日本文化学科で図書館司書課程の授業を担当している山口真也先生。
ただいま東京での学外研修期間で沖縄を離れていますが、研修中の様子をまとめたコラムが、図書館専門誌『図書館雑誌』2021年2月号に掲載されています。

タイトルは「コロナとホームレスと公共図書館」。
定まった住まいをもたない人たち(ホームレス・路上生活者)へ、公共図書館はどのような支援ができるのか、山口先生は大学院時代からこのテーマで研究を続けていますが、これまでの研究では、当事者の声を聞き、彼らの率直なニーズを知ることができなかったそうです。
今回の研修では、今までとは研究の手法を変えて、図書館の「外」から彼らのニーズを知るために、ホームレス支援団体のスタッフとしてボランティアを行いながら、1年間、食事を届けたり、事務所で世間話をしたりする中から、彼らの生活実態を知り、図書館へのニーズを把握しようと試みたそうです。



短いコラムですが、研修期間中に知ったこと、感じたことをまとめた内容になっています。
『図書館雑誌』は県内の公共図書館、または、コラム部分は以下のサイトでも読むことができます。ぜひご覧ください。

「コロナとホームレスと公共図書館（山口真也）」
http://www.jla.or.jp/committees/jiyu//tabid/640/Default.aspx#202102