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日本文化学科のブログ

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【司書課程の学生によるプロジェクト報告が『沖縄県図書館協会誌』に掲載! 名城先生の論考も!】

図書館司書課程通信
日本文化学科には県内唯一の「図書館情報学研究室」が設置されており、資格の取得のための授業はもちろん、資格課程での学びを地域に還元するための実践的な授業も展開されています。

2年生後期からスタートする「図書館文化セミナー」もその一つ。司書課程の山口先生が担当する授業で、2023年度のクラスでは、神奈川県にある「のんびりーす等々力」という高齢者介護施設(グルプホーム)にて、認知症の方々を対象とする文庫コーナーづくりというプロジェクトに取り組み、2024年度のクラスでは、JICA沖縄図書資料室と連携して、外国人話者とともに「世界のおはなしかい」というイベントの運営を行いました。



2つの取り組みはこちらのブログでも何度かご紹介しましたが、このたび、学生たちによるプロジェクトの報告が、沖縄県の図書館関係者によって企画編集され、年に1冊刊行されている『沖縄県図書館協会誌』第28号の最新号に掲載されました。

●「世界のおはなし会」を開催しました!―国際交流フェスティバルにて「多文化サービス」を学ぶー (pp.28-36)
●認知症の方にやさしい文庫づくりレポートpart2-読書は認知症の進行を抑制できるのか? (pp.44-48)

さらに、『沖縄県図書館協会誌』第28号には、学校司書モデルカリキュラムの授業をご担当いただいている手登根千津子先生による論考「学校図書館と平和資料展ー学校司書を目指す学生たちはどのようにデザインしたか?」も掲載されており、司書課程で学ぶ2年生が考えた、高校での平和資料展のアイディアも多数掲載されています。

本誌は、編集委員長を司書課程の授業を担当されている名城邦孝が務めておられて、名城先生の論考も掲載されていますので、ぜひこちらもご覧ください。

●「沖縄県内の宿泊施設における読書スペースについて」(pp.16-18)

『沖縄県図書館協会誌』第28号は、県内の公共図書館や大学図書館で読むことができますが、いち早く、沖縄国際大学のサイトでも公開されています。
ご興味のある方はぜひご覧ください!