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日本文化学科のブログ

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【日本文化学科とお仕事① ラジオ沖縄アナウンサーの小橋川響さんインタビュー】

そのほかもろもろ
日本文化学科は、国語の先生、図書館司書、日本語教師などの専門職を目指す人が多い学科、というイメージを持っている人が多いかもしれませんが、卒業生の進路としては民間企業へ就職する学生もたくさんいます。

日本文化学科で学ぶさまざまな「ことばの力」は、就職活動はもちろん、ビジネスシーンでも大いに役立ちます。例えば、琉球文化コースで学んだ沖縄博士的な知識を旅行会社やホテルなどの観光業に活かす卒業生も少なくありません。図書館関係科目で学んだ出版流通の知識を「書店」で活かしている先輩も多いです。新聞社、ラジオ局などのメディア関係に就職する卒業生もいます。

ラジオ沖縄のアナウンサー、小橋川響さん(2006年度卒業)も日本文化学科で学んだ知識を仕事に生かしている一人。
日本文化学科で学んだこと、仕事に生かしていることを語っていただきました。
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 私は現在、ラジオ局でアナウンスの仕事を担当しています。2008年、アナウンサーとして入社して、今年で入社10年になります。
 私は小さい頃から音読が好きで、大学に入る時は国語の先生を目指していましたが、次第に声を介した仕事に就きたいという夢が大きくなって、ラジオ沖縄に入社しました。
 日文の勉強で仕事に役に立っていることは「卒論」の執筆を通して身に着つけた力です。いろいろな文献に目を通す中で、物事の見方は人によってさまざまで、多様な視点があることを知りました。いまマイクの前で何かを話したり、伝えようとする時にも、自分の意見とは真逆の意見があることを常に意識しながら話すようにしないといけないと考えています。
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小橋川さんは毎週水曜日18時30分から放送されている「沖縄国際大学ラジオ講座」の進行役をも務めていただいています。
日本文化学科の先生も時々登場して、小橋川さんとちょっとした同窓会ののようになっていますのでぜひ聴いてみてくださいね。