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日本文化学科のブログ

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【言語学研究室(下地先生のゼミ)で卒業論文の最終提出が行われました!】

研究室・ゼミナール紹介
2026年1月9日は、日本文化学科の4年生が3年生の研究室所属決定から2年間かけて取り組んできた調査研究をまとめた「卒業論文」の最終提出日でした。

日本文化学科では卒業論文の執筆が全研究室で必修となっており、日本語学・言語学、国語教育学、日本文学、琉球語学、琉球文学、古典芸能、日本語教育学、サブカルチャー論(アニメ・マンガ・映画・音楽など)、多文化間コミュニケーション論、図書館情報学、文化情報学、出版流通問題などなど、専門科目で学ぶ知識を土台として、各自が様々な興味関心に応じて自由にテーマ・題材を設定し、仮説を立て、インタビューやアンケート、観察・実験等を通してそれを検証し、分析していくスタイルで行われています。卒論の分量は人それぞれですが、多い人は原稿用紙で100~200枚以上になることもあります。

今年も日本文化学科の学生らしい、多彩なテーマの下、オリジナリティにあふれるたくさんの卒業論文が提出されました。
最終提出の様子が、言語学研究室(下地先生のゼミ)から届きましたので、ご紹介します。



言語学研究室(下地ゼミ)研究テーマのキーワードは「ことば」です。
ゼミ生はみな、「ことば」に対するそれぞれの疑問や興味をもとに研究テーマを決定し、論文の執筆に励みます。
今年度も、以下のような多彩なテーマの卒業論文が提出されました。

●盛岡方言と沖縄方言の形容詞活用タイプの比較
●『ポリコレ』の観点からみる『女性に対する表現』の変遷
●「【笑い】に関する類義語ーオノマトペの観点からー」
●椎名林檎の歌詞分析ー人称代名詞と音韻分析の観点からー
●少年マンガにみる男性キャラクタとその言葉の結びつきー役割語の観点からー
●沖縄与勝方言の差別的表現の分類ー人の属性を表す語彙からー
●南大東島の言語実態-基礎語彙を中心に-
●ボードゲームにおける語彙の意味解釈について
●若者言葉からみるジェンダー意識の変化ージェンダー教育の影響の有無ー
●言語復興の観点からみる琉球語の状況ースペイン国内少数言語との比較からー



 

 

言語学研究室の4年次のみなさんは、どんなふうに卒業研究に取り組んだのでしょう?
指導教員の下地先生からのコメントを紹介します。

「卒業研究は、2年次後期の「ゼミナール入門」という授業の最後に課される研究計画書を考えるところからスタートします。そこから丸2年間、その研究と向き合うことになるわけです。私はいつも、好きだ・楽しいと思えることをベースに研究テーマを考えるようにアドバイスします。今年のゼミ生のみなさんも、講義を聞いて関心をもったことや、もともと好きだったアーティストや漫画作品、それから、自分の地元のことばを研究対象に選びました。そこから具体的なテーマを絞り込んで、研究を始めていくわけですが、先行研究をさがして読んでまとめて、データを集めて整理して分析して、考察してまとめる。そんな作業を1つずつ積み上げていって、ようやく卒業論文は完成します。もちろん作業の途中で行き詰まることはしょっ中で、その度に指導教員に相談したり一緒に考えたりして、乗り越えていきました。ゼミ生同士で助け合ったりもしたそうです。そうやって書き上げた卒業論文ですので、どのゼミ生も満足そうな、達成感に溢れた顔で提出していました^_^」

4年次のみなさんは提出後も、卒業論文集の発刊に向けて各自の卒業論文のブラッシュアップに励んでいるそうです。
日本文化学科は自分の興味関心にとことん向き合える学科です。
”深掘り”したい興味関心のある高校生のみなさん、「沖国日文」で学んでみませんか?