「社会学概論」ってどんな授業?
学生による取材投稿
「社会学概論という授業」
社会概論という授業について、ご担当の崎濱佳代先生に聞いきました。
社会学概論は、社会学の色々な理論を学びながら、それを日常の経験と結び付けて考え、社会学の目線を体得してもらおう、学科1年次後期の必修科目になります。
授業では参考文献を紹介することがありますが、これは15年間授業をしてきての勘、思い付きで決めているところがあります。生徒から「コメント・シート」を通じて頂いたドラマや参考文献も紹介するようにしています。社会学はある意味政治や経済など一つのテーマではなく、社会現象全てに対してく首を突っ込んでいく学問なのです。生活に近いため、学生の皆さんもきっと何かいいたいことがあるはずだと思っています。
「講義で心がけていること」
フィールドに繋げてほしいという考えがあります。授業の課題として「コメントシート」を提出させています。「コメントシート」は、学生の関心を授業に活かすことと、相手との考えを共有するという目的があり、次週の講義で学生からの「コメント」になるべく回答することを心がけています。
「コメント」からは様々な学生の考えや世界観があって、これらを講義で共有することで、学生の視野を広げさせています。「社会学」の講義では、学生に知識をインプットさせるだけでなく、自身の「経験」と共に併せて考え、課題に取り組んでもらっています。
「社会学」は日常生活に関係しているので、「社会学」に興味がない人にも役に立つような講義にしたいと心がけています。
「広い視野を持つこと」
今後、日本の経済や治安は、災害などの影響で悪化する可能性もあります。そうした状況を生き抜いていくためには、何よりも“広い視野”を持つことが大切です。社会学を学ぶというのは、その視野を確実に広げるための一つの手段です。だからこそ、視野を広げることを恐れず、さまざまな価値観に触れてほしいと思います。
また、私が話すことが「正解」ではありません。それぞれが自分の中で考え抜き、「自身の正解」を見つけてほしいのです。その「正解」は一つではありません。人によって異なるからこそ、多様な視点が生まれ、新たな学びや発見につながります。広い視野を持つことで、そうした多様な考え方を受け止め、自分の「正解」をより深めていけると思います。
「感想」
崎濱先生へインタビューして、社会学概論のこだわりの話や過去の体験の話から、社会学という学問が対象としているものの広さや、社会学的なものの見方(物事を一つの視点からでなく、相手の視点や客観的な視点など多くの視点から見る)の大切さがわかりました。

社会概論という授業について、ご担当の崎濱佳代先生に聞いきました。
社会学概論は、社会学の色々な理論を学びながら、それを日常の経験と結び付けて考え、社会学の目線を体得してもらおう、学科1年次後期の必修科目になります。
授業では参考文献を紹介することがありますが、これは15年間授業をしてきての勘、思い付きで決めているところがあります。生徒から「コメント・シート」を通じて頂いたドラマや参考文献も紹介するようにしています。社会学はある意味政治や経済など一つのテーマではなく、社会現象全てに対してく首を突っ込んでいく学問なのです。生活に近いため、学生の皆さんもきっと何かいいたいことがあるはずだと思っています。
「講義で心がけていること」
フィールドに繋げてほしいという考えがあります。授業の課題として「コメントシート」を提出させています。「コメントシート」は、学生の関心を授業に活かすことと、相手との考えを共有するという目的があり、次週の講義で学生からの「コメント」になるべく回答することを心がけています。
「コメント」からは様々な学生の考えや世界観があって、これらを講義で共有することで、学生の視野を広げさせています。「社会学」の講義では、学生に知識をインプットさせるだけでなく、自身の「経験」と共に併せて考え、課題に取り組んでもらっています。
「社会学」は日常生活に関係しているので、「社会学」に興味がない人にも役に立つような講義にしたいと心がけています。
「広い視野を持つこと」
今後、日本の経済や治安は、災害などの影響で悪化する可能性もあります。そうした状況を生き抜いていくためには、何よりも“広い視野”を持つことが大切です。社会学を学ぶというのは、その視野を確実に広げるための一つの手段です。だからこそ、視野を広げることを恐れず、さまざまな価値観に触れてほしいと思います。
また、私が話すことが「正解」ではありません。それぞれが自分の中で考え抜き、「自身の正解」を見つけてほしいのです。その「正解」は一つではありません。人によって異なるからこそ、多様な視点が生まれ、新たな学びや発見につながります。広い視野を持つことで、そうした多様な考え方を受け止め、自分の「正解」をより深めていけると思います。
「感想」
崎濱先生へインタビューして、社会学概論のこだわりの話や過去の体験の話から、社会学という学問が対象としているものの広さや、社会学的なものの見方(物事を一つの視点からでなく、相手の視点や客観的な視点など多くの視点から見る)の大切さがわかりました。

インタビュアー:(社会文化学科1年次)外間裕也、謝敷ソフィア、梅﨑和馬

