2022年7月17日、沖縄国際大学にて夏のオープンキャンパスが開催されました。

今回のオープンキャンパスは、完全予約制、3年生限定ということで、エントリーが間近に迫った総合型選抜試験対策を中心として、日本文化学科で日本語教師の資格課程や留学生教育を担当している奥山貴之先生から、日文のカリキュラムの魅力を伝えつつ、入試に向けたアドバイスをいろいろ行いました。



体験講座は、日本文化学科の受験生が多く将来目標として設定する「国語の先生」と「図書館司書」をテーマとした2本立て。

午前中の体験講座は田場裕規先生による「国語科教育　学び方・深め方―実践研究とは何か？―」。
小学校から高校まで、国語学習はとても身近なものだったと思いますが、国語教師を目指すためには、国語学習だけでは十分ではありません。なかでも「国語科教育」という分野は、今まで学んだことのない分野です。
中学生、高校生に国語を教えるということは、どういうことなのか。この講座では、具体的な教材と授業場面を想定して、参加者と共に考えながら、国語教師の役割について理解を深めていきました。



午後の体験講座は、名城邦孝先生による「図書館司書って何だろう？～司書の資格と仕事を紹介！」。
この講座では、図書館司書の資格について誤解が多い部分を取り上げながら、受験に向けて身に付けておいてほしい正しい知識を説明するとともに、図書館での仕事の魅力、司書という専門職のミッションについても紹介しました。そして、大学では司書になるためにどのような勉強をするのか、実際に資格を取得した人がどうすれば司書になれるのか、といったお話をさせていたきました。



講座終了後は教室前のブースで、日文の先輩たちが受験生の皆さんからの質問も受け付けました。
3年生の先輩たちにとって、受験生の皆さんはちょうど2年前の自分の姿に重なります。
2年前といえば、2020年、未知のウイルスとの闘いがまだ始まったばかりのころです。
コロナ禍で思うような情報収集ができなった時期を経験した3年生だからこそのアドバイスも多数あり、受験生のみなさんも学ぶ事が多かったようです。





総合型選抜のエントリーはもうすぐ。
たくさんのエントリーをお待ちしてます！