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日本文化学科のブログ

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【日本語教員養成課程通信② 日本語教師の「たまご」たちが教育実習中です!】

日本語教育副専攻課程通信(日本語教師)
沖縄国際大学日本文化学科には「日本語教育副専攻課程」が設置されており、日本語教師という資格を取得できるようになっています。3年生までに授業理論や授業法を学び、4年生からは大学内の留学生や台湾や澳門などの海外に行って実際に教壇実習を行っていきます。

この日は、日本文化学科の4年生、古波蔵さんの教育実習ということで、アルゼンチンとフランスからやってきた3人の留学生に日本語を教える授業を担当しました。

この日の学習内容は『みんなの日本語』第48課の授業で、「使役」の文型についてでした。
48課は、前半が基本的な使役文、後半が使役の形を使った「~させていただけませんか」を学ぶのですが、古波藏くんはその後半の単元を担当しました。

授業を見学した日本語教育担当の奥山先生からのアドバイスとしては、
・前半の基本的な使役の概念を、うまく「~させていただけませんか」に繋げること、
・場面と表現をしっかり繋げること
・口を動かす練習をしっかりすること
・実際の使用場面を想定した練習を取り入れること
・学習者を巻き込みながら授業を進めること
 (教師が話すばかりの授業にならない)
などなどのアドバイスがありました。

古波蔵さんは、外国の方にはちょっと難しい苗字のせいか、留学生さんたちから「たまご先生」と呼ばれていました。

日本文化学科では、「多文化間コミュニケーションコース」という専門カリキュラムが充実しており、日本語教師を目指す学生も多く在籍しています。日本文化学科でぜひ多文化を学び、世界とつながる体験をしてみませんか?