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日本文化学科のブログ

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【国語教師・県立高校司書・大学図書館司書・銀行内定者等によるキャリアガイダンスを開催しました!】

1年生、頑張ってます!
日本文化学科では、1年生の必修科目「リテラシー入門Ⅱ」にて、毎年、専門職として活躍されている卒業生や進路が決まった4年生をゲストとして招いて、仕事の魅力、進路の決定方法、大学時代の過ごし方などをお話しして頂ています。

2025年1月15日に開催した今年度のガイダンスは、進路が決まった4年生メンバーを中心に、
●国語科教員(中学校)採用試験現役合格者
●県立高校学校司書採用試験現役合格者
●国立大学職員(図書系)採用試験現役合格者
●民間企業内定者(銀行、協同組合など)
●大学院進学者(大学院2年生・日本語教師)
の6人の先輩たちに参加していただきました。



各先輩から4年間の大学の過ごし方、日々の授業の受け方、そして各種の試験に向けてどのように勉強をすればよいか、といった具体的にアドバイスをプレゼン形式でお伺いした後、安志那先生のコーディネートの下で、質疑応答も行われました。








先輩方から1年生に向けては、
「進路に向けて勉強をスタートするの早すぎるとういことはないので、目標が定まった人は今日からでも、空き時間を使ってでも少しずつ勉強を始めてほしい」
「国語の採用試験は、3年生になったらまとめてとりかかる、というよりも、日々の授業のノートやプリントを定期的に見返すことで十分対策ができた。毎日の勉強が採用試験につながっている、という意識を持って、小さなことをコツコツ積み重ねていってほしい」
「司書の採用試験は、公務員試験なので、教養分野は1年生からでも取り組むことができる。私は理数系や社会系が得意だったので、大学に入学したころから得意分野を中心に勉強をスタートした。得意分野から始めると勉強が楽しいので、長く継続して取り組むことができると思う」
「沖縄県内の司書の採用試験は、一次試験はそのほかの公務員試験と同じように、教養試験・専門試験が出題されるので、司書の採用試験の一次試験が行わわれる9月まで、そのほかの公務員試験にもチャレンジして、試験慣れしておくのがよいと思う。特に6月ごろ実施される県庁の試験は力試しになる」
「一口に銀行といっても、企業によって、窓口業務だけの募集があったり、総合職として幅広くいろいろな業務に携われる募集もある。3年生になったら是非インターンシップに参加して、企業研究を行ってほしい」
「私は就活前に自己分析をあまりまじめに取り組まなかったけれど、就活を通して、職業観は人それぞれだと感じた。給料がすこし安くても、社会貢献のできる仕事をしたいのか、安定している企業で働きたいのか、自分なりの働き方、職業観を1年生のころから考えてほしい」
「私たちの世代は入学した最初の前期の期間はほぼすべての科目がオンラインで、正直言って、大学生活を楽しいと感じることが少なかった。1年生の後期になって、大学祭で民話劇「鬼慶良間」にみんなで取り組んでから、どんどん大学生活が面白くなった。資格課程を途中でやめて目標を見失ってしまった時期もあったけど、3年生になって文学ゼミに入ってから、授業がどんどん楽しくなって、就活にも力を入れることができた。大学生活が楽しいかどうか、ということと、就活は連動しているところがあると思うので、毎日の授業も就活もどちらも大切にしてほしい」
などなど、心に残るさまざまなメッセージをいただきました。



1年生の後期の授業は1月末でほぼ終了します。1年間のまとめの授業として、本日のガイダンスからたくさんの学びがあったようです。
先輩方、お忙しい中、1年生のために素敵なおはなしをして下さり、本当にありがとうございました。