石垣直 先生の研究室を訪ねてきました
学生による取材投稿
「学生時代」
私は小中高と野球部に所属していました。高校の3年間は特進クラスに在籍していましたが、高校3年の夏まで部活動に忙しく、正直、受験勉強に熱心な学生ではありませんでした。大学受験の結果には不満足な部分もあり、だからこそ大学では人一倍勉強しようと考え、それを実践しました。
大学では国際関係学を学び、将来はジャーナリストになりたいと考えていました。高校の時から海外に興味があったので、語学をしっか学ぼうと考え、講義以外の時間は図書館で英語や中国語を勉強しました。学部時代、週末は内装・外装のアルバイトをしていました。大学3年の夏には、アルバイト先で学んだ技術を活かし、東京から高知まで襖張りなどの仕事をしながら、無銭・単独キャラバンをしました。とても良い思い出・経験になりました。
「中国への留学のきっかけ」
大学では、2年次の必修単位として、夏の海外語学研修がありました。私は第二外国語として中国語を履修していたので、上海の大学で1ヶ月間、朝から晩まで中国語を勉強しました。中国語への関心がさらに高まり、大学3年生が終わる冬に北京の大学に留学(1年間)しました。
「文化人類学こそ私の天職」
大学に進学して関東で生活する中で、私は自身が沖縄や出身地の八重山について知らないことが多いことに気づかされました。また沖縄と日本との間の色々な差異にカルチャーショックも受けました。
私は、もともと海外に関心をもっていたこともあり、“内”の視点からだけでなく“外”の視点も踏まえて沖縄を理解したいと考えるようになりました。
高校の教員だった父が郷土の言語や文化を調べていたので、民俗学という学問は比較的に身近にありました。
しかし、「世界」に関心があった私には、フィールドが沖縄・国内に限定されがちな民俗学には何か物足りなさを感じていました。そんな時に大学で出会ったのが、異文化と自文化の両方を視野に入れることのできる「文化人類学」でした。大学院に進学した1999年からほぼ毎年台湾に通い、フィールドワークを実践しています。世界的な視野で台湾や沖縄を研究することができる文化人類学は、私の天職だと考えています。
「趣味」
基本、仕事≒趣味です。幼い頃からの環境やフィールドでの経験もあり、時間がある時には家庭
菜園やキャンプを楽しんだり、家で必要なテーブルなどをDIYで作ったりもしています。フィールドで学んだ手仕事や装飾品作りなども好きです。
「今後の目標」
忙しくて大変ですが、沖縄と台湾の研究を継続することです。私は現在、一方で台湾のマイノリティの言語・文化復興の研究を、他方で沖縄の孔子廟の研究をしていますが、いま以上に沖縄と台湾その他のアジアをつなげる研究がしたいですね。
台湾をはじめ、海外の親戚や友人も多いので、生活面でもその橋渡しができればと考えています。
「ゼミを迷っている学生へ」
所属するゼミによって学問分野は違いますが、どのゼミでも自分の関心を深めることはできると思います。自分がやりたいことを突き詰めてください。必ずしも希望通りのゼミに進めるとは限りませんが、もしかしたら第2・第3希望で選択したゼミとの出会いから、新たな世界が広がるかも知れません。それぞれのゼミで頑張って欲しいと思います。
「感想」
今回のインタビューを通して、石垣先生のお話から、世界に出て沖縄を俯瞰的に見ることができる文化人類学の魅力を改めて知ることができました。また、4年間の大学生活の中で自分がやりたいゼミに進み、様々なことに挑戦することの大切さを考えることができました。
インタビュアー(社会文化学科1年:糸数逸晴・上原直晃・菊地悠陽)

私は小中高と野球部に所属していました。高校の3年間は特進クラスに在籍していましたが、高校3年の夏まで部活動に忙しく、正直、受験勉強に熱心な学生ではありませんでした。大学受験の結果には不満足な部分もあり、だからこそ大学では人一倍勉強しようと考え、それを実践しました。
大学では国際関係学を学び、将来はジャーナリストになりたいと考えていました。高校の時から海外に興味があったので、語学をしっか学ぼうと考え、講義以外の時間は図書館で英語や中国語を勉強しました。学部時代、週末は内装・外装のアルバイトをしていました。大学3年の夏には、アルバイト先で学んだ技術を活かし、東京から高知まで襖張りなどの仕事をしながら、無銭・単独キャラバンをしました。とても良い思い出・経験になりました。
「中国への留学のきっかけ」
大学では、2年次の必修単位として、夏の海外語学研修がありました。私は第二外国語として中国語を履修していたので、上海の大学で1ヶ月間、朝から晩まで中国語を勉強しました。中国語への関心がさらに高まり、大学3年生が終わる冬に北京の大学に留学(1年間)しました。
「文化人類学こそ私の天職」
大学に進学して関東で生活する中で、私は自身が沖縄や出身地の八重山について知らないことが多いことに気づかされました。また沖縄と日本との間の色々な差異にカルチャーショックも受けました。
私は、もともと海外に関心をもっていたこともあり、“内”の視点からだけでなく“外”の視点も踏まえて沖縄を理解したいと考えるようになりました。
高校の教員だった父が郷土の言語や文化を調べていたので、民俗学という学問は比較的に身近にありました。
しかし、「世界」に関心があった私には、フィールドが沖縄・国内に限定されがちな民俗学には何か物足りなさを感じていました。そんな時に大学で出会ったのが、異文化と自文化の両方を視野に入れることのできる「文化人類学」でした。大学院に進学した1999年からほぼ毎年台湾に通い、フィールドワークを実践しています。世界的な視野で台湾や沖縄を研究することができる文化人類学は、私の天職だと考えています。
「趣味」
基本、仕事≒趣味です。幼い頃からの環境やフィールドでの経験もあり、時間がある時には家庭
菜園やキャンプを楽しんだり、家で必要なテーブルなどをDIYで作ったりもしています。フィールドで学んだ手仕事や装飾品作りなども好きです。
「今後の目標」
忙しくて大変ですが、沖縄と台湾の研究を継続することです。私は現在、一方で台湾のマイノリティの言語・文化復興の研究を、他方で沖縄の孔子廟の研究をしていますが、いま以上に沖縄と台湾その他のアジアをつなげる研究がしたいですね。
台湾をはじめ、海外の親戚や友人も多いので、生活面でもその橋渡しができればと考えています。
「ゼミを迷っている学生へ」
所属するゼミによって学問分野は違いますが、どのゼミでも自分の関心を深めることはできると思います。自分がやりたいことを突き詰めてください。必ずしも希望通りのゼミに進めるとは限りませんが、もしかしたら第2・第3希望で選択したゼミとの出会いから、新たな世界が広がるかも知れません。それぞれのゼミで頑張って欲しいと思います。
「感想」
今回のインタビューを通して、石垣先生のお話から、世界に出て沖縄を俯瞰的に見ることができる文化人類学の魅力を改めて知ることができました。また、4年間の大学生活の中で自分がやりたいゼミに進み、様々なことに挑戦することの大切さを考えることができました。
インタビュアー(社会文化学科1年:糸数逸晴・上原直晃・菊地悠陽)