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社会文化学科のブログ

ブログ

藤波 潔 先生の研究室を訪ねてきました

学生による取材投稿
「真面目な学生時代」 
 比較的まじめな生徒で広範囲で勉強に取り組んでいました。
 部活やサークル活動では高校から大学まで吹奏楽をしていて、熱心に活動しました。高校時代にはコンクールなどに出場するなどいわゆる吹奏楽にがっつり取り組んでいました。大学時代は吹奏楽サ-クルに所属していましたが、そのサークルはコンクールには参加せず、定期演奏会を開いて演奏していました。
 大学卒業までの8年間、塾で数学講師のアルバイトをしていました。

「先生になるきっかけ」 
 中学・高校での先生との出会いが自身も先生を目指すきっかけになりました。ノートを持ち込み可能なテストや、教科書を使わない授業をする社会の先生と出会ったことは印象に残っています。歴史学概論の授業でも紹介している「歴史授業の欠損感」を感じることなく歴史が好きになり、教員の道を志すようになっていきました。

 「教師としてのポリシー」
 授業の中で大切にしていることは
①いろいろな立場から物事を見ることを促す
②難しいことを難しく言わない
③自分事として考えてもらえるように
の3つです。多様な価値観を知り、その物事を暗記だけにならないように自分の身に置き換えて考えられるような、生徒が認識できる問いかけを大切にしています。

 「歴史はヒューマンドラマ」
 中学生のころからヨーロッパに興味を持ち始め、歴史の授業で受けたヨーロッパのさまざまな「革命」に衝撃を受けました。社会の先生との出会いもあり、さらにその興味・関心は深まっていきます。教科書的な歴史はきれいに描かれすぎているが、歴史はヒューマンドラマであり、かつてのヨーロッパの人たちも、自分たちと同じように人間関係の中で翻弄されてきたことが分かるのが好きです。 
 また、アジアや日本を内側のみから見るのではなく、ヨーロッパからの視点から客観的に見てみたかったからです。

 「沖国生にアドバイス」
 「盲目的な沖縄好き」から離れて、他の県や国から見た沖縄を知るためにいろんな場所へ行ってほしい。そしてそこで自分の人生の糧になるような学びを得てほしいです。自由な時間がある大学生の時にやりたいことをやってみたり、とにかく動いてほしいです。

インタビュアー(社会文化学科1年:赤嶺依乙里・秋葉まどか)