沖縄国際大学日本文化学科には県内唯一の図書館情報学を専門で学べるゼミナールが設置され、司書を目指す学生が多く学んでいます。大学案内の最新号で、4年生の宮城伸尭さんが高校生向けにメッセージを寄せてくれましたので、こちらでもご紹介します。



小さい頃から本が好きだった私は、学校や地域の図書館によく通っていました。そこで、新しい世界や知りたかった疑問を教えてくれる「司書」という職業に憧れ、志すようになりました。

司書という仕事は、常に利用者の知りたい・学びたいというニーズを中心に考え、求められる資料やサービスを提供していく専門的職業です。
沖縄国際大学の図書館司書資格課程では、図書館の機能や存在意義、司書の使命とは何か、といったことを学んでいきます。
一年生の時は、図書館の理念や資料の種類といった基礎的な知識を身に着け、二年生以降は専門的な各論に入り、三年生になると演習科目がスタートする、というように、段階的な学習ができるようにカリキュラムが組まれています。

沖縄国際大学には教職課程や学芸員課程などもありますが、他の資格課程との大きな違いは、専門で学んでいる学問対象が学内の身近なところにあるということです。授業のあと図書館に行くたびに、新しい視点や今まで気づかなかった発見が得られてとても面白いです。

みなさんも沖縄国際大学日本文化学科で、「知る喜び」「学ぶ楽しさ」を伝える司書を目指しませんか？