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日本文化学科のブログ

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【図書館司書課程担当の山口先生が『図書館年鑑』に「図書館の自由」をめぐる概況レポートを発表しました】

先生も頑張ってます
人気作品『図書館戦争』でもテーマになっている「図書館の自由」。日本図書館協会の図書館の自由委員もとつめている 山口 真也 (Yamaguchi Shinya)先生が1年に1回出版される『図書館年鑑』というデータブックに、「図書館の自由」をめぐるこの1年の概況レポートを寄稿しました。


レポートで取り上げているトピックは、マイナンバーカードの図書館利用、プライバシーガイドライン、読書記録を容易に開示するテレビドラマ、市民からのリクエスト拒否問題、戦争関係文書の誤廃棄、学校記念誌の切り取り被害、議会からのライトノベル批判などなど。沖縄県立博物館・美術館で起こった講堂使用不許可問題も取り上げています。

このレポートにもあるように、「図書館の自由」をめぐっては次々に問題が起こっています。「図書館の自由」は図書館・司書のミッションとして非常に大事なテーマなので、司書を目指す受験生の皆さんにもぜひ関心を持ってほしい分野です、と山口先生。

『図書館年鑑』は日本図書館協会より8月上旬に発売されています。お近くの図書館に所蔵されたらぜひご覧ください。