「実習」ってどんな授業?
学生による取材投稿
ゼミの「実習」について
新里 貴之 先生に聞いてみました
「先生が考古学に進んだ理由」
もともとは、歴史学を勉強したかったのですが、当時の沖縄国際大学には歴史学の分野がなく、考古学を学び始めることになりました。2年次の実習で無人島に行かされて考古学にハマりました。大学卒業後、鹿児島大学の大学院に進学し、大学院でも考古学を学びました。
「考古学ゼミの実習について教えてください」
2週間泊まり込みで発掘現場に毎日行き、昼間は発掘調査をして夕方帰ってきて遺物の洗浄・整理を2週間行います。座学では分からない部分が多いため、実習を行うことで感動や楽しさがあり、ハマる人が多いみたいです。
「授業を行う上で心掛けていること」
できるだけわかりやすくしたいとは思っていますけど。つい当たり前だと思っている専門用語になってしまうことがあるので、できるだけかみ砕いてわかりやすいようにしていきたいとは思っています。また、1年生より2年生、3年生と専門性が増していくのでそれに突っ込んだ話になっていきますね。段階的に授業の難易度を上げていくことを心がけています。
「実習で発見された最新の遺物について」
1.8万年前のイノシシの牙製品や貝の鏃等が出土しましました。これらは全国的にも珍しい遺物です。
「学生に伝えたいこと」
教員として学生に伝えたいことは、遅刻と欠席を当たり前のように簡単にしないでほしいですね。こっちは体調悪くても休めないんだぞ(笑)
また、学生たちに何か書く癖をつけてほしいため、授業の中ではスマホでの入力ではなく、意図的に紙での提出方法にしています。
「考古学の授業の中で教えていて楽しい授業」
それぞれに特色があるようにしているのですが、考古学概論はごく基本的なエッセンスと面白い部分を中心に教えていて、1年生が食いつきやすいようにしています。「南島先史学Ⅰ(2年次)」になると、琉球列島の文字のない時代について、古い方から新しい方まで順を追って細かく概要を教えていき、後期はそれのⅡをやっているのですけど、そこでは考古学の基礎理論とともに、土器づくりや文様をどう施すか、貝製品製作実験、土器圧痕調査など実験考古学的なことも取り入れています。「考古学特講Ⅰ」では、僕がやっている最新の研究情報を紹介しています。後期のⅡでは報告書で図を描くのですけど、遺物とかを方眼紙の上から図を描いてあるもの(実測図)そをイラストレーターというソフトで描くというのを教えています。
「考古学が向いている人は?」
爪の中に土が入るのを嫌がる人は考古学に入れないと思います!(笑)
考古学は、コツコツやることが多くて、図を作る作業や、写真を撮る作業、膨大な報告書から目的のものを探し出す作業があり、それを苦でない得意な人は向いていると思います。あと、グループである目的を目指して協業する学問なので、団体生活を楽しめる学生はいいですね。

調査の様子

厚生会館でのミーティングの様子
「感想」
今回のインタビューを通して、新里先生のお話から、出土品の形や発掘方法など考古学の魅力を改めて知ることができました。インタビューの中で遺物を実際に見せてもらいとても良い経験をすることができました。また、4年間の大学生活の中で自分がやりたいゼミに進み、様々なことに挑戦することの大切さを考えることができました。
新里 貴之 先生に聞いてみました
「先生が考古学に進んだ理由」
もともとは、歴史学を勉強したかったのですが、当時の沖縄国際大学には歴史学の分野がなく、考古学を学び始めることになりました。2年次の実習で無人島に行かされて考古学にハマりました。大学卒業後、鹿児島大学の大学院に進学し、大学院でも考古学を学びました。
「考古学ゼミの実習について教えてください」
2週間泊まり込みで発掘現場に毎日行き、昼間は発掘調査をして夕方帰ってきて遺物の洗浄・整理を2週間行います。座学では分からない部分が多いため、実習を行うことで感動や楽しさがあり、ハマる人が多いみたいです。
「授業を行う上で心掛けていること」
できるだけわかりやすくしたいとは思っていますけど。つい当たり前だと思っている専門用語になってしまうことがあるので、できるだけかみ砕いてわかりやすいようにしていきたいとは思っています。また、1年生より2年生、3年生と専門性が増していくのでそれに突っ込んだ話になっていきますね。段階的に授業の難易度を上げていくことを心がけています。
「実習で発見された最新の遺物について」
1.8万年前のイノシシの牙製品や貝の鏃等が出土しましました。これらは全国的にも珍しい遺物です。
「学生に伝えたいこと」
教員として学生に伝えたいことは、遅刻と欠席を当たり前のように簡単にしないでほしいですね。こっちは体調悪くても休めないんだぞ(笑)
また、学生たちに何か書く癖をつけてほしいため、授業の中ではスマホでの入力ではなく、意図的に紙での提出方法にしています。
「考古学の授業の中で教えていて楽しい授業」
それぞれに特色があるようにしているのですが、考古学概論はごく基本的なエッセンスと面白い部分を中心に教えていて、1年生が食いつきやすいようにしています。「南島先史学Ⅰ(2年次)」になると、琉球列島の文字のない時代について、古い方から新しい方まで順を追って細かく概要を教えていき、後期はそれのⅡをやっているのですけど、そこでは考古学の基礎理論とともに、土器づくりや文様をどう施すか、貝製品製作実験、土器圧痕調査など実験考古学的なことも取り入れています。「考古学特講Ⅰ」では、僕がやっている最新の研究情報を紹介しています。後期のⅡでは報告書で図を描くのですけど、遺物とかを方眼紙の上から図を描いてあるもの(実測図)そをイラストレーターというソフトで描くというのを教えています。
「考古学が向いている人は?」
爪の中に土が入るのを嫌がる人は考古学に入れないと思います!(笑)
考古学は、コツコツやることが多くて、図を作る作業や、写真を撮る作業、膨大な報告書から目的のものを探し出す作業があり、それを苦でない得意な人は向いていると思います。あと、グループである目的を目指して協業する学問なので、団体生活を楽しめる学生はいいですね。

調査の様子

厚生会館でのミーティングの様子
「感想」
今回のインタビューを通して、新里先生のお話から、出土品の形や発掘方法など考古学の魅力を改めて知ることができました。インタビューの中で遺物を実際に見せてもらいとても良い経験をすることができました。また、4年間の大学生活の中で自分がやりたいゼミに進み、様々なことに挑戦することの大切さを考えることができました。
【インタビュアー:花城漣、内間吾弥斗、眞榮城百佳】

