「演習Ⅰ」ってどんな授業?
学生による取材投稿
萩尾俊章 先生に聞いてみました
「大学講師になるまで」
萩尾俊章先生は、長崎県佐世保市のご出身です。琉球大学社会学科社会人類学を専攻し、卒業後に筑波大学院に進学されたそうです。教員免許を取得していたので、修了後、沖縄で臨任の教員を経て那覇高校や具志川商業高校にて本務の社会科教師を務めた後、沖縄県立博物館の学芸員として14年程、また県文化財課などで16年程勤務されました。在任中から大学の非常勤講師も務め、琉球大学では現在も続けています。沖縄国際大学では2010年まで務めていましたが、昨年から再び赴任して3年ゼミのお一つをご担当しております。
「演習Ⅰの授業について」
「演習Ⅰ」は3年次を対象とした授業で「自習」とセットの授業となっており、民俗学専攻を講義です。前期ではテーマを設定して一週間ほどの期間で、県内フィールドワークをするという授業を行っています。後期では、前期で行ったフィールドワークの調査ノートの整理を行い12月までに原稿を仕上げ、年明けまでに印刷します。卒論の質を高める事も目的とした授業です。
「授業で心掛けている事」
グループワークが中心である演習Ⅰの講義では、先生が情報を提供するばかりにならないよう、学生同士での話し合いや個人で考える機会を与えています。積極的に意見を発表し、他者の意見と触れ合う姿勢を大切にしています。
「研究分野である泡盛について」
博物館学芸員としてお仕事されていた際、資料作成のためにたまたま調べることになったのが泡盛とのきっかけです。泡盛の企画展は、図録やそれらの展示会はとても好評でした。一方で泡盛を歴史的かつ民俗学的に書かれた書籍や研究報告が少なかったため、研究を始めました。
酒造工場へ足を運び、実際にお話を伺い、以前どんな酒屋が存在していたのか、その酒屋ごとに異なる酒造方法について調べました。そういった話を民俗学的な知見を生かして考察することで、地域ごとの違いや、泡盛造りの手法の変遷などが見えてきました。これまでは地域によって味や香りの違いがありました。一方、近年では機械化や麹菌・酵母菌の画一化により、どれも同じような味わいになっているそうです。
〈ご著書〉
『泡盛の文化誌』「ボーダーインク社」 2004年
『泡盛の文化誌 新装改訂版』「ボーダーインク社」2016年
『泡盛をめぐる沖縄の酒文化誌「ボーダーインク社」2024年 など

「感想」
今回のインタビューを通して、萩尾先生のお話から、フィールドワークや様々な仕事をすることで得た知識をどう生かしていくのかを考えることが必要だと感じました。また、萩尾先生が所属されている「沖縄民俗学会」や先生の研究である泡盛にも興味を持ちました。私たちが20歳になったときには、両親と一緒に泡盛を味わいたいと思いました。
「大学講師になるまで」
萩尾俊章先生は、長崎県佐世保市のご出身です。琉球大学社会学科社会人類学を専攻し、卒業後に筑波大学院に進学されたそうです。教員免許を取得していたので、修了後、沖縄で臨任の教員を経て那覇高校や具志川商業高校にて本務の社会科教師を務めた後、沖縄県立博物館の学芸員として14年程、また県文化財課などで16年程勤務されました。在任中から大学の非常勤講師も務め、琉球大学では現在も続けています。沖縄国際大学では2010年まで務めていましたが、昨年から再び赴任して3年ゼミのお一つをご担当しております。
「演習Ⅰの授業について」
「演習Ⅰ」は3年次を対象とした授業で「自習」とセットの授業となっており、民俗学専攻を講義です。前期ではテーマを設定して一週間ほどの期間で、県内フィールドワークをするという授業を行っています。後期では、前期で行ったフィールドワークの調査ノートの整理を行い12月までに原稿を仕上げ、年明けまでに印刷します。卒論の質を高める事も目的とした授業です。
「授業で心掛けている事」
グループワークが中心である演習Ⅰの講義では、先生が情報を提供するばかりにならないよう、学生同士での話し合いや個人で考える機会を与えています。積極的に意見を発表し、他者の意見と触れ合う姿勢を大切にしています。
「研究分野である泡盛について」
博物館学芸員としてお仕事されていた際、資料作成のためにたまたま調べることになったのが泡盛とのきっかけです。泡盛の企画展は、図録やそれらの展示会はとても好評でした。一方で泡盛を歴史的かつ民俗学的に書かれた書籍や研究報告が少なかったため、研究を始めました。
酒造工場へ足を運び、実際にお話を伺い、以前どんな酒屋が存在していたのか、その酒屋ごとに異なる酒造方法について調べました。そういった話を民俗学的な知見を生かして考察することで、地域ごとの違いや、泡盛造りの手法の変遷などが見えてきました。これまでは地域によって味や香りの違いがありました。一方、近年では機械化や麹菌・酵母菌の画一化により、どれも同じような味わいになっているそうです。
〈ご著書〉
『泡盛の文化誌』「ボーダーインク社」 2004年
『泡盛の文化誌 新装改訂版』「ボーダーインク社」2016年
『泡盛をめぐる沖縄の酒文化誌「ボーダーインク社」2024年 など

「感想」
今回のインタビューを通して、萩尾先生のお話から、フィールドワークや様々な仕事をすることで得た知識をどう生かしていくのかを考えることが必要だと感じました。また、萩尾先生が所属されている「沖縄民俗学会」や先生の研究である泡盛にも興味を持ちました。私たちが20歳になったときには、両親と一緒に泡盛を味わいたいと思いました。
【インタビュアー:中村莉弥、平良彩、又吉茉凰】

