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日本文化学科のブログ

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【日本文化学科とお仕事② 書店員・城間美咲さんインタビュー】

そのほかもろもろ
日本文化学科は、国語の先生、図書館司書、日本語教師などの専門職を目指す人が多い学科、というイメージを持っている人が多いかもしれませんが、卒業生の進路としては民間企業へ就職する学生もたくさんいます。

日本文化学科で学ぶさまざまな「ことばの力」は、就職活動はもちろん、ビジネスシーンでも大いに役立ちます。例えば、琉球文化コースで学んだ沖縄博士的な知識を旅行会社やホテルなどの観光業に活かす卒業生も少なくありません。図書館関係科目で学んだ出版流通の知識を「書店」で活かしている先輩も多いです。新聞社、ラジオ局などのメディア関係に就職する卒業生もいます。

ジュンク堂書店に2017年4月に採用された、城間美咲さん(2016年度卒業)も日本文化学科で学んだ知識を仕事に生かしている一人。
日本文化学科で学んだこと、仕事に生かしていることを語っていただきました。(2017年12月インタビュー)
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 私はいま株式会社ジュンク堂書店で児童書を担当しています。
 大学で専門で学んでいた図書館司書の資格を活かすことができ、また書籍を通して地域社会に貢献できる仕事に就きたいと思い、本社に入社しました。時代のニーズに合った書籍の発掘や独自の売り魔づくりにやりがいを感じられる仕事です。

 大学では図書館情報学ゼミを選考していたため、利用者が求めている本を具体的に絞り込むための検索技術や接遇スキル、利用者心理に基づく応対など、レファレンスサービスの講義で経験したことを接客の中で活かすことができています。

 大学生活はあっという間に終わってしまいます。日本文化学科には将来につながる学びがたくさん詰まっています。やりたいと思ったことは後悔がないようにどんどん挑戦して、将来につなげていってください。