大学の授業は高校までとは違って「テスト」ではなく「レポート」で成績が評価される科目がだいたい半分くらいあります。大学生がアカデミックスキルを身に着けていくための第一歩として、よいレポートを書けるようになることはとても重要です。



沖縄国際大学図書館ではこうした学生の皆さんのニーズにこたえるために「レポートライティングサポート」(レポート作成＋文献検索)というサービスを毎年7月と1月に集中開催しています。
このサポートに図書館情報学ゼミに所属する4年生の代表2名が文献検索の支援者として参加し、図書館機能を活用した文献の探し方をレクチャーしてくれています。

レポートの評価を高めるためには多様な資料が必要になりますが、タイトル検索だけではなかなかぴったりの資料は見つかりません。卒論の資料収集となると、図書以外にも、新聞記事や雑誌記事、学術論文など、さらに多様な情報源を参照する必要があります。
今回、相談にきた学生さんもただいま4年生、ということで、卒論の資料収集の真っ最中でした。支援者の学生さんといろいろと相談しながら検索をする中で、新しいキーワードを思いついたり、調べる範囲を図書から雑誌記事、新聞記事、雑誌論文へと広げて行く中で、思いがけない資料をたくさん入手することができたようです。

前期のレポートライティングサポートは沖縄国際大学図書館にて8月上旬まで開催しています。司書課程の4年生の実習も兼ねていますので、在学生のみなさん、ぜひ利用してあげてくださいね。