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日本文化学科のブログ

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【山口先生による「図書館の自由」をめぐるこの一年のレポートが全国図書館大会記録集に掲載されました】

図書館司書課程通信
日本文化学科で図書館司書課程の授業や卒業研究を指導している山口先生が、日本図書館協会が毎年開催している「全国図書館大会」(第111回愛媛大会)の第7分科会で担当した、「図書館の自由」をめぐるこの1年のレポートが大会記録誌に掲載されています。

大会が行われた2025年は「図書館員の倫理綱領」が制定されてから45周年にあたる年でした。
「図書館員の倫理綱領」は、1980年に制定された、図書館員の社会的な役割や専門性を示すもので、「図書館の自由に関する宣言」と表裏一体をなすものとなっています。大会報告では、「図書館の自由」をめぐるこの1年の出来事をピックアップしながら、「図書館の自由」を語る上で常に「図書館員の倫理」も意識することの必要性についても説明しています。

具体的には、第二次トランプ政権下でますます進行するアメリカの図書館での禁書・検閲要請の動き、参議院外交防衛委員会での全国SLA選定図書への批判、PTA未加入生徒の学校図書館利用制限、防犯カメラの設置・運用のあり方、サイバー攻撃・不正アクセスをめぐる問題などを取り上げています。



(「図書館員の倫理綱領」45周年を記念して、山口先生がデザインをお手伝いした「図書館員の倫理綱領」のポストカードも10枚セット100円で絶賛販売中です。入手したい方は、右のURLから、日本図書館協会図書館の自由委員会事務局へご連絡ください。(https://www.jla.or.jp/committees/jiyu-iinkai/jiyu_poster_card/)

この大会記録誌は、沖縄国際大学図書館はもちろん、県内の各公共図書館でも後日閲覧できるようになります。
本記録のテーマになっている「図書館の自由」は、司書職を目指す受験生のみなさまにも、図書館の使命・役割、基本的人権との関わり、図書館員の倫理などを考える上でとても大切な考え方ですので、ぜひお近くの図書館で手に取ってご覧いただければと思います。