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日本文化学科のブログ

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【教育実習直前! 国語科教職課程のみなさんが模擬授業に取り組んでいます】

国語科教職課程通信
日本文化学科には定評のある国語科教員免許取得課程が設けられており、これまでに多くの卒業生を中学校・高校に送り出しています。

日文の教職課程は、国語の専門知識や教育論などを学ぶだけでなく、教員としてのスキルを高めるために、教壇に立つためのトレーニング授業や1年生から4年生までの班活動・合宿行事などの課外活動も充実しており、その独特の教員養成法は学校現場からも高い評価を受けています。



授業の作り方を学ぶ「国語科教育法演習Ⅱ」という科目では、学生が先生役と生徒役をつとめる「模擬授業」を行っています。何週間も前から教材研究を深めて、学生同士で何度も何度もリハーサルをして、1時間の授業にのぞみます。



2019年5月14日の授業では、4年生の城間さんが、桃原千英子先生の指導の下で、模擬授業にのぞみました。教材は「漢字1 漢字の組み立てと部首」。

漢字に苦手意識を持つ生徒にも分かりやすい授業づくりを目指して、前回の授業の復習からスタートし、漢字カードや黒板やスクリーンを使用しながら、生徒に問題を考えさせる間は各机を回り、質問に答えるなど、生徒に寄り添った授業になっていました。

模擬授業が終わった後は反省会。良かったところ、ダメだったところなど、いろいろな指摘が教室内に飛び交います。
模擬授業が終わった後も、たくさんの学生が教室に残り、自主的に授業内容について意見交換をしている様子もみられました。





終了後に城間さんに感想を聞いたところ、
「自分ができてなかったところ、不安だったところが明確になったから、もっと勉強して改善したい。この授業で褒められた、よかったところは伸ばしつつ、だめだったところは改善して、教育実習がんばりたいです」
と語ってくれました。

6月からはいよいよ高校での「教育実習」も始まります。教育実習とは、実際に学校現場で授業や生徒指導を担当する、これまでの教職課程での学びの集大成です。
高校生の皆さんの学校にも、日文の「先生の卵」たちがお邪魔するかもしれません。
ぜひ暖かく迎えてあげてくださいね。