用と言語力の習得について」
  松井秀郎(文部科学省初等中等教育局主任教科書調査官【地理】)
講演する松井氏

休憩(14時10分~14時20分) 
(3)授業実践報告(14時20分~16時)
・[地 理]
地理的な見方や考え方を育成する授業の工夫
  -身近な地域素材を活用した学習を通して-
仲田邦彦(沖縄県立那覇高等学校教諭)、平成12年大学院地域文化研究科修了
報告する仲田氏

・[日本史]
平和学習「沖縄戦」をどうとらえるか
-「集団自決(集団死)」について考える授業実践-
古堅 元(沖縄県立本部高等学校教諭)、平成11年社会学科卒業
・[世界史]
  生徒を評価するための理論と授業実践の手法
-観点別評価の観点に立った授業実践の可能性を考える-
宮里 修(沖縄県立鏡ヶ丘養護学校教諭)、大学院地域文化研究科在学中
・[現代社会]
現代社会における教育実践と課題
-ディベートを取り入れ、表現力を養う-
照屋民子(沖縄県立小禄高等学校教諭)、平成12年法学科卒業
報告する照屋氏

・[倫理]
倫理における教育実践と課題
川上恵美(沖縄県立那覇西高等学校教諭)、平成5 年法学科卒業
休憩(16時~16時15分)
(4) 総合討論 (16時15分~17時20分)
  パネリストは授業実践報告を頂いた各先生方
コメンテータ 吉浜 忍(沖縄国際大学総合文化学部教授)
       三村和則(沖縄国際大学総合文化学部教授)
   司会  崎浜 靖(沖縄国際大学総合文化学部准教授)
総合討論の先生方

(5) 閉会の挨拶(17時20分~17時30分)
崎浜 靖 (沖縄国際大学総合文化学部准教授)
交流懇親会  18時~20時
5.主催及び後援
主催:沖縄国際大学教職課程高校社会科ゼミ 後援:沖縄地理学会

成果と課題

1.成 果

(1)「授業で勝負」
  本学卒業生で現在教育現場で活躍されている諸先輩の「学習意欲を高める学習指導の工夫、改善」の熱意あふれる授業実践にふれて、これから教員を目指す学生にとって目標とする授業のあり方、授業の創意工夫の重要性を感じ取ることが出来たのではないかと思われる。

(2)身近な目標としての卒業生現役教員の存在
  長年にわたって沖国大は沖縄県における中学校・高校における社会、国語、英語の多くの教員を輩出し、地域における大学としての社会的役割を果たしてきた。その一翼を担う教員と本学の教員を志す教職課程の学生との交流は、教員そのものの存在が身近な目標となり、学生にとって大いに刺激になったようである。

(3)次年度「教育実習」、「模擬授業」に取り組む学生たちの意欲高揚
  次年度に「教育実習」を控えている現在の3年次、同様に社会科地歴科教育法・演習、社会科公民科教育法・演習を履修予定の現2年次にとっては「模擬授業」の取組は大きな関心事である。彼らにとって先輩たちの教育に関わる熱意に強く心を動かされ、「教育実習」あるいは「模擬授業」に取り組む意欲高揚に結びついたと思われる。

(4) 教育改革への不断の取組への認識
  今回基調講演を頂いた文部科学省主任教科書調査官(地理)の松井秀郎氏の講話にもあったように、たとえば平成25年度実施予定の高校社会科学習指導要領の改正、中央教育審議会答申「生きる力」などの事例など、今動いている全国的な教育改革の取組に第一線で活躍されている方の生の話を身近にふれることによって、教員を目指す学生にとって、教育とはこれで良いという限りはないという、いわゆる不断の取組への意義を再認識したように思われる。また、この視点から鏡が丘養護学校の宮里 修氏の「観点別評価」の取組なども大いに参考になったであろう。

  こうしたことから、このシンポジウムは高校社会科ゼミおよび中学校社会科ゼミの学生たちあるいは本学卒業の現役教員にとって「授業はどうあるべきか」と考える上で大いに意義があつたものと考えられる。このことは沖縄県における高校社会科の将来的な向上に微力ながら役立つものと期待できる。
  このシンポジウムの時に実施した、当シンポジウムの満足度についてみてみると、大変良かったが52%、良かったが46%で計98%となっている。さらに継続すべきかどうかの質問には、継続すべきが90%、内容を変更して継続が10%となっている。
  このシンポジウムの目的は「沖縄県における高校社会科教育の可能性」について本学卒業生で学校現場において活躍されている現役の教員に日頃の授業の取組を高校地理、歴史、公民の各先生方からご報告して頂くと同時に、後半は「沖縄県における高校社会科教育の可能性」をテーマに沖縄県におけるこれからの高校社会科教育について考えていくことにあった。このアンケート結果を見る限り、当初の目的は達成されたとみていいであろう。平成17~20年度の4ヶ年計画で採択された文部科学省特色GP「教科教育法を主軸とした体系的教育実習指導-教職課程科目の体系的・段階的配列と模擬授業指導を中心とした取組-」の補助金事業は今年度で終了するが、次年度以降も教科教育法を中心とした本学出身の現役教員と教職課程在学生との交流を目的とした今回のような企画が継続して実施されることを願ってやまない。
2.課 題

(1)授業実践報告の充実
  このシンポジウムに参加した学生あるいは現役教員の声をアンケートで拾ってみると、パネリストの先生方の授業への取組に一番の関心があった。シンポジウムという時間の制約があるものの、もう少しパネリストの先生方に報告の時間をさいて、フロアーが望んでいる授業への取組の情報提供や学生たちの模擬授業の取組など盛り込んでもよかったように思われる。今後、同様のシンポジウムを考える場合に参考にされたい。
(2)広報について
  アンケートによれば、当シンポジウムの開催についてどのようにして知ったかという質問で大学からの案内状(22件)、誘われた(21件)、講義、ゼミ、メール(後援の沖縄地理学会)という結果であった。広報の方法のあり方については検討を要する。

3.参加者の反応

参加者の反応を知るために、参加者にアンケートを実施した。当アンケートおよびその集計結果は次のとおりである。(回答数52)

1.ご職業、ご年齢をお教え下さい。
(1)ご職業
ア.小学校教員(1)  イ.中学校教員(3)  ウ.高校教員(6)  エ.大学教員(2)
オ.学生(38)    カ.その他(2)(学校事務、公務員)

職業構成グラフ

(2)ご年齢
ア.10代(4)     イ.20代(38)       ウ.30代(5)       エ.40代(1)
オ.50代(3)     カ.60代(0)       キ.70代以上(0)
年齢構成グラフ

2.今回のシンポジウムの開催を何で知りましたか。
ア.大学からの案内状(22)    イ.大学のホームページ(1)     ウ.新聞記事(0)
エ.誘われた(21)      オ.その他(11)(ゼミ、講義にて、メール(沖縄地理学会より))
開催認知構成グラフ

3.今回のシンポジウムの内容はいかがでしたか。
ア.大変良かった(28)  イ.良かった(25)    ウ.不満足(1)    エ.大変不満足(0)
内容満足度構成グラフ

4.今回のシンポジウムの感想を具体的にお書きください。

学生
  • 現在、現場で生徒の考えを発表させることが重要になっているのだなと感じた。
  • 特色GPの必要性に疑問を持っていたが、今回のシンポジウムを通して、有効性を感じた。また、実際の教員の実践を聞くことができ、とても参考になった。
  • 高校の時に教えてもらった先生が、研究発表していて驚きでした。生徒の評価方法、授業の作り方など、濃い内容が聞けて良かったです。
  • 授業実践について、話を聞くことができて良かった。このような機会は滅多にないので、参加できて良かった。授業をマンネリ化させないための実践は参考になった。
  • 「生きる目的」に大切な夢・希望・・・という言葉がとても印象深かった。川上先生の倫理の授業がとても魅力的で、一度授業を受けてみたいと感じた。いかに授業の内容を、おもしろく、興味深く工夫できるかによって、聞く人の姿勢も変化があると感じた。
  • 現役の教師の皆さんが実際に学校の授業で行っていることを身近に感じることができました。
  • 講師をはじめ、授業実践報告をされた先生方の日々の教育についてすごく真剣に取り組んでおられると強く感じました。先輩方の意見は大変参考になりました。このような交流の場を是非今後も続けて欲しいと思います。
  • 私も教職を取っているので、各先生方の研究報告はどれも衝撃的で、今後の自分の教職への取り組み方にとって、大変参考になるものだと思いました。
  • 観点別評価の話は大変参考になった。
  • 地歴、公民、現社の様々な先生方の意見を聞けて有意義でした。特に観点別評価の内容が勉強になりました。
  • 現場の教員の授業実践の話が聞けたので良かった。
  • 照屋先生の授業実践から、子供たちが自分で作り上げたという達成感が自信につながり学ぶ意欲が向上する様子が見られた。やはり、先生が子供たちの元々持っている意欲を表に引き出していくような授業の案を型にとらわれず、自由に考えていく必要があるのだということがわかった。
  • 観点別評価についての疑問が多かったので、宮里先生の話を聞くことができ、とても良かったと思う。
  • 私は、1年生という立場だったので、本当にこの場にいていいのかと思っていた。でも、今はこの場で多くのことを学び、習得することができて、とてもうれしく思っている。私はこれから模擬授業などの本格的な授業に入っていくが、本日学んだことを参考にして、一生懸命、そして常に努力してがんばっていこうと思う。
  • 現在、教師として活躍している先生方の授業方法を知ることができ、大変おもしろかった。地歴・公民すべての科目での授業実践を、一度に拝見することができて良かった。観点別評価に関する講演は、教師としての今後の発展をどう考えるか、という点でとても興味深かった。
  • 授業実践を見ることができて良かったと思います。現場のリアルなものを見れたということは、今後自分にとって成長の糧となるものだと思った。
  • 学校現場における社会科の将来的役割というものを深く知ることができた。また、教科の興味を持ってもらうには、ものを見せることや教師のことを知ってもらうということを得ることができた。
  • 実践で活躍されている先生方の授業例などを聞けて大変勉強になりました。これを自分の授業に生かしていけるように実践していきたいと思います。
  • 私は大学の4年次なのですが、今の3年生は教育実習前に現場の先生の生の声が聞くことができて非常に良いと思います。また、現場の先生方も様々な工夫を行っているということなので教師という職業は自身も勉強を続けられるということなので、改めて教師という職業の魅力を再確認させられました。
  • 5名の先生方の実践報告がすごく勉強になりました。すごく教材研究しているんだなと伝わりました。先生方のいろんな引き出し(ネタ)が見れてすごく良かったと思いました。今日もらったたくさんの資料を読み直して、これからの授業実践に役立てたいです。
  • 現役の教師の話が聞けたので良かった。教育実習でも実践したいと思った。講師の話が20分は短かったので長くして欲しい。
  • 実際の学校現場の生の声、実践報告が聞けて大変良かったです。
  • 各科目の実際の授業がきけて大変良かったです。
  • 沖縄県全体の教職員の話を聞けて、学校現場の忙しさと指導の困難さが理解できた。
  • いろいろな教員が教材研究に力を入れていることを知った。今世代の生徒のニーズに応えながら、わかりやすい授業を考えることは大変だろうなと感じた。
  • 実践報告は大変参考になりました。ただ、20分間は短すぎて、もったいないように感じたので、もう少し深くお話を聞ける時間を設けたらどうかと思いました。
  • 具体的な実践内容とともに、実際に授業を行った後の生徒の反応や感想などがあって、とてもわかりやすかったです。
  • 文部科学省の松井さんのお話や実際に学校という現場で働いている先生方のお話を聞くことができて良かったです。
  • 社会科は、以前は暗記のみが重要というイメージがあったのですが、「考える力」を養うために、現場の先生が日々指導要領等に盛り込んだ授業をしているんだと知って新しい教育実践のあり方が見つけられました。
  • 現場の先生による実践報告は、まだ現場を知らない私にとって、為になるものだった。もっと、このような実践を行ったときの生徒への反応(さわがしかったらどうするとか)を聞きたかった。
  • 現場の教師の実践的な授業展開を見たり、聞いたりできて良かった。
  • 世界史の宮里先生の実践はとても勉強になった。観点別評価について、もう少し調べてみたい。
  • 現場の声を聞けて良かった。
  • 学生以外(小中高教員、大学教員、その他)
  • 学生を教育実習へ送り出す前に事前指導を行っているのですが、その際の授業作りに関してとても参考になりました。
  • 中学校の社会科教員を目指す、私にとって、高校へ送り出す中学生に何を身につけさせておくべきかを少しではあるが見いだすことができた。
  • 基調講演の松井先生のお話にありました、大切なのは「個人の力」、「個人の力」をつなぐ大学の存在というのが印象に残りました。沖国を卒業された先輩方の実践報告を聞くことができ、自分も高校社会科教育に尽力したいと志を改めました。
  • 松井先生の話では、地球儀・地図の活用が大切であり、指導要領でも強調されていることがよくわかった。また、沖縄戦をきちんと教えることの大切さがよくわかった。川上先生の「パワーポイント」はサッと流れてしまう。教材の工夫がさらに必要だと言うことがよくわかった。
  • 日々の忙しさのなかで、手を抜きがちだった教材研究の大切さを改めて感じました。やはり時間と手間をかけた教材こそ、生徒を引きつけますね。大変刺激を受けました。日々、勉強で沖縄の可能性を引き出していきたいです。ありがとうございました。
  • 文科省の方の話などとても有意義なものでした。現場の先生方の授業実践もとても勉強になりました。
  • 現場での仕事で日々追われていて少し薄れていた教材研究への情熱というかモチベーションが戻ってきました。ありがとうございました。
  • 現場教員と教職を目指す学生には有意義であったと思う。教員が自信をもって職務を遂行していることをうれしく思う。学生にとって見れば教職に対する視点が深められたかと思う。大学側としては労をとっていただき感謝しています。
  • 5名の先生方の実践報告があり、教育に熱意を持って取り組んでいる姿に感動しました。沖縄県の高校教育の改善をしないといけないこと、特に教師の資質の向上を図らなければならないことをこれまで多くの高校の授業参観をして痛切に感じました。「学習意欲を高める学習指導の工夫・改善」を継続して取り組む先生方が多くなることを望んでいます。今日の社会科の5名の先生方のような教育に情熱をもたれている先生方が増えていくことが、沖縄県の高校教育の向上には是非必要だと思います。
  • 今回のシンポジウムの企画趣旨はいったい何だったのでしょうか?別の講演会と日程が重なり、遅れての参加になりましたが、授業実践報告の地理と世界史は研究論文資料となっており、授業実践報告とはいえないと思う。教師を目指している現役学生に意欲を持って教職課程を学んでもらうためには、「生の授業」での工夫や実践例を多く提示し学生たちに「シゲキ」となるような話をしてもらいたかった。そういう意味では他の3名の先生方の実践報告は良かったと思います。
  • 授業実践報告は、現場にもとりいれやすく参考になりました。
  • 現場の先生方の授業実践例や評価方法を知ることができ、非常に良かった。また、文科省の松井先生の話から、今求められている教育の質について考えることができ、今後の指導に役立たせることができると感じた。
  • 現在、研究段階の資料公開もあり、参考にしたい実践例もあった。
  • 実践事例が大変すばらしく、参考になりました。
5.今回のシンポジウムの今後について、意見をお聞かせ下さい。
(1)今後も継続して開催すべきだと考えますか。
ア.今後も継続すべきである(45)        イ.内容を変更して継続すべきである(5)
ウ.継続すべきではない(0)

シンポジウムの今後意見構成グラフ


(2)(1)でア、イとお応えになった方にうかがいます。今後企画して欲しい内容や、ご意見・ご要望をお書き下さい。

学生
  • 学校現場で授業を行っている先生方の話をもっと多く聞きたい。
  • 授業実践の他に、生徒指導・進路指導の実践例を聞いてみたい。
  • やはり、現場での意見はとても貴重だと感じました。
  • 実際に使った教材や、授業の風景をもっと見たいと思いました。生徒に配布したプリントを提示するのも参考になりました。
  • もっと、授業実践について聞きたい。「現場は忙しい」とよく言っていたが、その中でも生徒を引き込める授業をするにはどうするかなど聞きたかった。
  • 実際の教育現場で行っている授業を見せてほしいと思う。
  • 授業で実際に使っている、授業用の資料やプリントなども欲しいと思いました。
  • 実際、大学生との討論をさせても良いのかなぁと感じました。
  • 学校外でやる「フィールドワーク」学習についてもっと知りたい。毎年やるべきだと思う。また、案内なども大々的にやるべきだと思う。
  • 授業実践報告ではなく、模擬授業形式で実際の授業をやって欲しい。
  • ゆとりを持った内容で発表して欲しい。
  • もう少し発表者を減らし、一人一人の発表を長くした方が良い。
  • 今後様々な先生方の話が聞きたいと思います。
  • もう少し狭い教室でやった方が良いのでは?
  • 私は来年も(次回も)是非参加したいと思う。そして、自分が努力しないといけない点や参考にする点など、たくさん学びたいと思う。良いところはもらい、自分の成長のエネルギーとして吸収していきたいと感じた。そして、将来は多くの子供たちに刺激、影響を与えることのできる教師となりたい。
  • 最後の総合討論では、コメンテーターの意見に対するパネリストの応答が少々かみ合っていない点があると思った。総合討論の趣旨を事前に両者が理解していることが大事だと思う。
  • コメンテーターが一気に全員の先生に質問するのではなく、パネリストへの質問をしたらパネリストがその場で答える・・・というやり方にしないと、コメンテーターが疑問に思った点を聞き手側が忘れてしまいます。
  • 生徒に対する反応や声を使用した方が良いのではないか。
  • 先生方の一人の時間を長くして欲しい。
  • 中学校教諭も交えて高校教諭の討論会をして欲しい。
  • 実際の授業の様子のビデオ等を拝見できればと思います。
  • 実際の現場で働いていらっしゃる教師の方の講演時間が少なかったのでもう少し聞きたかったです。
  • 実践報告をもっと増やしてほしいと思いました。ありがとうございました。
  • 社会の5つの分野においての実際の授業実践を知ることができて、今後の自分の参考になりました。中学社会科のシンポジウムも企画して欲しいです。
  • 高校社会科の世界史・日本史といった歴史についての企画
  • 現在の教育政策のあり方について、話し合える場があればと思います。(例:受験戦争になっている中の教育実践について等)
  • 実践を知り、自分の授業へも生かしたい。

学生以外(小中高教員、大学教員、その他)
  • 大学の高校ゼミでの取り組みも発表することで、将来の高校教育の展望も考える企画を欲しい。
  • 例えば、中学校の社会科、あるいは他の教科についても行うべきだと考えます。特に、中・高校の英語に関して、中・高における課題と問題点を踏まえた小学校における英語の導入の可能性など。
  • 企画していただき、誠にありがとうございました。
  • 沖国大教員養成の層の厚さを感じました。先輩、先生方のお話はきっと後輩の方々に役立つと思います。ぜひ、このようなシンポジウムを続けてください。
  • 実際の授業を行って、それについての検証など。
  • 今回の発表にも一部見られましたが、1時間どう授業を行うかという点に焦点をしぼった発表を望みます。
  • 授業は教科内容と生徒指導が一体であると言うことが現実なのでその点も取り入れられたらと思う。また、評価基準と評価規準は基本的なことなので、シラバスをしっかり作成できるようにできればいいなと思う。
  • 中学校社会科と高等学校社会科の連携など
  • 現役学生と現場教師がざっくばらんに意見・情報交換ができるような企画を考えてもらいたい。
  • 学生がどこまで教員になることに対して、真剣なのか、どういう考えを持っているのか感想の発表もあるとおもしろい。
  • 社会科教育に限らず、様々な教育分野で、このような企画があればまた是非協力したいと思います。企画・運営、おつかれさまでした。


以 上
文責:小川 護

沖縄国際大学経済学部教授 シンポジウム企画責任者

お問い合わせ先

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お問い合わせ・ご感想送付先:教務部教務課特色GP担当 E-mail: aafchr@okiu.ac.jp