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教育支援情報

博物館学芸員資格取得のための課程

博物館は、歴史、芸術、民俗、産業、自然科学等に関する資料を収集し、保管し、展示して教育的配慮の下に一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資すために必要な事業を行い、あわせてこれらの資料に関する調査研究をすることを目的とする機関である。(「博物館法」第二条)。
 博物館の運営にあたる専門職員が博物館学芸員です。学芸員は専門的な知識と、文化・社会・自然・芸術について幅広い教養を備えて いなければなりません。本課程は、この目的にそって定めた資格取得のための課程です。
 2012年度から博物館法改正に伴い、博物館学芸員資格科目及び履修方法に変更がありました。オリエンテーション及び掲示板等での案内をよく確認してください。2012年度以降の入学生、科目等履修生、編入学生は新カリキュラムが適用されます。2011年以前に入学した学生については、現在適用されているカリキュラムが卒業時まで適用されます。
(1)授業科目 2015年度入学者より適用
区分授 業 科 目単 位週時間受講年次備 考
必修博物館概論     221
博物館経営論222
博物館資料論222
博物館資料保存論222
博物館展示論222
博物館情報・メディア論222
博物館実習I1集中3
博物館実習Ⅱ2集中4
生涯学習概論221共通科目
博物館教育論221
博物館学評論2・3・4
博物館学史2・3・4
考古学概論221社会文化学科専門科目
考古学概論2221
文化史I223
文化史Ⅱ223
芸術学I221・2・3・4共通科目
芸術学Ⅱ221・2・3・4
自然科学概論I221・2・3・4共通科目の自然環境科目群のうち 「化学I・Ⅱ」
「数学I・Ⅱ」「統計学I・Ⅱ」「自然環境課題研究I・Ⅱ」を除いた各科目及び共通科目沖縄関係科目群のうち
 「沖縄の自然環境I・Ⅱ」 を 「自然科学概論I・Ⅱ」 に読み替えることができる。
自然科学概論Ⅱ221・2・3・4
選択必修民俗学概論221社会文化学科専門科目
文化人類学概論221
南島民俗学史I222
南島民俗学史Ⅱ222
民俗学概論と文化人類学概論、若しくは南島民俗学史I・Ⅱをセットにして2科目4単位以上を選択必修

(2)履修方法
  1. 「博物館実習Ⅱ」(館務実習)を受講するためには、「博物館実習I」と指定科目を受講済でなければならない。
  2. 「博物館実習Ⅱ」は博物館法に基づいて本学が指定した博物館等の施設で行う。

(3)受講者
  1. 本学の全学部全学科在学生。
  2. 科目等履修生の受講を認める。(受入の際は審査する)。

(4)証明書
上記の授業科目を履修した者に対し博物館学芸員資格取得証明書を交付する。

(5)その他(注1)
自然科学概論I・Ⅱの読み替えのうち、原則として同一科目名のI・Ⅱの組み合わせで履修すること。
(例)○「沖縄の自然環境I」「沖縄の自然環境Ⅱ」
   ×「沖縄の自然環境I」「生物学Ⅱ」

博物館学芸員への道

◆博物館実習I・Ⅱについて

 「博物館実習I」は、「博物館実習Ⅱ(館務実習)」の基礎トレーニングとなる内容(1単位)で、3年次で履修します。例年5月~2月に開講され、考古学、歴史学、地理学、民俗学、自然科学などの各分野で一回の講義(90分)やフィールドワークが義務づけられており、受講生はすべて履修することになっています。開講の日時や教室等はその都度、学務課掲示板や本学グループウェア(ポータル)などで連絡します。
博物館学芸員の所定の科目および「博物館実習I」を履修した受講生には「博物館実習Ⅱ(館務実習)」が許可されます。例年、実習に行く前年度の12月に第一回の博物館学芸員課程オリエンテーションを開催し、博物館実習に対する心構え等の指導、課題レポートの提出、実習館の希望調査などを提出してもらいます。1月末頃に第二回のオリエンテーションを行い、実際の実習生を受け入れる博物館・美術館の割り振りを行ないます。「博物館実習Ⅱ(館務実習)」(2単位)は、夏休みを中心に約10日間程度、実際の博物館・美術館で実習が実施されます。例年、実習生を受け入れてくれる博物館・美術館は、沖縄県内の博物館・美術館を中心に12~13館となっており、毎年30名近くの実習生を受け入れて頂いています。

2018年度博物館実習先は次のとおりです。
那覇市立壺屋焼物博物館、南風原町立南風原文化センター、沖縄県立博物館・美術館、うるま市立海の文化資料館、世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム、宜野湾市立博物館、宮古島市総合博物館。
博物館実習の様子
博物館実習の様子
上記の写真は博物館実習の様子