【沖縄少年院のビブリオバトル大会の見学に行ってきました】
図書館司書課程通信
日本文化学科の図書館情報学ゼミでは、2018年12月にオファーを受けて、学生たちによる「ビブリオバトル」のデモンストレーション大会を行って以来、沖縄少年院の子どもたちや先生たちとの交流が続いています。
2024年9月13日には、図書館情報学ゼミを担当する山口先生、沖縄県立図書館の皆様とご一緒して、少年院でのビブリオバトル大会を見せていただくことになりました。
大会の前には県立図書館の指導主事の先生からの素敵なデモンストレーションがあり、終了後には県立図書館の司書の方からのブックトーク、さらに結果発表の後には、山口先生からの講評がありました。
「今日は楽しいビブリオバトルの大会を見せてくださり、ありがとうございます。どの本の紹介もとても面白くて、本の魅力を引き出していて、あっという間に終わってしまいました。ビブリオバトルが盛り上がるには、バトラーによる発表の面白さももちろん大切ですが、本の魅力を引き出す「質問」も大切です。今回も「あなたにとって一生懸命とはなんですか?」「家族に伝えたいことはありあすか?」など、とてもするどい質問がたくさんあって、ビブリオバトルを通して、伝える力だけでなく、聞く力が皆さんの中で育っていることを感じました」と山口先生。
大会の終了後には、素晴らしい大会を見せていただいたお礼として、山口先生が高校時代に読んで、読書が好きになったきっかけの2冊として、『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キース著)と『もものかんづめ』(さくらももも著)をプレゼントさせていただきました。
「読書はほかの娯楽とは違って、ちょっと時間がかかる面倒なものかもしれません。でも、時間がかかるからこそ、私の高校時代を振り返ると、学校でちょっと面倒なことがあっても、アルバイトの仕事が大変な時も、「これが終わったら本の続きが読める」という気持ちでいろいろなことを乗り越えることができたように思います」と山口先生。
沖縄少年院には図書室があり、県立図書館からの協力貸出を受けていて、院の先生たちが皆さんにたくさんの本がそばにある環境を作ってくださっています。大変なこともあると思いますが、たくさんの本を支えにして乗り越えてほしいなと思います。
2024年9月13日には、図書館情報学ゼミを担当する山口先生、沖縄県立図書館の皆様とご一緒して、少年院でのビブリオバトル大会を見せていただくことになりました。
大会の前には県立図書館の指導主事の先生からの素敵なデモンストレーションがあり、終了後には県立図書館の司書の方からのブックトーク、さらに結果発表の後には、山口先生からの講評がありました。
「今日は楽しいビブリオバトルの大会を見せてくださり、ありがとうございます。どの本の紹介もとても面白くて、本の魅力を引き出していて、あっという間に終わってしまいました。ビブリオバトルが盛り上がるには、バトラーによる発表の面白さももちろん大切ですが、本の魅力を引き出す「質問」も大切です。今回も「あなたにとって一生懸命とはなんですか?」「家族に伝えたいことはありあすか?」など、とてもするどい質問がたくさんあって、ビブリオバトルを通して、伝える力だけでなく、聞く力が皆さんの中で育っていることを感じました」と山口先生。
大会の終了後には、素晴らしい大会を見せていただいたお礼として、山口先生が高校時代に読んで、読書が好きになったきっかけの2冊として、『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キース著)と『もものかんづめ』(さくらももも著)をプレゼントさせていただきました。
「読書はほかの娯楽とは違って、ちょっと時間がかかる面倒なものかもしれません。でも、時間がかかるからこそ、私の高校時代を振り返ると、学校でちょっと面倒なことがあっても、アルバイトの仕事が大変な時も、「これが終わったら本の続きが読める」という気持ちでいろいろなことを乗り越えることができたように思います」と山口先生。
沖縄少年院には図書室があり、県立図書館からの協力貸出を受けていて、院の先生たちが皆さんにたくさんの本がそばにある環境を作ってくださっています。大変なこともあると思いますが、たくさんの本を支えにして乗り越えてほしいなと思います。