【日本文化学科が生まれ変わる! 2026年4月「琉球沖縄文化コース」がスタートします!】
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日本文化学科には、「日本文化コース」「琉球文化コース」「多文化間コミュニケーションコース」の3コースが設置され、1・2年生の間は、3つのコースの基礎科目をしっかり学び、3年生になると、3つのコースから1つを選んで、研究室に所属して、さらに専門的な知識を身に着けていきます。
「琉球文化コース」は2026年4月から「琉球沖縄文コース」として新たに生まれ変わり、コースの内容もさらに充実することになります。受験生向けに、2年生の仲よし3人組が、コース担当の3人の先生(下地先生、西岡先生、我部先生)の研究室に行って取材をしてきてくれましたので、こちらでレポートを紹介します。
どんな楽しい学びが詰まっているか、大学選びのぜひ参考にしてみてくださいね。

――― (コンコン)こんにちは。琉球文化コースの先生方に取材に来ました。
先生たち こんにちは。ようこそ研究室へ。

――― さっそくですが、来年4月から、日本文化学科に「琉球沖縄文化コース」が新しく設置されると聞きました。「琉球文化コース」の中に「沖縄」という言葉が入ることでどんなふうに学びが広がるのでしょうか?
我部先生 「琉球文化」というと、組踊や琉歌、琉球語といった昔からある伝統的な文化をイメージする人が多いと思います。でも実は、これまでの「琉球文化コース」でも、沖縄ポップスやウチナーヤマトゥグチと呼ばれる沖縄的共通語など、現在進行形で生まれている表現も学びの対象となっていました。伝統的な文化への探究も今まで通り大事にしつつ、現代の沖縄文化も学ぶことができる!、という点がしっかり伝わるように、来年4月からコースの名称を「琉球沖縄文化コース」に変更することになったんですよ。
――― なるほど。「琉球文化」と言っても、その範囲は広いんですね。
西岡先生 コース名に「沖縄」が加わることで、現代沖縄の文化も学べるということが伝わりますし、さらに、〈伝統的な文化の学びを基盤としつつ、それを今の沖縄の文化と結びつけてより多角的に理解する〉という、学びの方向性と広がりもがりも分かりやすくなります。コース名変更に合わせて、科目もより充実したものになる予定です。

―――私たちのような若い世代が「沖縄」を学ぶことにはどんな意味がありますか?
下地先生 「グローカル(glocal)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。グローバル(global:地球規模の)とローカル(local:地域的な)を合わせた造語で、「地球規模の視点で考え、地域で行動すること」のように定義されています。実は今、社会に求められているのはこのような「グローカル」な企業や人物なんです。グローバル化が進む中で世界とつながるためには、まず自分の足元にある文化への理解が不可欠です。芸能、言語といった沖縄の文化を学ぶことで、地域の独自性を知り、発信する力が育まれると私たちは考えています。。
――― 最後に受験生へのメッセージがあれば、よろしくお願いします。
西岡先生 ちゅーをぅがなびら(今日拝なびら)。これは沖縄語の「こんにちは」なんですが、首里城(再建中)のある首里で使われている丁寧なあいさつ言葉です。しまくとぅば(島言葉)は、琉球沖縄で使われてきた固有の言葉で、先人たちの思いや知恵がいっぱい詰まっています。しまくとぅばを学んで、うちなー(沖縄)のチムグクルを実感してみましょう。
ーーー先生方、本日はありがとうございました。琉球沖縄文化コースのことがよくわかりました。受験生の皆さんもぜひ日本文化学科で一緒に、私たちが暮らす「沖縄」について見つめ直してみませんか?
「琉球文化コース」は2026年4月から「琉球沖縄文コース」として新たに生まれ変わり、コースの内容もさらに充実することになります。受験生向けに、2年生の仲よし3人組が、コース担当の3人の先生(下地先生、西岡先生、我部先生)の研究室に行って取材をしてきてくれましたので、こちらでレポートを紹介します。
どんな楽しい学びが詰まっているか、大学選びのぜひ参考にしてみてくださいね。
――― (コンコン)こんにちは。琉球文化コースの先生方に取材に来ました。
先生たち こんにちは。ようこそ研究室へ。
――― さっそくですが、来年4月から、日本文化学科に「琉球沖縄文化コース」が新しく設置されると聞きました。「琉球文化コース」の中に「沖縄」という言葉が入ることでどんなふうに学びが広がるのでしょうか?
我部先生 「琉球文化」というと、組踊や琉歌、琉球語といった昔からある伝統的な文化をイメージする人が多いと思います。でも実は、これまでの「琉球文化コース」でも、沖縄ポップスやウチナーヤマトゥグチと呼ばれる沖縄的共通語など、現在進行形で生まれている表現も学びの対象となっていました。伝統的な文化への探究も今まで通り大事にしつつ、現代の沖縄文化も学ぶことができる!、という点がしっかり伝わるように、来年4月からコースの名称を「琉球沖縄文化コース」に変更することになったんですよ。
――― なるほど。「琉球文化」と言っても、その範囲は広いんですね。
西岡先生 コース名に「沖縄」が加わることで、現代沖縄の文化も学べるということが伝わりますし、さらに、〈伝統的な文化の学びを基盤としつつ、それを今の沖縄の文化と結びつけてより多角的に理解する〉という、学びの方向性と広がりもがりも分かりやすくなります。コース名変更に合わせて、科目もより充実したものになる予定です。
―――私たちのような若い世代が「沖縄」を学ぶことにはどんな意味がありますか?
下地先生 「グローカル(glocal)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。グローバル(global:地球規模の)とローカル(local:地域的な)を合わせた造語で、「地球規模の視点で考え、地域で行動すること」のように定義されています。実は今、社会に求められているのはこのような「グローカル」な企業や人物なんです。グローバル化が進む中で世界とつながるためには、まず自分の足元にある文化への理解が不可欠です。芸能、言語といった沖縄の文化を学ぶことで、地域の独自性を知り、発信する力が育まれると私たちは考えています。。
――― 最後に受験生へのメッセージがあれば、よろしくお願いします。
西岡先生 ちゅーをぅがなびら(今日拝なびら)。これは沖縄語の「こんにちは」なんですが、首里城(再建中)のある首里で使われている丁寧なあいさつ言葉です。しまくとぅば(島言葉)は、琉球沖縄で使われてきた固有の言葉で、先人たちの思いや知恵がいっぱい詰まっています。しまくとぅばを学んで、うちなー(沖縄)のチムグクルを実感してみましょう。
ーーー先生方、本日はありがとうございました。琉球沖縄文化コースのことがよくわかりました。受験生の皆さんもぜひ日本文化学科で一緒に、私たちが暮らす「沖縄」について見つめ直してみませんか?